建築模型といえば「白(スタディ模型)」が一般的ですが、卒業制作やコンペ、クライアントへの最終プレゼンにおいて、あえて「黒(ブラックモデル)」を選ぶケースが増えています。
黒い模型は、建物の「ボリューム感(マッス)」を強調し、空間に「高級感・モダン・静寂」といった特別な印象を与えます。
今回は、設計事務所や美大生が実践している、黒スチレンボードを使った効果的な表現手法と、用途別の資材の選び方をご紹介します。
なぜ「黒」なのか?表現の幅を広げる3つの効果
1. ラグジュアリーな内装・夜景表現
バー、ホテル、高級ブティックなどの内装模型において、白では表現しきれない「暗さ」や「重厚感」を表現できます。
また、模型内部にLEDを仕込む場合、白いボードだと光が透けてしまいますが、黒いボードは遮光性が高いため、窓から漏れる光だけを美しく演出する「夜景模型」に最適です。
2. 周辺敷地(コンテクスト)としての「黒」
計画建物(メイン)を白で作る場合、周辺の建物や敷地(コンテクスト)をあえて全て「黒」で作る手法があります。
これにより、計画建物だけが白く浮き上がり、視線を一点に集中させることができます。
3. 断面まで美しい「芯黒(しんくろ)」
市販の安価な黒ボードは「白いスチレンに黒い紙を貼っただけ」のものが多く、カットすると断面の白さが目立って興ざめしてしまいます。
弊社のブラックボードは、表面の紙だけでなく芯材(発泡スチロール)まで真っ黒です。
45度カットや断面が見えるデザインでも、修正ペンで塗りつぶす必要がなく、切りっぱなしで美しい仕上がりになります。
用途で使い分ける!黒スチレンボード3つの仕様
「壁を作りたい」「テクスチャを貼りたい」「ブロックを積みたい」。
作業内容に合わせて、最適な仕様を選んでください。
糊がついていない基本タイプです。スプレー糊を使って図面を貼り、切り出して組み立てます。
建築模型の壁面、床スラブ、屋根など、メインの構造体を作るならこれです。
片面に粘着剤がついています。ボードの上に、木目調の紙や石目調のシートを貼り付けたい時に便利です。
「ボード自体がシールになる」ので、簡単かつ均一に素材をマウントできます。
両面がシールになっています。等高線(コンタ)模型のようにボードを何層も重ねる場合や、
模型をベース(敷地)にガッチリ固定したい場合に、接着剤いらずで作業スピードが格段に上がります。
「黒」を使いこなして、プレゼンに差をつける
黒い模型は、光の当たり方で表情を変えるドラマチックな表現手法です。
コンペでのインパクト重視や、こだわり抜いた内装デザインの提案に、ぜひトレードサインの「芯黒」スチレンボードをご活用ください。












