立体文字看板とは?
看板製作・施工全国ご対応『キュービック大阪』です!
今回はご依頼をいただくことが多い立体文字看板についてご紹介させていただきます^^
立体文字看板とは、文字やロゴを「立体的」に表現した看板全般を指します。
通常のフラットな看板(平看板)とは異なり、文字自体が厚みを持ったり、浮き上がっているように見えるのが特徴です。
素材や加工方法によってさまざまな種類が存在し、ステンレスやアクリルなどを使って、文字を切り抜いたり箱状に加工したりします。
立体文字看板は、店舗やビルの壁面、ファサード、屋内の装飾など、幅広く使用されておりまして実際に弊社でもご依頼の多い看板となっております^^
企業のコーポレートロゴや店舗のロゴマーク、施設名のサインなど、
『ブランドイメージを全方位で印象付けたい』
『高級感や存在感を出したい』
といったニーズには非常に最適な看板となっております!
立体文字看板のメリットや事例などまとめましたので、ぜひご覧くださいませ^^
立体文字看板が選ばれる理由(メリット)
立体文字看板が注目される代表的なメリットとしましては主に下記が挙げられます↓
視認性が高い
文字に奥行きがあるため、光の当たり具合によって陰影が付き、平面の看板よりも視線を引きつけます。また、光が文字の側面や背面にまわり込むことで、昼夜問わず立体感を強調することが可能です。
高級感・存在感
ステンレスや鏡面仕上げ、メタリック塗装などを施した立体文字は、見た目の質感が一気に上がるため、高級感や洗練された印象を与えます。大手企業の本社ビル入口やホテル、ブティックなど、ブランディング戦略の一環として採用されるケースが増えています。
デザインの自由度
文字の厚みや形状、色の塗り方などを細かくカスタマイズできます。特に箱文字やチャンネル文字では、内部にLED照明を仕込むことで夜間に光らせる演出が可能になり、よりインパクトを与えられます。
耐久性・メンテナンス性
素材によっては耐候性が高く、屋外でも長期間の使用が期待できます。また、汚れた場合には表面を拭いたり洗浄するだけで比較的容易にメンテナンスが可能です。
屋内外問わず活用できる
ファサードや店舗正面だけでなく、ビルのエントランスやオフィスの受付、展示ブースなど、屋内の空間演出にも使えます。高級感のあるディスプレイとして、企業イメージ向上に一役買います。
立体文字看板の代表的な種類紹介
立体文字看板と一口にいっても、選ぶ素材や製法によって見え方や耐久性が変わります。
ここでは代表的な8つの種類をピックアップして特徴を解説します。
ステンレス箱文字
ステンレス箱文字とは、ステンレス素材で文字の側面や裏面を箱状に成形した立体文字のことです。
箱文字の中でも特にステンレスは錆びにくく、光沢が長期間維持されやすいのが特徴です。
高級感を重視したい場合によく選ばれ、外壁への取り付けや、屋内のロゴ立体化にも使われます。
【主なメリット】
・錆や腐食に強く、屋外での長期使用に向く
・鏡面仕上げやヘアライン仕上げなどで表情を変えられ、意匠性が高い
・箱文字にLEDを内蔵すれば、夜間でも発光させて視認性アップが可能
【注意点】
・製作コストは比較的高め
・鏡面仕上げの場合、指紋や汚れが目立ちやすいので定期的な清掃が必要
チャンネル文字
チャンネル文字とは、アルミやステンレスなどの金属素材を枠状に曲げ、表面(キャップ)にはアクリルをはめ込んで成形した文字のことを指します。箱文字の一種ですが、文字の正面にアクリルを使用し、内部にLEDを仕込むことで文字全体が光る仕様が一般的です。
マクドナルドやスターバックスなど、世界的なチェーン店の外観看板でも多用されており、夜間の視認性が抜群に高い看板として知られています。
【主なメリット】
・内照式が主なので、暗くなってからの集客効果やアピール力が大きい
・アルミ製のチャンネル文字は軽量かつ錆にくい
・文字の形状によっては、正面発光、側面発光、バックライト発光など多彩な表現が可能
【注意点】
・内部にLEDや電装を組み込む必要があるため、製作工程がやや複雑
・電飾設備や配線が必要になるので、設置やメンテナンス費用がかさむ場合も
カルプ文字
カルプ文字は、カルプ(発泡ポリウレタン)という素材を使った立体文字です。
カルプ材は軽量で加工がしやすいため、大型の文字でも取り付けやすいのが特長。また、表面や側面に塗装やシート貼りをすることで、自由な色合いや仕上がりを実現できます。
【主なメリット】
・とにかく軽いので、大型文字を壁面に取り付けても建物への負担が少ない
・比較的コストを抑えながら立体感を出せる
・塗装仕上げでさまざまな色や質感が楽しめる
【注意点】
・金属製の看板と比べると傷がつきやすい、強度が低い
・経年劣化で塗装が剥がれたり、変色する可能性がある
・衝撃に弱いため、人が触れやすい場所やぶつかりやすい場所は注意が必要
ステンレス切文字
ステンレス切文字は、ステンレス板をレーザーカットや水 jet(ウォータージェット)などで切り抜き、文字やロゴを作る方法です
箱文字のような「厚みのある箱構造」ではなく、1枚のプレートを切り抜いた立体感がやや薄い形状となりますが、板厚を変えることで厚みをもたせ、立体感を出すことも可能です。
【主なメリット】
・錆に強く、屋外への長期設置でも安心
・薄い板から厚い板まで、好みや設計用途に応じて選択できる
・ヘアライン仕上げ、鏡面仕上げなど質感を自由にアレンジでき、高級感が出しやすい
【注意点】
・板厚が薄いと、正面からは見やすいが、側面からのボリューム感は出にくい
・切文字のエッジ部分が鋭利になる場合があり、設置場所や仕上げに注意が必要
アクリル切文字
アクリル切文字とは、透明や色付きのアクリル板をレーザーカットで文字やロゴ形状に切り抜いたものです。
アクリル特有の光沢感や透明感があり、スタイリッシュな見た目を演出できます。
裏面に塗装や印刷をする「裏面加工」を行うことで、文字表面をフラットに保ちつつカラーリングを表現することも可能です。
【主なメリット】
・透明感のある美しい仕上がりで、看板に軽やかな印象を与えられる
・屋内外を問わず使いやすく、多様な色・厚みが選べる
・切り文字を貼り合わせて厚みをつけるなど、加工バリエーションが豊富
【注意点】
・衝撃に弱い場合があり、落下や搬送時の扱いに注意が必要
・表面に傷がつきやすいので、屋外で使用する場合、経年劣化に配慮する
・厚みを持たせるとコストや加工時間が増える
MDF切文字
MDF(Medium Density Fiberboard)は、木材繊維を圧縮成形して作られた板材です。
アクリルや金属に比べて加工がしやすく、塗装のノリも良いため、屋内のサインやディスプレイでよく利用されます。木の温かみを活かしたナチュラルな雰囲気を出したいときにも使いやすいです。
【主なメリット】
・加工の自由度が高く、複雑な形状や細かなサイズも作りやすい
・コストが比較的安価で、予算を抑えたい場合に有効
・表面に木目調のシートや塗装を施し、質感を工夫できる
【注意点】
・屋外環境には不向き(湿気や雨で劣化しやすい)
・水に弱く、吸水すると変形や強度低下のリスクあり
・耐久性は金属系や樹脂系と比べると劣るため、長期使用する場合には追加加工が必要
カッティング文字
カッティング文字は、カッティングシート(粘着シート)を文字やロゴの形状に切り抜いたものを貼り付ける方法です。
厳密には「立体」ではなく平面的な文字が多いのですが、シートを厚手の塩ビ素材などで重ね貼りしたり、取り付け方によっては若干の立体感を演出する場合もあります。
リーズナブルに看板やウィンドウサインとして使うケースが多く、色数やデザイン部分を幅広く表現できます。
【主なメリット】
・シートを切り抜くだけなので、比較的安価で製作時間も短い
・貼り替えや修正が手軽で、イベントや期間限定キャンペーンに活用しやすい
・屋外用の耐候性の高いシートを使えば、数年程度は十分持つ
【注意点】
・本来の厚みはほぼゼロなので、立体文字と比べるとインパクトは小さめ
・長期間使用すると、シートの劣化や剥がれが生じる
・取り付け面の材質や形状によっては気泡が入りやすい
アルミ複合板切文字
アルミ複合板は、アルミ板と樹脂(ポリエチレン)をサンドイッチ状に貼り合わせた素材で、看板製作では非常にポピュラーです。アルミ複合板切文字は、アクリルより硬度が高く、軽量かつ丈夫で、屋外への設置にも向いています。板厚は3mm程度が一般的で、比較的安価に立体文字の厚みを演出できるのが特長です。
【主なメリット】
・軽量で扱いやすく、設置負担が少ない
・アクリルやステンレスに比べ安価なので、コストを抑えられる
・塗装やシート貼りなどで多彩な仕上げが可能
【注意点】
・金属の質感を出すには別仕上げが必要(そのままではエッジなどに樹脂層が見える場合がある)
・衝撃にはそこそこ強いが、過度な負荷には弱い部分も
・3mm厚の切文字では、真正面から見ると立体感はある程度にとどまる
立体文字看板のデザイン・製作工程
立体文字看板をオーダーする際は、以下の工程を経ることが一般的です。
(1) ヒアリング・現地調査
・どこに、どんな雰囲気で立体文字看板を設置したいかを明確化
・設置場所の壁面素材や寸法、周辺環境(日光や雨風の具合)を調査
まずは設置のご希望場所のお写真をいただきますと、そちらをもとに最適なご提案ができます!
(2) デザイン提案・お見積り
・ロゴや書体、カラー、サイズを踏まえたイメージデザインを作成
ご予算に合わせた素材・加工方法ご提案させていただきます!
(3) 製作・加工
・切文字・箱文字などの製作が始まり、同時に塗装や電飾(LEDなど)の組み込みも行う
・必要に応じて仕上げ(鏡面仕上げ・ヘアライン仕上げなど)処理を施す
(4) 取付準備
・看板には金具やスペーサー、両面テープなど多岐にわたる取付方法があり、看板の重量や設置面に合わせて選定
・ビス留めや穴あけが必要な場合は建物オーナーや管理者の許可を得る
(5) 設置・施工
・足場を組んだり高所作業車を使うなど、安全に注意しながら取り付け作業を行う
・発光看板の場合は電源工事や配線の接続を行い、点灯確認を実施
(6) 最終チェック
・仕上がりや光の当たり具合、色や文字の誤植などを最終確認
・問題があれば即時修正し、完了となる
コストと価格帯の目安
立体文字看板の価格帯は、看板へ使用する素材・文字数・サイズ・看板照明の有無・看板デザインの複雑さなど、さまざまな要因によって変動します。
一般的な目安としましては下記が立体文字看板のそれぞれの費用相場となります。
ステンレス箱文字
小~中サイズで1文字あたり数千円~数万円程度。仕上げや照明によって変動が大きい。
チャンネル文字(LED内蔵)
LEDの種類や文字の大きさにもよりますが、1文字あたり1~5万円以上になることも。電飾設備が複雑ほど高額。
カルプ文字
コストを抑えられる素材で、小~中サイズなら1文字数千円から。仕上げや塗装の有無で増減。
ステンレス切文字
板厚や仕上げによって1文字数千円~数万円。厚みがあるほど高額。
アクリル切文字
サイズや板厚、色数で変動。小~中サイズなら1文字数千円~。
MDF切文字
屋内向けなら比較的安価。サイズや塗装次第で数百円~数千円単位で製作可能。
カッティング文字
シート代とカット代のみで済むため、他の立体文字より安いが、文字数とサイズに応じてコスト増。
アルミ複合板切文字
アクリルよりもやや安価な場合が多く、1文字数千円~が目安。
施工費用やデザイン料、足場の設置費用なども別途考慮する必要があります。複数の看板業者に見積りを依頼し、比較検討することで適正価格を把握することが大切です。
立体文字看板の設置・施工・許認可のポイント
立体文字看板を設置するにあたり、以下の点に注意しましょう。
自治体の条例・屋外広告物許可
・屋外看板を設置する場合、屋外広告物法や自治体の条例に基づく許可申請が必要になる場合があります。
・看板の大きさや設置場所によって異なるため、事前に行政や看板会社に確認を。
ビルや建物の管理規約
・ビル所有者や管理組合との契約で、看板設置ルールが定められていることが多いです。
・穴開け、ビス留め、電源確保などの条件を必ずチェックしましょう。
設置場所の安全性
・高所に取り付ける場合は、落下防止策や足場の確保が必須です。
・強風や災害時に外れてしまわないよう、施工業者にしっかり相談・確認を行いましょう。
電源工事
・LED看板やチャンネル文字など光らせる場合は、電気配線が必要です。
・電気工事士の資格を持つ業者や専門の工事会社が施工するのが一般的です。
立体文字看板のそれぞれのメンテナンスと長持ちのコツ
立体文字看板を長く美しい状態で維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。素材ごとに気をつけるポイントを押さえておきましょう。
ステンレス製品
錆びにくいとはいえ、潮風や排気ガスなど環境によっては汚れが付着します。定期的に拭き取りをすることで光沢を維持。
アクリル・カルプ
紫外線による色あせや変色に注意。洗浄の際はアルコール系溶剤は避け、中性洗剤で優しく洗い流すのが基本。
金属系箱文字(チャンネル文字など)
LEDや電装部分が故障しないか、配線の断線や水の侵入がないか定期的にチェック。
MDF(木質系)
屋外使用には不向きだが、屋内でも湿気が多い環境は避ける。表面保護や再塗装の検討も視野に。
カッティングシート
剥がれや汚れを放置すると見栄えが悪くなるので、剥がれ始めた部分があれば早めに補修。
看板は企業や店舗の「顔」です。破損や汚れが顕著なまま放置すればイメージダウンに直結するため、早め早めのケアがポイントです。
立体文字看板に関するよくある質問
Q. 立体文字看板でLED照明を使いたいのですが、初期費用や光熱費は高くなりますか?
A. かつてはネオン管が主流でしたが、現在はLEDが主流で省エネかつ長寿命です。
初期費用は若干増える場合がありますが、電気代やメンテナンスが抑えられるため、長期的にはコストメリットが大きいです。
Q. 屋外でカルプ文字を使いたいのですが、大丈夫でしょうか?
A. カルプ文字は屋外にも取り付け可能ですが、強い衝撃や長期的な雨風によって劣化しやすいです。
撥水やUVカットを施すなど事前の対策をしっかり行い、定期的なメンテナンスを行うことが望ましいでしょう。
弊社ではカルプ文字表面へ屋外看板の材料として使用される耐水性のあるアルミ複合板を貼り、側面へ塗装をすることで長期間屋外でもご使用可能なカルプ文字の加工も行っております!
Q. 看板設置には許可が必要ですか?
A. 屋外広告物法や自治体の条例により、看板のサイズや高さ、設置場所によっては許可申請が必要です。
特に大きな看板や道路沿いの看板は注意が必要なので、事前に確認しておきましょう。
こういった点も弊社へお気軽にご相談いただきましたらと思います^^
Q. 文字だけでなくロゴマークも立体にしたいのですが、可能ですか?
A. もちろん可能です。ロゴの曲線や複雑な形状も、レーザーカットや3D加工技術で立体化できます。
ただし加工が難しくなるほどコストは上がる場合があります。
下記のお客様はカルプ文字でロゴを製作させていただいております↓
カルプ文字ですとカラフルなロゴマークも立体的に表現が可能です^^
ロゴマークを看板として掲げたい場合には最適な看板となりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ!
Q. 看板の交換時期はどれくらいですか?
A. 素材や設置環境によりますが、ステンレスやアルミなどの金属製は10年程度、カルプやアクリルでも5~8年ほどが一つの目安となります。定期的なメンテナンスや部品交換を行うことで寿命を延ばしやすくなります。
まとめ
立体文字看板もぜひお任せください!
立体文字看板は、平面的な看板にはない「存在感」「高級感」「視認性」の高さが大きな魅力です。
特に以下の種類や素材を知っておくことで、目的や予算、デザインイメージに合わせた最適な看板の選定が可能となります。
■ステンレス箱文字
→錆びにくく、高級感と耐久性に優れる
■チャンネル文字
→LED内蔵で夜間の視認性抜群、グローバルブランドでも多数採用
■カルプ文字
→軽量で大型でも扱いやすく、低コストで立体感を表現
■ステンレス切文字
→板厚によって重厚感を調整。屋外使用にも安心
■アクリル切文字
→透明感や色彩を活かし、スタイリッシュな演出が得意
■MDF切文字
→温かみのある木質感。屋内ディスプレイで人気
■カッティング文字
→平面シートだが、手軽に導入可能
■アルミ複合板切文字
→軽量かつ安価。塗装やシート貼りで多彩にアレンジ
それぞれの素材には一長一短があるため、設置環境やブランドイメージを踏まえながら最適な選択をすることが大切です。
キュービック大阪ではこれら全ての立体文字看板を製作から設置施工まで全国ご対応が可能です!
お客様のご希望にあった最適な素材でご希望サイズ・形状にて立体文字看板を製作させていただきます。
メンテナンスも含めトータルにご対応が可能ですので、ぜひお気軽にご相談くださいませ^^
また、カルプ文字などは屋外であれば両面テープで簡単に貼り付けも可能ですので、看板製作のみでのご対応も大歓迎です!
看板のことならぜひキュービック大阪へお任せくださいませ!