看板製作・施工全国ご対応『キュービック大阪』です!
今回は看板製作の現場で活用される
『看板製作機械の種類』
についてどのような機械があるか?
それぞれ看板製作でどのような役割を担っているか?
などをざっとまとめてみました^^
近年は印刷技術の発展に伴い、従来から使用されてきた溶剤系プリンターだけでなく、UV硬化型インクジェットプリンターなど、新しい機器が数多く導入されています。
さらに、加工工程を支えるNCルーターやカッティングプロッター、ラミネート加工機など、『看板』を完成させるために重要な役割を担う機械が多数存在します。
弊社ではそうした様々な製作機械を稼働させ数多くの看板を製作しております。
そして看板製作以外にも、弊社は元々は看板製作材料の総合商社として1990年に設立をしましたので、現在も大型インクジェットプリンターなどを全国の我々と同じ看板屋さんや印刷会社様などへ日々販売も行っております!
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看板製作と機械の関係
看板製作は、「デザイン → 印刷 → 加工 → 仕上げ(組み立て・取り付け)」といった一連の工程で成り立っています。
このうち、印刷や加工の 工程を支えているのがさまざまな専用機械です。
看板製作では、屋外に設置されるケースがほとんどのため、耐候性・耐水性の高いインクジェットプリンターや、紫外線で定着するUVプリンターなどが活躍しています。
また、カッティングプロッターやNCルーター加工機によって文字やロゴを切り抜き、立体的なサインをつくる、あるいは金属や木材から複雑な形状を切り出すなど、目的やデザインに応じた多種多様な機械が必要になります。
このように「看板製作 機械の種類」を理解することは、看板を効率的に製作し、期待どおりの仕上がりを実現するうえで非常に重要です。
溶剤インクジェットプリンター
安定した印刷が可能な看板の王道
まずは、従来から看板業界でも使われている代表的な印刷機として「溶剤インクジェットプリンター」を紹介します。
溶剤系インク(ソルベントインク)を用いて出力するのが特徴で、溶剤インクが素材の表面・内部に浸透・密着することで、屋外耐候性の高いアウトプットを得られます。
■どのような機械か
溶剤インクジェットプリンターとは、塩ビシートなどのメディアに対して溶剤インクを吹き付け、溶剤の成分がシート表面を“溶かしながら”インクを染み込ませる仕組みを持つ印刷機です。
これにより、摩擦や雨・紫外線などの環境ダメージに強い出力物が得られます。
■看板製作での主な役立ちどころ
・屋外広告、横断幕、車両ラッピングなど、耐候性を求められるシート印刷
・大判サイズの出力が可能で、幅2~3m程度まで対応できる機種も存在
・比較的インクコストが安価に抑えられる
弊社でも多数のインクジェットプリンターを稼働させ、数多くの看板製作を行っております!
■人気メーカーやモデル名
溶剤系プリンターでは、Roland DG(ローランド ディー.ジー.)、Mimaki(ミマキ)、Mutoh(武藤工業)といった日本メーカーが非常に有名です。海外メーカーではEpson(エプソン)やHP(ヒューレット・パッカード)なども実績があります。
看板製作において人気のモデルとしては、
・Roland DG「TrueVIS」シリーズ
・Mimaki「JV」シリーズ
・Mutoh「ValueJet」シリーズ
などが挙げられます。
■価格相場
溶剤インクジェットプリンターは、機種や印刷幅によりますが、小~中型モデルで2~3百万円程度、大型モデルになると500万円以上する場合もあります。
メンテナンス契約や消耗品(インク代)も含め、ランニングコストにも留意が必要です。
ソルベントインクジェットプリンター
耐候性に優れた高発色
「先ほどの溶剤インクと何が違うの?」
と思われるかもしれませんが、実は看板業界で使われる「溶剤系インクジェットプリンター」は、広義には「ソルベントインクジェットプリンター」とほぼ同義です。
溶剤系インクには、いくつか強溶剤・弱溶剤(ライトソルベントなど)といったカテゴリが存在しますので、区別して説明します。
■どのような機械か
ソルベントインクジェットプリンターは、強力な溶剤インクを用いて塩ビメディアなどに直接プリントし、インクを素材に浸透・定着させます。強溶剤の場合、より耐候性や耐摩耗性が高くなりますが、やや毒性が強く、溶剤の臭いもきついことがあるため、排気や換気設備が必要です。
逆に弱溶剤(エコソルベントとも呼ばれる)では環境負荷や臭いを軽減しつつ、充分な耐候性を確保できるのがメリットです。
■看板製作での主な役立ちどころ
・屋外向けの長期使用が求められるメディア印刷に最適
・鮮やかな発色と高い耐水性で、雨風や汚れに強い看板を作れる
・ラミネート処理を施せば、さらに性能が向上
■人気メーカーやモデル名
上記の溶剤インクと同じく、Roland DG、Mimaki、Mutohなどが中心的存在です。
各社が「エコソル」など呼称を付けて販売しているインクは、弱溶剤系として人気が高いです。
価格相場
強溶剤・弱溶剤どちらも、機種や幅によりますが、一般的には200万円~600万円程度が目安です。
強溶剤の場合は排気などの設備投資も視野に入れておく必要があります。
UVインクジェットプリンター(Mimaki UCJV-300)
硬化技術が生む時短と高品質
次は、近年看板業界の主力ともいえる「UVインクジェットプリンター」です。紫外線(UV)を照射してインクを即時硬化させる仕組みを採用しており、幅広い素材に直接プリントできる点が特長です。とりわけMimaki製の「UCJV-300」シリーズは人気が高く、効率的かつ高品質な出力を実現してくれます。
■どのような機械か
UVインクジェットプリンターは、インクを噴射すると同時にUVランプを照射し、インクを瞬時に硬化させます。これにより、溶剤の浸透を待つ必要がなく、余分な乾燥時間を大幅に削減。一方で、素材自体を傷めずに印刷できるため、多様なメディアへのダイレクトプリントが可能です。
■看板製作での主な役立ちどころ
・吸収の悪いPP素材やPET素材、アクリル板などにも直接出力できる
・印刷面が乾燥を待たずに仕上がるため、その後の加工工程(カットやラミネートなど)がスピーディに行える
・鮮明な色表現が可能で、表面がベタつきにくい
■人気メーカーやモデル名
・Mimaki「UCJV-300」シリーズ
UV硬化型でロールtoロール印刷が得意。白インクやバーニッシュ(クリア)を駆使して多彩なデザインが表現可能。
・Roland DG「LEC2」シリーズ
ラベル・ステッカーや特殊メディアへの印刷にも使われている。
・EFI、HPなどの海外メーカーも大型UVプリンターを手掛ける。
■Mimaki UCJV-300の価格相場
UVプリンターは一般に高額で、数百万円~1000万円以上する機種も珍しくありません。
UCJV-300クラスであれば本体価格が500万~800万円程度になるケースが多く、オプションやサイズによって価格が変動します。
ラミネーター
看板面を保護し、長寿命化をサポート
インクジェットプリンターから出力したシートを、そのまま屋外看板として使う場合、耐候性を多少なりとも高めるためにラミネート加工を施すのが一般的です。そこで登場するのが「ラミネーター」です。
■どのような機械か
ラミネーターは、塩ビシートや紙などの表面に透明のフィルムを熱圧着、または粘着圧着する機械です。液晶タッチパネルで温度や圧力を調整しながら、シワや気泡ができないよう均一に貼り付けます。
■看板製作での主な役立ちどころ
・摩擦や汚れ、紫外線による色褪せから守る保護機能
・光沢感やマット感を付けたり、防滑性能を追加したりと、様々な仕上げに対応可能
・車両ラッピングや床シートなど、用途ごとに異なるラミネートフィルムを使い分け
下記のようなプレート看板もUVカット機能をもったラミネートフィルムで保護することで、より長くキレイな状態を維持させることが可能です!
■人気メーカーや名称
・FUJIPLA(フジプラ)
・GMP
・SEAL brand(アメリカ) など
看板用途に特化した業務用ラミネーターは、Roland DGやMimakiなどのプリンターメーカーからも案内されることがあります。
■価格相場
家庭用ラミネーターとは異なり、業務用は数十万円~200万円以上と幅があります。
大判サイズ(幅1.3m~1.6m程度)のラミネーターを導入すると100万円を超えるケースが多いです。
NCルーター加工機
複雑な形状加工を実現する万能工作機
看板製作では、単に平面的なシート印刷だけでなく、立体文字やアルミ複合板・アクリル板を切り抜いてサインを製作することがよくあります。そんな場面で活躍するのが「NCルーター加工機」です。
“コンピュータ数値制御(CNC)”によって刃物を正確に動かし、指定の形状に材料を切削してくれます。
■どのような機械か
NCルーターは、指定されたCADデータに基づき、スピンドルと呼ばれる回転刃をXYZ方向に制御して材料を切削・穴あけ・彫刻などを行います。木材、樹脂板、金属(アルミなど)に対応可能で、看板製作ではアクリル字や金属文字を作ったり、フレーム加工を行ったりする用途が多いです。
■看板製作での主な役立ちどころ
・複雑な曲線や文字形状も高精度に切り出し可能
・メインビジュアルを立体化したいときに便利
・仕上がりが美しく、大量生産にも対応できる
看板製作で必須な切文字などもルーターカットでキレイに製作が可能です!
■人気メーカーや機種
・Roland DG「MODELA」シリーズ(小型)
・Mimaki「CFR」シリーズ
・ShopBot(海外ブランド)
・MultiCAM(海外) など
業務用の大型NCルーターはヤマザキマザックやファナックなどの工作機械メーカーが提供している場合も。
■価格相場
サイズや切削能力により大きく違います。
卓上型の小型NCルーターなら100万円前後~、大型で厚みのある金属を扱えるタイプだと1000万円を超えることもあります。
カッティングプロッター
文字やロゴの切り抜きに必須
「看板製作 機械の種類」を語る上で欠かせないのが「カッティングプロッター」です。
これは主にシート素材(塩ビシートやカッティング用フィルムなど)を正確に切り抜くための機械です。
■どのような機械か
カッティングプロッターは、ロール状のフィルムをセットし、刃がXY方向に移動して指定の輪郭通りに切り込みを入れます。看板用文字やステッカー、ウィンドウグラフィックなど、単純な文字から複雑なイラストまで幅広いカットに対応できます。
■看板製作での主な役立ちどころ
・店舗看板やガラス面への文字貼り付けにも活用
・屋外耐候性を重視するカッティングシートを使うことで、印刷物よりも長期的に色褪せしにくい施策が可能
・貼り直しや部分修正が簡単
■人気メーカーやモデル名
・Graphtec(グラフテック)
・Roland DG「CAMM-1」シリーズ
・Mimaki「CG」シリーズ
などが業界ではよく使われます。幅60cm程度の中~小型機から1.2~1.6m幅の大判機までバリエーションが豊富です。
■価格相場
小型の個人向けモデルだと10~30万円程度、大判業務用モデルで50~150万円程度が一般的です。
速度やカット精度、対応幅によって価格が上下します。
パネルソー
大判パネルの切断をスピーディ・正確に
アルミ複合板やアクリル板、木材など大判のパネル素材を看板サイズに合わせて切断する際、パネルソー(縦型パネルソー)が多用されます。NCルーターと異なり、まっすぐ切る(直線カット)がメインとなりますが、速く・正確に作業できる利点があります。
■どのような機械か
パネルソーは、縦型に立てた状態の大判パネルを固定し、回転する丸ノコを上下に動かして素材をスライスしていく機械です。
手動型・自動型があり、横切りと縦切りの切り替え、切断寸法の調整が簡単に可能です。
■看板製作での主な役立ちどころ
・塩ビ板、アルミ複合板、アクリル板など大判素材の寸法合わせに最適
・直線カットだけならNCルーターより高速かつ安定性が高い
・仕上がりの切断面にバリが少ない
弊社では様々な業種のお客様よりアルミ複合板のカットのご依頼などもいただけております。
下記のような大量枚数のアルミ複合板を直線カットする際にもパネルソーは大活躍しております!
■人気メーカーや名称
・HOLZ-HER(ドイツ)
・Striebig(スイス)
・イタリア製のPutsch Meniconi などが世界的に有名。国内でもマキタ(Makita)が木工用のパネルソーを取り扱っています。
■価格相場
手動型の縦型パネルソーでも100~300万円以上することがあり、大型自動型だと500万円~1000万円以上に達する場合があります。
加工幅・厚みによってスペックも異なり、費用も上昇しがちです。
フラットベッドアプリケーター
大判シートの貼り付けを美しく効率的に
最後に紹介するのは「フラットベッドアプリケーター」。大判の塩ビシートや印刷物をパネル基材(アルミ複合板など)に貼り付ける工程を、気泡やシワなくスムーズに行うための専用機械です。
■どのような機械か
フラットアプリケーターとも呼ばれるこの装置は、水平の作業台とローラーを備えており、シートとパネルをセットした後、ローラーを移動させることで均一の圧力・速度で貼り合わせます。
大きな作業台で確実にシートを貼るため、手貼りと比べて品質が安定します。
■看板製作での主な役立ちどころ
・大判パネルへの一枚貼り作業を短時間で仕上げ
・気泡や目立つシワが極小化され、高品質な看板面を提供できる
・作業者の技術に依存する部分を大幅に削減
■人気メーカーやモデル
・Lamidesk(チェコ)
・CWT worktools(スウェーデン)
・Rollsroller(スウェーデン)
国内だと機種数は少ないものの、工具・印刷機器販売店を通じて導入されるケースが増えています。
■価格相場
フラットベッドアプリケーターの価格は、机の大きさやローラーシステムの有無などで大きく変動し、300万円~600万円程度が一つの目安です。大型プラットフォームを備えた高機能モデルだと1000万円を超える場合もあります。
機械導入のポイント
価格相場と人気メーカー
ここで改めて、看板製作で使われる機械の価格相場と人気メーカーを総括すると以下のようになります。
■溶剤インクジェットプリンター、ソルベントインクジェットプリンター
→ 200~600万円。Roland DG、Mimaki、Mutohが定番。
■UVインクジェットプリンター(Mimaki UCJV-300 など)
→ 500~800万円以上。初期投資は高いが多用途に対応でき、生産性が高い。
■ラミネーター
→ 50~200万円程度が中心。国内外の各種メーカーが存在。
■NCルーター加工機
→ 小型卓上機で100万円前後~、大型業務用で1000万円以上になる場合も。
■カッティングプロッター
→ 小型で10~30万円、中~大型で50~150万円程度。Graphtecが人気。
■パネルソー
→ 100~1000万円以上。海外製が多い。
■フラットベッドアプリケーター
→ 300~600万円程度が中心帯。欧州・北米製が多く流通。
導入検討時には、機械のスペック(幅・精度・スピードなど)はもちろん、消耗品コストやメンテナンス体制、保守サポートの有無なども総合的に比較することが重要です。
看板製作企業は日々大量の出力と加工を行うため、故障によるダウンタイムがビジネスに大きな影響を及ぼします。長い目で見てサポートのしっかりしたメーカー・販売店を選ぶのが無難です。
そうした点でも弊社では自社での看板製作も非常に長く行っており、看板製作機械の販売も1990年設立以来継続して行っておりますので多くの知見がございます!
また、ミマキやローランドなどの各主要なメーカーとも高い信頼関係を構築しておりますので、ご安心いただける体制もしっかりと築いております^^
看板製作に最適な機械選びのコツ
どの機械も用途が少しずつ異なるため、一度にすべてを導入する必要はありません。
業務規模や受注内容に応じて、優先度の高い機種から導入し、外注や協力会社との連携でカバーする方法も一般的に行われています。
■ビジネスモデルに合った機械を選ぶ
小規模の看板製作会社は、まずカッティングプロッターや中型のソルベントインクジェットプリンターを導入するケースが多いです。
一方、大量生産を視野に入れるなら、大判UVプリンターやNCルーターまで揃えると受注幅が広がります。
■設置スペースの確認
インクジェットプリンターやパネルソー、フラットベッドアプリケーターなど、大型機械はある程度の作業スペースと搬入経路が必要です。導入前に必ずレイアウトと搬入経路を確認しましょう。
■周辺機器・換気設備
強溶剤インクを使う場合は換気設備、UVプリンターを置く場合は電力容量の確保、NCルーターでは集塵機の設置など、各機械に応じた環境整備が必須です。
■品質重視か速度重視か
高速生産が求められるのか、細部のクオリティを追求するのかによって最適な機械スペックは変わります。
導入直後だけでなく、将来の受注増加や事業拡張の可能性も考慮しておくと失敗が少ないです。
まとめ
看板製作も製作機会の販売もお任せください!
今回は「看板製作 機械の種類」というテーマで、看板業界で使用されている主な印刷・加工機器を詳しくご紹介しました。
溶剤インクジェットプリンターやソルベントインクジェットプリンターは、耐候性と安定した印刷性能が魅力です。
一方、UVインクジェットプリンター(例:Mimaki UCJV-300)は多用途かつ効率的で、新時代の看板製作において重要なポジションを担っています。
ラミネーターやカッティングプロッター、NCルーター加工機、パネルソー、フラットベッドアプリケーターなど、多彩な機械が組み合わさることで、アイデア豊富な看板は完成します。
弊社ではこうした様々な看板製作機械を自社での看板製作でも日々使用し、リアルな営業部では全国の看板屋さんや印刷会社様などへミマキやローランド・エプソンなどの主要なメーカーのインクジェットプリンターなど各種製作機械の販売も力を入れております!
看板製作のご相談はもちろん、そうした製作機械のご導入のご相談もぜひお気軽にいただけましたら幸いです!
よろしくお願いいたします!
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