ターポリンとは?耐用年数や劣化対策・保管方法も解説!

ターポリン

看板製作・施工全国ご対応『CUVIC OSAKA』です!
今回は応援幕や店頭幕・横断幕など幕の看板を製作する際の生地

『ターポリン』

の保管方法やお手入れ等についてまとめてみました。

ターポリンは、耐水性や耐久性に優れた素材として看板業界では非常に多く活用されております。
屋外広告やイベントの看板・キッチンカーに掲げられております幕も主にターポリンで製作がされております。
基本的には丈夫な幕となりますので、常時屋外への設置も可能な看板とはなりますが、適切なお手入れや保管方法を知らないと、劣化が早まる可能性もございます。

ターポリンの特性を最大限に活かすために推奨されております、主な劣化対策や保管方法などをまとめてみました!
ぜひご覧くださいませ!

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ターポリンの保管とお手入れでNGな行為

ターポリン

ターポリンの劣化を防ぐために、避けるべき代表的なNG行為をそれぞれまとめてみました!

特に、強い摩擦や洗濯機による洗浄は、ターポリンの寿命を大きく縮める要因となります。
誤った取り扱いが、簡単にその美しい状態を損なうことに繋がってしまいますので、注意が必要です。
また、例えば横断幕や応援幕など常時広げて使用されたないような場合、折りたたんで保管されるケースは多々あるかと思います。
そうした際にもターポリンの上へ重いものをのせてしまうといった行為は、ターポリンの寿命を短くする原因となります。

このような点に留意し、適切な形でターポリンを使用することで長くキレイにご使用いただけます^^

強い摩擦はターポリンを劣化させる!

ターポリンの表面には、インクがしっかりと定着しています。
しかし、強い摩擦がかかると、表面のインクが剥がれやすくなってしまいます。このため、ターポリンの汚れを落とす際には、柔らかい布を使い、優しく拭き取ることが重要です。

この際に無理にゴシゴシとこすり付けますと、インクが剥がれたり、目立つ傷がつく恐れがあります。日頃のお手入れにおいても、優しいタッチを心がけることが大切です。

ターポリンの洗濯機も劣化に繋がります!

ターポリンが汚れてしまった為、洗濯機やクリーニングでキレイにしよう!
…こういった行為は残念ながらターポリンの劣化に繋がってしまいます。

洗濯機の回転や強力な洗剤は、ターポリンの生地や印刷面に悪影響を与えることがあります。特に、仕上げ時に強い熱が加わると、ターポリン自体が変形する可能性も否定できません。あくまで汚れなどを落とす際には、水分を含ませたキレイな布で強い摩擦を与えないように優しくタッチする形でのお手入れが推奨となります。

折りたたんでのターポリンの保管も劣化に要注意

ターポリンを折りたたんでしまうと、印刷面同士が接触してインクが剥がれる可能性が高まります。
特に長期間保管する場合、折りたたみ方に工夫を凝らすことが重要です。

印刷面を内側に丸める形で保管することで、傷みを防ぐ効果が期待できます。
保管環境も大切で、温湿度の管理を徹底することで、ターポリンの劣化を抑えることができます。

ターポリンに限らずですが、インクで印刷をする看板は紫外線の影響でインクの色褪せなどの劣化が仕様上避けられません。
その為、ターポリンも使用されない際には直射日光が強く当たる場所への保管は避けるのが推奨となります。

重いものをのせての保管は避けるべき!

ターポリンの上に重いものが置かれると、その圧力によって生地が変形し、また印刷面も剥がれやすくなります。
特に長期間その状態が続くと、形状が歪み、元の状態に戻らなくなることも考えられます。ターポリンの保管の際には出来る限り適切なスペースを設け、他の物と接触しないように保管することが、ターポリンの劣化を遅らせるためには有効です。

ターポリン劣化の要因ブロッキングとは?

ブロッキングとは、特にターポリンを使用する際に注意を要する現象です。
ターポリンの印刷面が他の表面に接触した際に、インクが付着してしまう現象を指します。

この現象は、主に印刷された表面が重なったり、接触することで起こります。ブロッキングが発生しますと、インクが剥がれてしまったり、退色するなどにより視認性が低下することがあります。そのため、ターポリンを使用した製品の管理において、この現象への理解と対策が不可欠です。

ブロッキングを引き起こす要因となるもの

ブロッキングを引き起こす主な要因は、素材の特性に起因することが多いです。ターポリンの種類によっては、インクの定着が不十分な場合があり、特に高温多湿の環境で使用されますと、インクが剥がれるリスクが高まります。

また、印刷後の乾燥が不十分であると、他の素材と接触した際にブロッキングが発生しやすくなります。こうした要因を考慮し、適切な管理を行うことで、ターポリンの使用時のトラブルを避けることが可能です。

ターポリンのシワの伸ばし方

ターポリンは使用中にシワができることがありますが、これを効果的に伸ばす方法がいくつか存在します。
シワを取り除くことで、看板として重要な視認性や美観を向上させることが可能です。

適切な方法を用いることで、シワをスムーズに解消し、ターポリンの劣化を防ぐことも期待できます。具体的な手法を下記へまとめてみました!

吊り下げてターポリンの自重で伸ばす

ターポリンのシワを伸ばすための方法の一つとして、吊り下げて自重で伸ばす方法があります。
このアプローチでは、ターポリンを上下に吊るすことで、自然に重力によってシワが解消されていきます。吊るす際には、フックやロープを使用してしっかりと固定することが重要です。特に直射日光が当たる場所に吊るすと、徐々に温まって柔軟性を増し、より効果的にシワが伸びる場合があります。
紫外線はインクに色褪せなどの悪影響は及ぼしますが、もちろん常時屋外へ設置可能なターポリンとなりますので、店舗正面へ掲げて受ける程度の通常の直射日光であれば特段すぐに劣化の原因となるといったことはございませんので、シワを伸ばすためにはオススメな方法となります。

ターポリンを筒に巻いておく

もう一つの方法として、ターポリンを筒に巻いておくという手法もあります。
この場合、ターポリンをできるだけ平らにしてから筒に巻き付けます。巻いた状態でしばらく保管することで、シワは少しずつ伸びていきます。筒の材質によっては、しっかりと圧力をかけすぎると、ターポリンが変形したり、インクが剥がれたりする可能性があるため注意が必要です。

梱包時の注意点

ターポリンを梱包する際には、注意が必要です。
特に、正しい梱包方法を用いることで、後の使用時に快適さを保つことができます。適切な取り扱いを行わないと、折り目や傷が生じてしまうことがあるため、注意が必要です。

折り目が目立ちやすいターポリンの特徴

ターポリンは、柔軟性がありながらもしっかりとした素材で、折りたたむと折り目が目立ちやすい特徴があります。
特に店頭幕や横断幕など看板用途の場合は印刷面がある場合、折り目によって文字が読みずらくなるなど視認性が損なわれる可能性があります。
また、折りたたんだ際に重なる部分が接触しますと、インクが剥がれやすくなることも考慮しなければなりません。

巻き梱包がおすすめ

ターポリンの梱包においては、巻き梱包が非常におすすめです。この方法では、ターポリンを筒状に巻くことで、折り目ができにくく、またインクの剥がれを防ぐことができます。巻き梱包は、ターポリンの表面が互いに接触しないため、傷や印刷の劣化を最小限に抑えられます。さらに、巻いた状態で保存することで、コンパクトに扱え、スペースの節約にもつながります。

弊社ではターポリン製の店頭幕や横断幕・応援幕などを他の看板同様に製作のみでのネット販売にもご対応をしております!
その際には上記のような梱包でキレイな状態でお届けできますよう徹底をしております^^

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ターポリンの素材別耐用年数

最後にターポリンにはいくつかの種類があり、それぞれの素材によって耐用年数が異なります。
主要なターポリンの種類ごとの耐用年数についてまとめました!

ターポリン

ターポリン

一般的なターポリンは、PVC製であり、通常の使用条件下では約3〜5年の耐用年数があります。
屋外での使用時には紫外線や風雨にさらされるため、劣化が進むことがありますが、高品質な製品を選ぶことでその寿命を延ばすことが可能です。
主に店頭幕や横断幕・応援幕・キッチンカーで吊るされております布製の看板はこちらの部類となります^^

メッシュターポリン

メッシュターポリン

メッシュターポリンは、小さな穴が開いているため風通しが良く、強風時でも破れにくい特性があります。
このタイプのターポリンは通常3〜4年の耐用年数があります。特に風の強い地域での使用に適しており、バナー広告などによく利用されます。

看板としてメッシュターポリンは建築幕としても広く使用されております。

建設中の建物やマンションの大規模修繕などの際に、建設会社様のロゴなどを入れた幕が掲げられておりますが、あちらはメッシュターポリンが使用されるケースが多いです。

グロスターポリン

グロスターポリンは光沢感のある表面を持ち、高品質な印刷が可能です。この素材は約5〜7年の耐用年数を持ちます。
特に屋外広告や展示会などで使用されることが多く、その美しい仕上がりから人気があります5。

遮光ターポリン

遮光ターポリンは光を通さない特性を持ち、主にプライバシー保護や日差しを遮る目的で使用されます。
このタイプは約5〜8年の耐用年数があります。特に屋外イベントや建物のカバーとして利用されることが多いターポリンとなります。
店頭幕もこちらの遮光ターポリンを使用するケースも多いです。

まとめ:ターポリン看板もお任せください!

今回は主にターポリンの耐用年数や劣化対策・保管方法などのお手入れにフォーカスした形でまとめさせていただきました^^

ターポリンは看板として非常に多く活用がされておりますので、弊社でもターポリン製の看板製作のご依頼は多くいただけます!
他の看板同様にデザインの作成からご対応させていただいておりますので、ぜひターポリン看板をご検討される際にはお声がけくださいませ。

よろしくお願いいたします!

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