今回はご依頼を多くいただく照明付きの看板について解説してみたいと思います^^
照明付きの看板は外照式(照らす)と内照式(光る)と呼ばれます2つの種類の看板がございます。
この外照式・内照式の違いや費用の考え方、法令のポイント、よくある失敗と回避策までを実際に看板製作・施工の現場にたつ目線からまとめてみました!
よろしければぜひご覧くださいませ。
照明付き看板の要点まとめ!
まずはわかりやすく結論からご紹介させていただきます^^
- 既存看板に後付けしやすいのは外照式。器具の出幅を抑えたライン型なら意匠を邪魔しません。
- ロゴや写真を均一に明るく見せたい、長時間点灯が前提なら内照式が有利です(FFシートで大面積も継ぎ目レス)。
- 明るさは表示色と周囲の明るさで目安が変化。白地は中照度で十分、黒系や写真面は高照度+均斉度が鍵です。
- 近隣配慮は角度・高さ・距離設計で解決。眩しさは照射角を抑え、上下配灯やルーバーでコントロールします。
- 法令は「屋外広告物」「道路占用/道路使用」「高さ4m超の工作物確認」の3層を案件ごとに確認(地域差あり)。
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看板照明の基本:外照式と内照式、どちらが自店に向く?
照明付き看板は大きく二つの種類がございます。
外照式はアームライトやライン型器具・投光器で表面を照らします。
看板用の照明を設置して看板を照らす仕様となりますので後付けもしやすく、チャンネル文字の陰影を活かした演出にも向きます。
内照式は箱体内部のLEDで面全体を光らせるため、夜間でもロゴが均一に読みやすく、チェーン店舗などで統一表現をしやすい方式です。
コンビニの看板なども全てこちらの内照式の看板が採用されております^^
向いている用途の目安
- 外照式看板:既存プレートの夜間対応/器具も含めた意匠演出/取付スペースに制約があるファサード。
- 内照式看板:面発光で色の再現性を重視/長時間点灯/軽量なFFシートで大面積・継ぎ目レスにしたい場合。
それぞれの看板の料金相場と内訳【比較表つき】
総額は器具代+取付工事+電気工事(発光時)+申請費+諸経費で決まります。
器具価格はメーカー・サイズで幅がありますが、参考レンジをつかむと計画が立てやすくなります(いずれも税込の目安、条件で変動)。
区分 | 代表イメージ | 器具の参考価格帯 | ポイント |
---|---|---|---|
外照式(ライン型) | 細身のバーで面を均一照射 | 約¥20,000~¥40,000 | 出幅が小さく、意匠と馴染みやすい |
外照式(ライン高出力) | 広幅面・高所向け | 約¥40,000~¥70,000 | 離隔が取れない場所でも必要照度を確保 |
外照式(投光器) | スポットでピンポイント照射 | 約¥25,000~¥35,000 | 角度と台数で均斉を調整 |
内照式(FFシート+LED) | 面発光で均一表示 | 面積・仕様で別途見積 | 軽量・継ぎ目レス・色再現が安定 |
工事費は取付高さ(高所作業車/足場)、電源の新設距離、配線ルート、壁面下地、夜間施工の要否などで変動。
まずは現場写真と寸法、点灯時間の希望を共有いただければ、無駄のない台数・電源計画をご提案できます。
費目 | 主な内容 | メモ |
---|---|---|
器具・材料 | 外照器具/LED・FFシート・配線材・電源 | 仕様(長さ/光束/色温度)と数量で決定 |
取付工事 | 墨出し・金物・ビス/アンカー・防水処理 | 高所作業車/足場・夜間施工の有無で変動 |
電気工事 | 電源引込み・タイマー/センサー・試験 | 既存盤の空き回路や距離で変動 |
申請費 | 屋外広告物・道路占用/道路使用 等 | 地域差あり。計画初期に所管へ事前確認 |
諸経費 | 交通・駐車・養生・写真提出 ほか | 現調時に見積へ反映 |
材料別の選び方【耐候・コスト表】
外照式の表示面はアルミ複合板が定番。内照式はFFシートと呼ばれるテント生地のように丈夫で、光を透過させることができる幕が主流で、大面積でも継ぎ目が出にくく軽量です。
小~中型の内照にはアクリル板も用いられます。
設置環境と意匠・重量のバランスで最適な素材を選ぶ形が一般的です。
材料 | 主用途 | 耐候目安 | 見た目/特徴 | 留意点 |
---|---|---|---|---|
アルミ複合板 | 外照式プレート | 5~7年 | 軽量・フラット・印刷/シート貼りに適する | 器具の影と反射の出方に注意 |
アクリル板 | 小~中型の内照 | 約5年 | 透過発光・平滑で質感が良い | 重量と割れリスク。大面積は継ぎが必要 |
FFシート | 中~大型の内照 | 約5年 | 軽量・継ぎ目レス・色の再現が安定 | テンション管理と周囲の押さえが品質の鍵 |
看板施工までの流れ(現調→設計→許認可→製作→施工→検査)
- 現地調査:視認方向、周囲の明るさ、電源位置、取付高さ、下地材を確認。近隣への光漏れも事前チェック。
- 設計・配灯:表示色と周囲輝度に合わせて照度目安を設定。器具の種類・台数・角度・高さ・離隔を図面で確定。
- 許認可:屋外広告物の許可、歩道上空に張り出す場合は道路占用/道路使用、高さ4m超は工作物確認の要否を整理(地域差あり)。
- 製作・施工:金物・配線・防水・タイマー/センサーを組み込み。高所は夜間施工や車線規制の調整を実施。
- 検査・引渡し:点灯・均斉・眩しさ・雨仕舞いを確認。写真記録と取り扱い説明をお渡しします。
法令・許可(屋外広告物条例/道路占用・道路使用/工作物確認)
屋外の看板は場所や形状により、屋外広告物条例(掲出許可・更新・点検)、道路占用/道路使用(歩道上空に突出・施工時の占用)、高さ4m超の工作物確認が関係します。
条例や窓口は自治体で異なるため、計画初期に所管へ確認するのが最短ルートです。
代表例(東京都・大阪府)
- 東京都:区域や規模によって許可・表示基準が異なります。手続きの手引きが整備されています。
- 大阪府:掲出許可・更新・点検の流れが公開されています。市区町村で運用が異なる場合があります。
- 道路占用/道路使用:道路管理者(国/都道府県/市)と所轄警察の双方を確認。工程に余裕を持ちましょう。
失敗事例と回避策(実務チェックリスト付き)
ありがちな失敗
- 眩しさ・光漏れ → 照射角を抑え、上下配灯やルーバー/フードでコントロール。取付高さと距離を調整。
- 写真や黒文字が沈む → 高照度+均斉度を確保。器具の間隔・離隔を見直す。
- 内照でムラ → LEDの配列と反射板で均一化。表示面材の選定も重要。
- 施工後のビス緩み・浸水 → 下地に合った金物・防水処理・定期点検をセットで計画。
誰でも使えるチェックリスト
- 表示面の地色/写真は?(白系 or 黒系/写真面)
- 周囲は明るい/暗い? → 目安照度を上げ下げ
- 器具の角度/高さ/距離は? → 眩しさとムラの両面で最適化
- 必要な許可は? → 屋外広告物/道路占用・使用/4m超確認の3層を事前に確認
事例紹介(用途別)
CASE1:飲食(壁面ファサード・外照式)
課題:既存プレートが夜間に埋もれる。
提案:出幅を抑えたライン型を連結し上下配灯で均斉度を確保。
施工:配線露出を最小化、営業後の夜間施工で動線に配慮。
結果:夕方以降の視認距離が伸び、入店率が改善。(ALT例:ライン型外照で均一に照らした夜景のファサード)
CASE2:医療(内照式ファサード・FFシート)
課題:昼夜でロゴ色の再現差が大きい。
提案:FFシート+均一配灯で面発光に。軽量化で支持金物の負担も低減。
結果:夜間の読みやすさが安定し、案内性が向上。(ALT例:内照で均一に光る医療モールの看板)
CASE3:学習塾(袖看板+外照スポット)
課題:通学路側からの見落とし。
提案:文字行に合わせてスポット角度を調整、グレアを抑制。
結果:帰宅時間帯の問い合わせが増加。(ALT例:袖看板を斜め上から照らすスポットライト)
よくある質問(FAQ)
- 外照と内照、どちらが電気代は安いですか?
- 面積・点灯時間・器具効率で変わります。小~中型は外照が有利なことが多く、広い面積や長時間点灯は内照が効率的な場合があります。設計段階で台数最適化を行います。
- 何ルクスあれば十分ですか?
- 白地・周囲暗めで中照度、黒地や写真面・周囲明るめでは高照度が目安です。現場で調整し、均斉度も合わせて確認します。
- 眩しさ対策はありますか?
- 照射角を抑え、取付高さと距離の最適化、必要に応じてルーバー/フードを併用します。近隣方向への光漏れも事前にチェックします。
- 法令は何を確認すれば良いですか?
- 屋外広告物条例(掲出許可・更新・点検)、道路占用/道路使用(突出・施工時)、高さ4m超の工作物確認の3点を確認します。地域により異なります。
- 器具の出幅は抑えられますか?
- ライン型の外照器具を選べば、出幅を小さくしながら必要照度を確保できます。意匠性の高いモデルもあります。
- 大型の内照で継ぎ目が心配です。
- FFシートは軽量で継ぎ目レスにでき、割れリスクも小さいのが特長です。テンション管理が品質の鍵になります。
- 点灯時間を自動化できますか?
- タイマーや明るさセンサーで自動点灯が可能です。既存盤の空き回路や設置位置を現地で確認します。
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