
※2026年10月時点の情報をもとに作成しています|執筆:CUVIC大阪 看板施工チーム(屋外広告士在籍)
オフィスの受付やクリニックの入口、美容室の外壁などでよく見かけるアクリル看板。ガラスのような透明感と光沢があり、シンプルなデザインでも上品に仕上がるため、会社やお店の「表札」代わりとして人気があります。
一方で、「屋外に付けても大丈夫?」「いくらくらいかかる?」「自分で作れる?」と迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、年間6,000件を超える看板工事を手がけるCUVIC大阪が、アクリル看板の種類と価格の目安、屋外で長持ちさせるポイント、取り付け方法、おしゃれに見せるコツまでまとめて解説します。

この記事の結論(30秒でわかる要点)
- アクリル看板は、透明・白・黒などのアクリル板に、印刷やカッティングシートで社名やロゴを表示した看板です。ガラスより軽くて割れにくく、好きな形に加工できます。
- CUVICの価格の目安は、200×200mm・厚さ3mmで8,800円〜、600×600mm・厚さ5mm(面取り込み)で19,140円です(税込)。化粧ビスや取り付け工事は別になります。
- アクリルは耐候性が高く、屋外でも使えます。印刷を裏面にする、厚さ5mm前後を選ぶ、しっかり固定するといった工夫で長持ちします。
- 壁から浮かせて取り付ける化粧ビスを使うと、壁に影ができて高級感が出ます。
- お手入れは、中性洗剤を薄めた水と柔らかい布で。アルコールやシンナーは、ひび割れの原因になるため使いません。
アクリル看板とは?選ばれる理由と知っておきたい弱点
アクリル看板とは、アクリル樹脂の板に、UV印刷やインクジェット、カッティングシートなどで社名・店名・ロゴを表示した看板のことです。アクリル板は、サイン看板や駅・空港の表示板など、看板の素材として広く使われています。
| 特長 | 内容 |
|---|---|
| 透明感と光沢 | ガラスのような透明感と光沢があり、シンプルなデザインでも上品に見える |
| 軽くて割れにくい | 重さはガラスの約半分で、ガラスに比べて割れにくい。壁への負担も少ない |
| 屋外でも使える | 耐候性が高く、屋外の看板や表示板にも使われている |
| 加工しやすい | 好きな形へのカット、角丸、面取り、穴あけ、曲げ加工ができる |
| 色を選べる | 透明のほか、白・黒・カラーの板があり、お店や会社のイメージに合わせられる |
一方で、アクリルには次のような弱点もあります。あらかじめ知っておくと、選び方やお手入れで失敗を防げます。
- 表面に傷がつきやすい(硬いもので擦ったり、乾いた布で強くこすったりすると傷になる)
- 熱に弱く、温度の変化で伸び縮みする(高温になる場所では反りが出ることがある)
- アルコールやシンナーなどの溶剤が付くと、ひび割れや変色が起きることがある
アクリル看板の種類|5つの仕様と価格の目安
アクリル看板は、板の色と表示方法の組み合わせで印象が大きく変わります。CUVICでは、主に次の5つの仕様で製作しています。
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| 仕様 | 見た目の特徴 | 向いている用途 | 価格の目安(税込) |
|---|---|---|---|
| 透明アクリル板+UV印刷(裏白) | 透明な板の裏側に印刷し、白で裏打ちする。表面の光沢と奥行きが出る | オフィス・ショップ・サロン | 8,800円〜 |
| 白アクリル板+シート貼り | 白ならではの清潔感・誠実さが伝わる | クリニック・歯科・事務所 | 9,020円〜 |
| 黒アクリル板+シート貼り | 高級感・重厚感のあるシックな印象 | バー・飲食店・夜のお店 | 9,020円〜 |
| アクリル二重構造銘板 | 上の透明板の文字の影が下の板に落ち、立体感が出る | 会社の受付・館銘板 | お見積もり |
| アクリル板+アクリル切文字 | 立体の文字で、存在感と高級感を出せる | ブランドを印象づけたいお店・企業 | お見積もり |
※価格は200×200mm・厚さ3mm・加工なしの場合の目安です(CUVIC「アクリル看板オーダー製作」)。

建物の名前や会社名を入口に掲げる館銘板にも、アクリルはよく使われます。素材ごとの違いは館銘板の種類と選び方の解説もご覧ください。
夜も見せたいなら「光るアクリル看板」も
夜も看板を目立たせたい場合は、LEDで光らせる看板も選べます。内照式看板の表示面には、光をやわらかく通す乳白のアクリル板がよく使われています。光る看板の種類は光る看板の製作ページをご覧ください。
アクリル看板の価格相場
アクリル看板の価格は、大きさ・厚み・表示方法(印刷か、シートか、切文字か)と、加工の有無で決まります。CUVICの価格の目安と、他社の公開価格をまとめました。
CUVICのアクリル看板の価格(看板本体)
| サイズ・厚み | 価格の目安(税込) |
|---|---|
| 200×200mm・厚さ3mm(透明アクリル板+UV印刷、加工なし) | 8,800円〜 |
| 600×600mm・厚さ5mm(面取り込み) | 19,140円 |
※出典:CUVIC大阪「アクリル看板をデザインからオーダー製作」、CUVIC「アクリル看板オーダー製作」。穴あけ・化粧ビス・デザイン・取り付け工事は別途です。
他社の公開価格の例
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| 仕様 | 価格の例 | 出典 |
|---|---|---|
| 化粧ビス付き・厚さ5mm(300×300mm) | 31,900円(税込) | オリジナル看板店.com |
| 化粧ビス付き・厚さ5mm(600×800mm) | 53,900円(税込) | オリジナル看板店.com |
| 飾りビスで浮かせて固定するタイプ | 2万〜8万円程度 | 看板製作専門店glad(参考価格) |
※オリジナル看板店.comの価格は、税別価格(29,000円・49,000円)を税込に換算しています。
価格に差が出るのは、化粧ビスや穴あけ、デザイン費が含まれているかどうかや、板の厚み・表示方法が違うためです。見積もりを比べるときは、何が含まれた金額なのかを確認しましょう。
取り付け工事の費用
小さなアクリル看板は、化粧ビスを使ってご自身で取り付けることもできます。外壁や高い場所に取り付ける場合や、大きな看板の場合は、取り付け工事を依頼すると安心です。CUVICの料金の目安では、取り付け工事(施工費)は33,000円〜で、取付高さが4m以上なら高所作業車(33,000〜66,000円)が加わります。
費用を抑えるコツ
- ロゴや文字のデータを用意する:データ(ai・pdfなど)を入稿できれば、デザインの費用を抑えられ、納期も短くなります。
- 仕様をシンプルにする:1〜2色のシート貼りや、四角形のままの板にすると、加工の費用を抑えられます。
- 通販のアクリルプレート看板を使う:サイズや仕様が決まっている商品なら、手軽に注文できます。
- まとめて注文する:入口・受付・各部屋のプレートなどを一度に頼めば、デザインの確認や取り付けが一度で済みます。
アクリルプレート看板は、看板通販サインシティでも注文できます
アクリル看板は屋外でも使える?長持ちさせる4つのポイント
アクリル板は耐候性にすぐれ、ガソリンスタンドの看板や駅・空港の表示板など、屋外でも広く使われています。ただし屋外では、日差しや雨、温度の変化を受けるため、次の4つを押さえておくと長持ちします。
- 印刷は裏面にする:透明アクリルの裏側に印刷すると、印刷面が表に出ないため、こすれや雨から守られます。表面にシートを貼る場合は、屋外用のシートを選びましょう。
- 厚さは5mm前後を選ぶ:薄い板は、反りやたわみが出やすくなります。屋外向けや、化粧ビスで浮かせて付ける看板では、厚さ5mm前後が一般的です。
- 伸び縮みを見込んで固定する:アクリルは温度で伸び縮みするため、ビス穴に少し余裕を持たせるなど、取り付け方の工夫が必要です。
- 外壁にしっかり固定する:落下を防ぐため、外壁の材質に合ったアンカーやビスで固定します(壁面看板の取り付けの注意点)。

なお、自分のお店や会社の入口に付ける小さなアクリル看板(自家用の看板)は、表示面積が小さければ、屋外広告物の許可が不要な場合が多くあります。たとえば大阪市では、表示面積が7㎡以内の自家用広告物は許可が不要です。基準は自治体によって異なるため、設置する地域のルールを確認しましょう。
アクリル看板の取り付け方法
アクリル看板は、設置する場所や大きさに合わせて、次のような方法で取り付けます。
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| 取り付け方法 | 特徴 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| 化粧ビス(スタンドオフ) | 看板を壁から少し浮かせて固定する。影ができて立体感・高級感が出る | 受付・入口・外壁 |
| ビスで直接固定 | 看板を壁にぴったり固定する。シンプルでしっかり留まる | 外壁・門柱 |
| 両面テープ | 穴をあけずに貼れる。重さや貼る面によってははがれることがある | 室内の小さなプレート |
| 吊り下げ(ワイヤー・チェーン) | 天井から吊るす。両面から見せることもできる | 店内・受付カウンターの上 |
| スタンド・卓上 | 置くだけで使える。移動もかんたん | 受付カウンター・店頭 |
通りに向けて突き出す袖看板の表示面にも、アクリル板が使われます(袖看板の費用の解説)。賃貸の物件で外壁に穴をあける場合は、事前にオーナーや管理会社の承諾を得ましょう。

化粧ビスや取り付け金具は、看板通販サインシティで購入できます
アクリル看板をおしゃれに見せる5つのコツ
同じアクリル看板でも、選び方と見せ方しだいで印象は大きく変わります。おしゃれに見えるアクリル看板には、次のような共通点があります。
- 透明アクリルで壁を活かす:透明の板なら、文字やロゴ以外の部分から壁の素材が見えるため、建物の雰囲気をこわしません。
- 化粧ビスで浮かせる:壁との間にできる影が、立体感と高級感を生みます。
- 色数を絞る:白い板に黒の文字、黒い板に白や金の文字など、2色程度にまとめると洗練された印象になります。
- 二重構造や切文字で奥行きを出す:透明板を2枚重ねたり、立体の切文字を重ねたりすると、ロゴが浮き上がって見えます。
- 照明を当てる:スポットライトやダウンライトで照らすと、アクリルの光沢が引き立ち、夜も目を引きます。

ロゴを立体的に見せる方法は、ロゴ看板の解説でも紹介しています。
アクリル看板は自作できる?オーダーとの違い
室内に置く小さなアクリル看板なら、自作することもできます。アクリル板にカッティングシートの文字を貼り、化粧ビスやスタンドで設置するのが手軽な方法です。
自作するときの手順と注意点
- アクリル板を用意する必要な大きさにカットした板を、通販などで購入します。穴あけの加工もあわせて頼むと、自分で穴をあけて割ってしまう心配がありません。
- 文字やロゴを貼るカッティングシートの文字を、位置を決めてから空気が入らないように貼ります。透明な板の裏側から貼ると、表面の傷から文字を守れます(その場合は左右反転した文字を使います)。
- 取り付ける化粧ビスや両面テープ、スタンドで設置します。
アクリルは、穴あけのときに割れやすい素材です。自分で穴をあける場合は、アクリル用のドリル刃を使い、低速でゆっくりあけましょう。また、屋外や高い場所の看板は、落下すると危険です。屋外用の看板や大きな看板は、プロに依頼することをおすすめします。
| 項目 | 自作 | オーダー(看板店に依頼) |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費だけで済み、安い | 製作費・デザイン費がかかる |
| 仕上がり | 文字の貼り方や切り口に手作り感が出やすい | 印刷・面取りなどで、きれいに仕上がる |
| 耐久性 | 室内向け。屋外では素材や貼り方によって劣化が早くなることがある | 屋外用の素材や印刷を選べる |
| 向いている看板 | 室内の小さなプレート、卓上の案内 | 外壁や入口の看板、会社の顔になる看板 |

ホームセンターで材料をそろえる場合の注意点は、ホームセンターで看板製作する際の注意点もご覧ください。
サイズカットや穴あけに対応したアクリル板、カッティングシートは、看板通販サインシティで購入できます
アクリル看板のお手入れ方法|アルコールで拭いてはいけない理由
アクリル看板の汚れは、中性洗剤を薄めた水(1〜2%程度)を柔らかい布に含ませて拭き取り、最後に乾いた柔らかい布で水気を取ります。ほこりが付いている場合は、先に水で流すか、そっと払ってから拭くと傷がつきにくくなります。
注意したいのが、アルコールやシンナーなどの溶剤です。国民生活センターのテストでは、アクリル樹脂の製品をアルコールに浸したところ、複数の亀裂が生じました。溶剤がアクリルにしみ込んでひびが入る「ソルベントクラック」と呼ばれる現象で、看板でもひび割れや変色の原因になります。
- アルコール(消毒用のアルコールを含む)
- シンナー・ベンジン・除光液
- ガラスクリーナー・漂白剤
- 硬いブラシや研磨剤入りのスポンジ
- 乾いた布での強いから拭き

アクリル看板の注文の流れと納期
- ご相談看板を付けたい場所の写真とおおよそのサイズ、ロゴのデータやイメージをお知らせください。電話・メール・LINEで受け付けています。
- お見積もり板の色や表示方法、加工、取り付け方法を決めて、費用をお伝えします。
- デザイン・データの確認デザインを作成し、文字の大きさや配置、色をご確認いただきます。
- 製作板のカットや印刷、穴あけなどの加工を行います。
- お届け・取り付け完成した看板をお届けします。取り付け工事が必要な場合は、日程を調整して伺います。
納期の目安は、完全データ入稿の場合で実働7〜10日程度、デザインの作成からご依頼いただく場合は実働14日程度からです。開店や移転の日が決まっている場合は、早めにご相談ください。
アクリル看板のご相談はCUVIC大阪へ
設置場所の写真とおおよそのサイズ、ロゴのデータをお送りいただくと、ご相談がスムーズです。1枚から、好きな形のアクリル看板を製作し、取り付けまで対応します。
0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)
アクリル看板の耐用年数と経費の扱い
税法上、看板を「器具及び備品」の看板として扱う場合、耐用年数は3年です。ただし、取得価額が10万円未満のアクリル看板であれば、少額の減価償却資産として、使い始めた年度に全額を経費(損金)にできます(法人の場合)。勘定科目については店舗看板の勘定科目と耐用年数の解説をご覧ください。
実際の寿命は、設置場所や表示方法によって変わります。屋外では、日差しによる色あせやシートの劣化が先に進むため、表示面の状態をときどき確認しましょう。
アクリル看板に関するよくある質問
アクリル看板の価格はいくらですか?
CUVICの価格の目安は、200×200mm・厚さ3mmで8,800円〜、600×600mm・厚さ5mm(面取り込み)で19,140円です(税込)。穴あけや化粧ビス、デザイン、取り付け工事は別途かかります。他社の公開価格では、化粧ビス付きの厚さ5mm・300×300mmで3万円前後が一例です。
アクリル看板は屋外でも使えますか?
はい、使えます。アクリル板は耐候性が高く、屋外の看板や表示板にも広く使われています。印刷を裏面にする、厚さ5mm前後の板を選ぶ、外壁にしっかり固定するといった工夫をすると長持ちします。
アクリル看板の厚みはどれくらいがよいですか?
3〜5mmが一般的です。屋外に付ける看板や、化粧ビスで壁から浮かせて付ける看板では、反りやたわみを防ぐため、厚さ5mm前後がよく選ばれます。
化粧ビスとは何ですか?
看板を壁から少し浮かせて固定するための、装飾付きの金具です。スタンドオフとも呼ばれます。看板と壁の間に影ができるため、立体感と高級感が出ます。
アクリル看板は自作できますか?
室内に置く小さな看板なら、アクリル板にカッティングシートの文字を貼って自作できます。ただし、アクリルは穴あけのときに割れやすく、屋外や高い場所の看板は落下の危険もあるため、屋外用や大きな看板はプロへの依頼をおすすめします。
アクリル看板をアルコールで拭いてもいいですか?
アルコールは使わないでください。アクリルにアルコールやシンナーなどの溶剤が付くと、ひび割れ(ソルベントクラック)や変色の原因になります。中性洗剤を薄めた水を柔らかい布に含ませて拭き、乾いた柔らかい布で水気を取ってください。
注文から納品までどれくらいかかりますか?
完全データ入稿の場合で実働7〜10日程度、デザインの作成からご依頼いただく場合は実働14日程度からが目安です。取り付け工事がある場合は、日程を調整して伺います。
1枚から、好きな形で作れますか?
はい。1枚から製作できます。四角形のほか、円形や星形など好きな形へのカット、角丸、面取り、穴あけ、曲げ加工にも対応しています。
大阪以外でもアクリル看板を頼めますか?
はい。CUVIC大阪は全国50拠点のネットワークで、北海道から沖縄までアクリル看板の製作・取り付けに対応しています。複数の店舗や事業所に同じデザインの看板を設置したい場合もご相談ください。
まとめ|アクリル看板は「仕様」と「取り付け方」で印象が決まる
- アクリル看板は、透明感と光沢で上品に見せられる看板です。ガラスより軽くて割れにくく、好きな形に加工できます。
- CUVICの価格の目安は、200×200mm・厚さ3mmで8,800円〜(税込)。化粧ビスや取り付け工事は別途です。
- 屋外でも使えます。裏面印刷、厚さ5mm前後の板、しっかりした固定で長持ちします。
- 化粧ビスで浮かせる、色数を絞る、二重構造や切文字を使うと、おしゃれに見えます。
- お手入れは、中性洗剤を薄めた水と柔らかい布で。アルコールやシンナーは使いません。
アクリル看板は、会社やお店の「顔」になる看板です。設置場所やイメージをお聞かせいただければ、ぴったりの仕様とデザインをご提案します。
アクリル看板の製作はCUVIC大阪へ
屋外広告士が30名以上在籍する看板のプロが、デザインから製作、取り付けまでまとめて対応します。お見積もりは無料、全国50拠点のネットワークで対応しています。
0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)












