【2027年問題】看板の蛍光灯LED化|費用相場・交換方法・注意点を解説

【2027年問題】看板の蛍光灯LED化

※2026年9月時点の法令・公的機関の情報をもとに作成しています|執筆:CUVIC大阪 看板施工チーム(屋外広告士在籍)

「看板の蛍光灯が切れたけれど、交換用の蛍光灯はいつまで買えるの?」「LEDにしたいけれど、費用がどれくらいかかるのか分からない」——内照式の看板をお持ちの方にとって、いま避けて通れないのが蛍光灯の2027年問題です。

水銀に関する水俣条約の決定を受け、日本でも一般照明用の蛍光灯は2027年末までに製造・輸出入が段階的に禁止されます。夜に光る袖看板や壁面看板、電飾スタンド看板の多くは直管蛍光灯を光源にしているため、看板も例外ではありません。

この記事では、年間6,000件を超える看板工事に携わるCUVIC大阪が、看板の蛍光灯はいつまで使えるのか、LED化の方法と費用相場、電気代の削減効果、工事で失敗しないための注意点までを、環境省や日本照明工業会など公的機関の情報をもとに解説します。

夜の商店街で蛍光灯が暗くなった袖看板と、LED化して明るく光る袖看板のイメージ
経年で暗くなった蛍光灯の看板も、LED化で均一な明るさを取り戻せます

この記事の結論(30秒でわかる要点)

  • 看板で多く使われる直管蛍光灯は、一般形(ハロりん酸塩)が2026年12月31日、三波長形が2027年12月31日で製造・輸出入が終わります。
  • 今ある蛍光灯を使い続けることは禁止されていません。ただし交換用の蛍光灯は、今後ますます手に入りにくく、高くなる見込みです。
  • 看板のLED化は、蛍光灯器具をLEDモジュールに入れ替える方法が主流です。費用の目安は、脚立で作業できる小型看板で約5万〜12万円、高所作業車を使う袖看板で約10万〜30万円(税別)です。
  • 当社の試算例では、LED化で電気代が約6割下がり、ランプ交換の手間もほぼなくなります。
  • 設置から10年以上たつ看板は安定器の劣化リスクもあります。2027年末の駆け込み需要が来る前に、計画的にLED化するのがおすすめです。

蛍光灯の2027年問題とは?看板の蛍光灯はいつまで使える?

蛍光灯の2027年問題とは、一般照明用の蛍光灯の製造と輸出入が、2027年末までにすべて禁止されることを指します。2023年11月に閉幕した「水銀に関する水俣条約」の第5回締約国会議(COP5)で決まり、日本では水銀汚染防止法の施行令改正(2024年12月)によって、ランプの種類ごとに期限が定められました。

看板に使われる蛍光灯の製造・輸出入の期限

内照式看板の光源として最も多いのは、細長い棒状の直管形蛍光灯です。直管形は蛍光体の種類によって期限が分かれており、一般形(ハロりん酸塩)は2026年12月31日、三波長形は2027年12月31日で製造・輸出入が終わります。

  • 2025年12月31日電球形蛍光ランプ(30W以下)の製造・輸出入が終了
  • 2026年12月31日直管形・環形の一般形(ハロりん酸塩)、コンパクト形、電球形(30W超)の製造・輸出入が終了
  • 2027年12月31日直管形・環形の三波長形も終了し、一般照明用の蛍光灯はすべて製造・輸出入が終了
  • 2028年1月以降流通在庫の売買と、使用中の蛍光灯の継続使用のみ(いずれも禁止ではない)

表は横にスクロールできます →

ランプの種類 看板での主な使われ方 製造・輸出入の期限
直管形(一般形=ハロりん酸塩) 袖看板・壁面看板・電飾スタンド看板など、内照式看板全般 2026年12月31日
直管形(三波長形) 同上(色の見え方を重視した看板など) 2027年12月31日
コンパクト形 小型の電飾看板・案内表示の一部 2026年12月31日
環形(丸形) 丸型看板の一部 一般形:2026年12月31日
三波長形:2027年12月31日
電球形 看板を照らす照明器具の一部 30W以下:2025年12月31日
30W超:2026年12月31日

出典:環境省・経済産業省「一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は2027年までに廃止されます」(2024年2月)、環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」

なお、看板を外から照らす照明に使われてきた水銀灯(高圧水銀ランプ)は、同じ水俣条約にもとづき、2021年からすでに製造・輸出入が禁止されています。水銀灯で照らしている看板も、早めにLED投光器への切り替えを検討しましょう。

「使用禁止」ではない。ただし交換用の蛍光灯は手に入りにくくなる

よく誤解されますが、禁止されるのはあくまで「製造」と「輸出入」です。環境省・経済産業省のリーフレットでも、すでに使っている蛍光灯を使い続けることや、期限までに製造された在庫品を売り買いして使うことは禁止されないと明記されています。

ただし新しく作られなくなる以上、交換用の蛍光灯は在庫がなくなりしだい手に入らなくなります。需要が集中する2027年末に向けて、ランプの品薄や値上がり、LED化工事の予約の取りにくさが起きると考えられます。看板の場合は「切れてから探す」のではなく、蛍光灯が点いているうちに切り替えの計画を立てることが大切です。

自分の看板の蛍光灯の種類を確認する方法

看板にどの蛍光灯が使われているかは、ランプの表面に印字された型番で確認できます。

  • 「FL」「FLR」「FHF」で始まる型番:直管形蛍光灯です。大型看板に使われる110形(FLR110Hなど)も含まれます。
  • 型番に「EX」が入っているもの(例:FLR40S・EX-N):三波長形です。製造・輸出入の期限は2027年12月31日です。
  • 「EX」が入らず、「W(白色)」「D(昼光色)」などで終わるもの(例:FLR40S・W):一般形(ハロりん酸塩)の可能性が高く、期限は2026年12月31日です。
面板を外した内照式看板の内部に直管蛍光灯が並んでいる様子
内照式看板の内部。直管蛍光灯と安定器で光らせる構造が一般的です
確認するときの注意

型番の確認は、必ず看板の電源を切ってから行ってください。2階以上の袖看板や壁面看板は転落の危険があるため、ご自身で面板を外さず、専門業者にご相談ください。

看板の蛍光灯を使い続ける3つのリスク

「まだ点いているから大丈夫」と蛍光灯の看板を使い続けると、2027年末に向けて次の3つのリスクが大きくなります。

リスク1:ランプ切れで夜間の集客チャンスを逃す

内照式看板は、夜に光ってこそ効果を発揮する看板です。蛍光灯が1本切れるだけで面に暗い帯ができ、全体が暗いと「営業していないのでは」という印象を与えてしまいます。交換用ランプの調達や工事の手配に時間がかかるようになると、暗いままの期間が長引き、そのあいだの集客機会を失うことになります。

リスク2:安定器の劣化による発煙・発火

蛍光灯を点灯させる「安定器」は、使用年数とともに劣化する部品です。消防庁が都道府県や消防本部に周知した安全啓発リーフレットでは、照明器具の適正な交換時期の目安を約10年とし、15年を超えたものは早急な交換を呼びかけています。

看板の内部は夏場に高温になりやすく、屋外の湿気やほこりも入り込むため、屋内の照明器具よりも劣化が進みやすい環境です。ランプだけを交換しながら10年、20年と使い続けている看板は、焦げたようなにおい、点滅、異音がないか注意してください。

看板内部で劣化して変色した安定器と黒ずんだソケットのイメージ
長年使った看板の内部では、安定器やソケットの劣化が進んでいることがあります

リスク3:交換費用の上昇と工事の混雑

2027年末が近づくにつれて、蛍光灯の在庫は減り、LED化の工事依頼も集中すると予想されます。高所作業車や電気工事士の手配が取りにくくなれば、希望の時期に工事ができないかもしれません。ランプが切れるたびに高所作業車を呼んで交換している看板なら、その作業費も積み重なっていきます。

看板をLED化するメリット|電気代と寿命はどれくらい変わる?

看板をLED化する最大のメリットは、電気代とメンテナンスの手間を大きく減らせることです。ここでは、一般的な内照式看板をモデルに試算します。

電気代の試算:年間約1.5万円(約6割)の削減

40形の直管蛍光灯4本で光らせている看板を、同じくらいの明るさのLEDモジュールに替えた場合の電気代は、次のとおりです。

表は横にスクロールできます →

項目 蛍光灯(40形×4本) LEDモジュール
消費電力(安定器・電源の損失を含む目安) 約180W 約70W
年間の電力量 約788kWh 約307kWh
年間の電気代 約24,400円 約9,500円
10年間の電気代 約24.4万円 約9.5万円

※試算条件:1日12時間点灯×365日、電力料金の目安単価31円/kWh(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)。実際の電気代は契約内容や看板の仕様によって異なります。

この例では、LED化によって電気代を年間約1.5万円、10年間で約15万円削減できる計算です。看板が大きいほど、また点灯時間が長いほど差は大きくなります。内照式・外照式それぞれの電気代の計算方法は、看板の照明(LED)にかかる電気代の解説記事で詳しく紹介しています。

寿命は約3〜6倍。高所でのランプ交換がほぼ不要に

表は横にスクロールできます →

光源 寿命の目安 1日12時間点灯した場合の交換周期
直管蛍光灯 約6,000〜12,000時間 約1.4〜2.7年ごと
LEDモジュール 約40,000時間 約9年

LEDの寿命は、明るさが初期の70%まで下がるまでの時間を目安にしたものです。蛍光灯の看板では1〜3年ごとにランプ交換が必要になり、2階以上の看板では、そのたびに高所作業車が必要になることもあります。LED化すればこの交換作業がほぼ不要になるため、長い目で見ると電気代以上にメンテナンス費の削減効果が大きいケースも少なくありません。

そのほかのメリット

  • 光のムラが少ない:LEDモジュールは面全体を均一に照らせるため、蛍光灯特有の縞模様や、端が暗くなる現象が出にくくなります。
  • 虫が寄りにくい:LEDは虫が集まりやすい紫外線をほとんど出さないため、面板の内側に虫がたまりにくくなります。
  • 発熱が少ない:看板内部の温度上昇を抑えられ、面板や部品の劣化防止にもつながります。
  • すぐに明るく点く:冬場の点灯直後に暗い、ちらつくといった蛍光灯特有の症状がありません。
LED化して夜間に均一に明るく光る店舗の壁面看板と袖看板
LED化した看板は、夜でも面全体がムラなく明るく見えます

看板をLED化する3つの方法と選び方

看板のLED化には、大きく分けて3つの方法があります。看板本体や面板がまだ使える内照式看板なら、「LEDモジュール化」が最も一般的です。

表は横にスクロールできます →

方法 工事の内容 費用感 向いている看板
①LEDモジュールに交換 蛍光灯器具と安定器を撤去し、看板内部にLEDモジュールと専用電源を取り付ける 中 本体・面板がまだ使える内照式看板(最も一般的)
②直管形LEDに交換 蛍光灯器具を、直管形LED用の器具ごと交換する(ランプの差し替えだけで済ませる方法は要注意) 小〜中 奥行きがあり、直管形の器具で十分な明るさが得られる看板
③看板ごと新調・リニューアル LED内蔵の看板に作り替える、または枠を活かして面板と照明を一新する 大 本体のサビ・雨漏り・色褪せが進んだ看板、デザインも変えたい場合

①LEDモジュールに交換する(看板のLED化の主流)

LEDモジュールとは、小さなLEDを載せたユニットを配線でつないだ、看板用の照明部材です。看板の奥の面に等間隔で取り付け、面板を内側から照らします。安定器が不要になるため、発熱や部品の故障リスクも減らせます。

仕上がりを左右するのがLEDの配置間隔です。LEDと面板の距離に対して間隔が広すぎると、面板に光の粒が浮き出る「ドット感」が出てしまいます。看板の奥行きや面板の素材に合わせて配置を設計できる、看板専門の業者に依頼すると安心です。

内照式看板の内部にLEDモジュールが等間隔に取り付けられている様子
蛍光灯器具を撤去し、LEDモジュールを等間隔に配置した看板の内部

②直管形LEDに交換する

蛍光灯と同じ棒状の直管形LEDを使う方法です。LED用の器具ごと交換すれば、LEDモジュールより部材費を抑えられる場合があります。注意したいのは、既存の蛍光灯器具はそのままに、ランプだけをLEDに差し替える交換です。

日本照明工業会は、既存の蛍光灯器具に直管形LEDランプを取り付けると、器具との組み合わせの誤りや安定器の劣化によって、発煙・発火やランプの落下が起こるおそれがあるとして、器具ごとの交換を推奨しています。「工事不要」とうたう製品でも、看板の器具との相性は個別に確認しなければなりません。看板で直管形LEDを使う場合は器具ごと交換する方法を基本とし、施工は電気工事士の資格をもつ業者に任せましょう。

③看板ごと新調・リニューアルする

設置から15年以上たち、本体のサビや雨漏り、面板のひび割れや色褪せが目立つ看板は、照明だけをLED化しても見た目は改善しません。LEDを内蔵した看板に作り替えれば、デザインも今のお店に合わせて一新できます。

看板の枠や支柱がしっかりしている場合は、枠を活かして面板と照明だけを交換するリニューアルで、新調より費用を抑えられることもあります。

高所作業車を使って新しいLED内照式の袖看板を取り付けている職人
本体が傷んでいる看板は、LED内蔵の看板への新調やリニューアルがおすすめです
内照式から「外照式」に切り替える方法も

看板の中の照明をなくし、LEDのアームライトやスポットライトで外から照らす方法もあります。壁面看板などで内部の照明が傷んでいる場合の選択肢のひとつです。違いについては内照式看板と外照式看板の違いで解説しています。置き型の電飾スタンド看板は、本体の劣化が進んでいることも多いため、LEDタイプへの買い替えも有力な選択肢です。

LED照明・LED電飾スタンド看板は看板通販サインシティで購入できます

LEDアームライト・看板照明を見る›LED電飾スタンド看板を見る›

内照式看板のLED化・リニューアルの事例

CUVIC大阪では、既存看板のLEDモジュール化から、LED内蔵看板の新規製作、色褪せた看板のリニューアルまで対応しています。施工事例は各サービスページでご覧いただけます。

看板のLED化にかかる費用相場

看板のLED化の費用は、LED部材費+作業費+高所作業・道路関係の費用+処分費で決まります。特に金額を大きく左右するのが、高所作業車や道路使用許可が必要かどうかです。

LED化の費用の内訳

表は横にスクロールできます →

項目 内容 費用の目安(税別)
LED部材(LEDモジュール・電源) 看板の大きさ・明るさに応じた数量 約2万〜8万円
作業費 面板の脱着、器具の撤去、配線、点灯確認 約2万〜6万円
高所作業車 2階以上の袖看板・壁面看板の場合 約3万〜8万円/日
道路使用許可・警備員 歩道や車道の上で作業する場合 約3万〜8万円
処分費 蛍光灯・安定器・器具の産業廃棄物処理 数千円〜1万円程度

※中型までの看板1台の場合の一般的な目安です。

看板の種類別の費用目安

表は横にスクロールできます →

看板の種類・条件 LED化の費用目安(税別) ポイント
電飾スタンド看板(置き型) LEDタイプへの買い替えが一般的 本体の劣化も一度に解消できる
1階の小型看板(脚立で作業できる袖看板・壁面看板) 約5万〜12万円 高所作業車が不要なぶん費用を抑えやすい
2〜4階程度の袖看板(高所作業車を使用) 約10万〜30万円 道路使用許可・警備員の有無で変動
壁面の内照式看板(横幅3m前後) 約15万〜40万円 面板が色褪せていれば張り替えの同時施工がおすすめ
屋上看板・大型看板 50万円〜 現地調査のうえ個別にお見積もり

※2026年9月時点の一般的な目安です。看板の大きさ・設置の高さ・劣化の状態・地域によって変わります。正確な金額は現地調査のうえでお見積もりします。

歩道に高所作業車を停め、カラーコーンで安全を確保して袖看板のLED化工事を行う様子
2階以上の袖看板は高所作業車を使うため、道路使用許可や警備員が必要になることがあります

LED化の費用を抑える4つのコツ

  1. 複数の看板をまとめて工事する:袖看板と壁面看板を同じ日に施工すれば、高所作業車や道路使用許可の費用を1回分にまとめられます。
  2. 面板の張り替えや安全点検と同時に行う:色褪せた面板の張り替えや、許可の更新に必要な安全点検と同じタイミングにすれば、作業車や足場の費用の重複を防げます。
  3. 蛍光灯が切れる前に計画する:切れてからの緊急対応より、余裕をもって依頼したほうが、日程や部材の調整がしやすくなります。
  4. 補助金と会計処理を確認する:自治体によっては省エネ設備への補助制度があります。工事の内容によっては修繕費として処理できる場合もあります(詳しくは「よくある質問」をご覧ください)。

看板のLED化費用、まずは無料でお見積もり

看板の写真と設置場所、おおよそのサイズをお知らせいただくと、ご相談がスムーズです。LEDモジュール化・リニューアル・新調など、看板の状態に合わせた方法を比べてご検討いただけます。

0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)

看板のLED化で失敗しないための注意点

看板のLED化は、照明器具の交換であると同時に「屋外の高い場所での電気工事」でもあります。依頼する前に、次の4つを押さえておきましょう。

配線工事は電気工事士の資格が必要

同じ種類の蛍光灯に差し替えるだけなら資格はいりませんが、安定器を外したり、LED用の電源を取り付けたりする配線工事は、電気工事士法にもとづき電気工事士の資格が必要です。資格のない人による工事は、漏電や火災の原因にもなります。

道路の上で作業するなら道路使用許可が必要

歩道や車道に高所作業車を停めて作業する場合は、道路交通法にもとづき、管轄の警察署で道路使用許可を受ける必要があります。警察署や作業内容によっては許可まで数日〜1週間ほどかかることがあるため、工事日程は余裕をもって決めましょう。通行人の安全を確保するため、警備員の配置が必要になる場合もあります。

使用済みの蛍光灯は産業廃棄物として処理する

店舗や会社などの事業所から出る使用済みの蛍光灯は、廃棄物処理法上の「水銀使用製品産業廃棄物」にあたります。割れないように保管し、処理の許可を持つ産業廃棄物処理業者に委託しなければなりません。マニフェスト(産業廃棄物管理票)にも、水銀使用製品産業廃棄物が含まれることとその数量を記載します。LED化を依頼するときは、取り外した蛍光灯や安定器の処分まで対応できる業者を選ぶと安心です。

取り外した使用済みの直管蛍光灯を割れないように専用ケースに入れて保管している様子
取り外した蛍光灯は割らずに保管し、産業廃棄物として適正に処理します

面板の色褪せや本体の劣化も一緒に点検する

LED化で看板が明るくなると、それまで目立たなかった面板の色褪せや汚れがはっきり見えることがあります。また、看板を支える金具や本体のサビは、落下事故につながる危険な劣化です。LED化で面板を外すタイミングは、看板の内部や取付部を点検できる貴重な機会でもあります。

たとえば大阪府では、2018年10月から、高さ4mを超える屋外広告物の許可を更新する際に、屋外広告士などの有資格者による安全点検の結果報告が必要になりました(大阪市など独自の条例を定める市を除く)。許可の更新時期とLED化を合わせれば、点検と工事を効率よく進められます。

看板のLED化工事の流れ(ご相談から点灯まで)

CUVIC大阪にLED化をご依頼いただいた場合の、一般的な流れをご紹介します。

  1. お問い合わせお電話・フォーム・LINEでご相談ください。看板の写真、設置場所(住所・何階か)、おおよそのサイズ、点灯の状況を教えていただくとスムーズです。
  2. 現地調査蛍光灯と安定器の状態、本体のサビや雨漏り、面板の劣化、作業車を停める場所や道路使用許可の要否を確認します。
  3. お見積もり・プランのご提案LEDモジュール化・リニューアル・新調など、看板の状態に合った方法を費用とあわせてご提案します。お見積もりは無料です。
  4. 各種手続き道路使用許可など、工事に必要な手続きを進めます。
  5. LED化工事面板を外して蛍光灯器具と安定器を撤去し、LEDモジュールと電源を取り付けます。配線と点灯確認のあと、面板を戻します。
  6. 完了・処分点灯状態をご確認いただいて完了です。取り外した蛍光灯や安定器は、産業廃棄物として適正に処分します。
看板の前で作業着の職人が内照式看板の状態を点検しサイズを測っている様子
現地調査では、照明だけでなく看板本体や取付部の状態も確認します
ご相談前にチェックしておくとスムーズな項目

  • 看板の種類(袖看板・壁面看板・自立看板・電飾スタンド看板など)
  • 設置の高さ(1階か、2階以上か)と前面の道路の状況
  • 設置からのおおよその年数
  • 点灯の状況(切れている本数、点滅、暗さ)
  • 面板の色褪せ・割れ、本体のサビの有無
  • 屋外広告物の許可の更新時期

看板のLED化に関するよくある質問

2028年以降、看板の蛍光灯は使えなくなりますか?

いいえ、使い続けることは禁止されていません。規制の対象は蛍光灯の「製造」と「輸出入」で、環境省・経済産業省も、すでに使用している蛍光灯の継続使用や、期限までに製造された在庫品の売買・使用は禁止されないと案内しています。ただし新たに製造されなくなるため、交換用の蛍光灯は在庫限りとなり、今後は入手しにくく、価格も上がると考えられます。

看板の蛍光灯を自分でLEDに交換できますか?

同じ種類の蛍光灯に差し替えるだけなら資格は不要ですが、安定器を外したりLED用の電源を取り付けたりする配線工事には電気工事士の資格が必要です。「工事不要」とされる直管形LEDランプでも、器具との組み合わせによっては発煙・発火のおそれがあるため、看板の場合は専門業者への相談をおすすめします。2階以上の看板は転落の危険もあるため、ご自身での作業は避けてください。

看板のLED化工事にはどれくらい時間がかかりますか?

看板1台をLEDモジュール化する場合、現地での作業は数時間から1日程度が目安です。高所作業車を使う場合や道路使用許可が必要な場合は、許可が下りるまでの日数も含めて日程を組みます。看板の大きさや台数、お店の営業時間に合わせて調整できます。

看板のLED化の費用はいくらですか?

一般的な目安(税別)は、脚立で作業できる1階の小型看板で約5万〜12万円、高所作業車を使う2〜4階程度の袖看板で約10万〜30万円、横幅3m前後の壁面の内照式看板で約15万〜40万円です。看板の大きさ、設置の高さ、道路使用許可や警備員の要否によって変わるため、正確な金額は現地調査のうえでお見積もりします。

LED化の費用は経費(修繕費)にできますか?

国税庁の質疑応答事例では、事務室の蛍光灯を蛍光灯型LEDランプに取り替えた費用について、修繕費として処理して差し支えないとされています。一方、看板本体を新調する場合などは資産として計上し、耐用年数に応じて減価償却するケースもあります。工事の内容によって扱いが変わるため、顧問の税理士にご確認ください。

看板のLED化に使える補助金はありますか?

国や自治体の省エネ設備に関する補助制度の対象になる場合があります。制度ごとに対象となる設備や事業者、公募の時期が異なり、年度によって内容も変わるため、事業所のある自治体や商工会議所などで最新の情報をご確認ください。

内照式の看板を、外から照らすタイプに変えることはできますか?

可能です。看板の中の照明を撤去し、LEDのアームライトやスポットライトで外から照らす「外照式」に変更する方法があります。ただし内照式用の半透明の面板は、外から照らすと色が沈んで見えることがあるため、面板の張り替えを合わせてご提案する場合もあります。

LEDにすると看板の見え方は変わりますか?

LEDモジュールは面全体を均一に照らせるため、蛍光灯よりもムラの少ない、くっきりとした見え方になります。一方で、明るくなることで面板の色褪せや汚れが目立つこともあります。面板が劣化している場合は、LED化と同時にシートの張り替えやデザインの刷新を行うと、仕上がりが大きく変わります。

大阪以外の地域でも依頼できますか?

はい、全国に対応しています。CUVIC大阪は全国50拠点のネットワークで、看板のLED化・安全点検・リニューアルを承っています。複数店舗の看板をまとめてLED化したい場合もご相談ください。

まとめ|看板のLED化は蛍光灯が手に入るうちに計画的に

  • 看板で多く使われる直管蛍光灯は、一般形(ハロりん酸塩)が2026年12月31日、三波長形が2027年12月31日で製造・輸出入が終わります。
  • 使用は禁止されませんが、交換用の蛍光灯は入手しにくく、値上がりしていく見込みです。
  • LED化の主流は「LEDモジュール化」です。費用の目安は小型看板で約5万〜12万円、高所作業車を使う袖看板で約10万〜30万円(税別)です。
  • 試算では電気代が約6割下がり、寿命約40,000時間のLEDならランプ交換の手間もほぼなくなります。
  • 設置10年以上の看板は安定器の劣化にも注意が必要です。面板の張り替えや安全点検と同時に施工すると、費用を抑えられます。

蛍光灯の在庫が減り、LED化の依頼が集中する2027年末が近づくほど、工事の日程は取りにくくなります。看板の明かりが点いているうちに、まずは現状の確認からご相談ください。

看板のLED化・蛍光灯交換のご相談はCUVIC大阪へ

屋外広告士が30名以上在籍する看板のプロが、看板の状態を確認し、LEDモジュール化・リニューアル・新調の中から最適なプランをご提案します。お見積もりは無料、全国50拠点のネットワークで北海道から沖縄まで対応しています。

0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)

あわせて読みたい関連記事

関連記事

看板知識

看板お役立ち

マーケティング

看板通販サイトなども運営中!

バナー1 バナー2 バナー3 バナー4
看板お気軽にお問い合わせください!

お電話・メール・LINEにて随時ご対応しております。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!

0120-944-599 FAX:052-350-2662
営業時間:9:00-17:00 定休日:土日祝

看板デザイン制作
プレート看板
大型看板
TOP
TOP