工事看板の種類一覧|SL立看板・矢印板・電光標示板の違いと選び方、サイズ・工事種別・値段とレンタル

工事看板

工事看板は、道路の工事なら役割で7種類に分かれます。工事の手前で知らせる工事予告看板、車線を寄せる矢印板・電光標示板、片側交互通行や通行止めを示す規制・誘導の看板、工事区間の起点に置く工事中の看板と標示板、歩く人に向けた歩行者通路などの看板、歩道側に置く工事説明看板・工事情報看板、そして終点の工事区間の終わりの看板です。たとえば片側の車線をふさいで水道管を入れ替える工事なら、手前に「この先工事中」、規制の入口に矢印板と「片側交互通行」、起点に工事の内容と期間を書いた標示板、歩道に「歩行者通路」を置きます。道路の外では、仮囲いやフェンスの注意の看板、法律で決まった掲示物、近隣への工事のお知らせが加わります。

形と大きさは、幅550×高さ1,400mmのSL立看板が基本で、狭い場所には幅275mmのハーフ(スリム)、工事の標示板には幅1,100mm前後の板、車線の規制には幅900×高さ450mmの矢印板、フェンスには幅300×高さ600mmのマンガ標識を使います。夜も使うなら高輝度の反射やLEDを選び、発注者が様式や素材を決めている場合はそれに合わせます。定番の文言の看板はサインシティで1枚5,280円から買え、数日だけ使う看板や電光標示板は、グループのグリーンクロスで借りられます(全国61拠点)。

やりたいこと 選ぶ工事看板
道路で
工事中を知らせる
SL立看板(幅550×高さ1,400mm)の「工事中」「通行止」など。5,280円で買える
狭い歩道・
電柱の横に置く
幅275mmのハーフ(スリム)。「50m先工事中」「歩行者通路」など
手前で予告して
車線を寄せる
予告の看板(高輝度の反射)と矢印板(幅900×高さ450mm)。夜や交通量の多い道路はLED矢印板・電光標示板を借りる
工事の内容と
期間を伝える
発注者の様式の工事の標示板・工事情報看板(幅1,100mm前後)。白板(4,400円)に文言を貼るか、別注で作る
フェンス・仮囲いで
注意をうながす
マンガ標識(幅300×高さ600mm)385円、立入禁止などの安全標識
外国人にも
伝える
4か国語のSL立看板(ハーフ・プリズム反射)8,085円
数日だけ・
数が多い
グリーンクロスで借りる。ハーフのSL工事看板は7日間2,140円(税別)の掲載例

※サインシティの価格は2026年10月27日に確認した表示価格(税込、送料別)。レンタルはグリーンクロスの記事に載っている1商品の例(2026年10月25日確認、税別)。価格は変わることがあるので、注文の前に各ページで確かめてください。

片側の車線を規制している市街地の道路工事の現場で、手前から工事予告の立て看板、赤い矢印板、オレンジのコーンの列、白地に青い帯の工事の看板が並んでいる様子
道路工事の現場には、予告・矢印・規制・工事中の看板が順に並ぶ(イメージ)

工事看板とは:道路の看板と、現場の周りの看板

工事看板は、工事をしていることや、通行の規制、注意してほしいことを、通る車と人に知らせる看板の呼び名です。法律で決まった名前ではなく、道路の工事では、国や自治体の基準が「標示板」「工事予告看板」「工事情報看板」などと役割ごとに呼び分けています。この記事で中心に取り上げるのは道路の上や脇に立てる看板で、道路の外で使う看板は次の4つです。

看板 中身
注意・安全の看板
現場の周り・中
「立入禁止」「関係者以外立入禁止」「頭上注意」など。仮囲いやフェンスにはイラストで伝えるマンガ標識(幅300×高さ600mm)がよく使われる
法令の掲示物
建築・解体・改修
建設業の許可票、労災保険関係成立票、建築基準法による確認済の表示、施工体系図、石綿の事前調査結果など。法律で掲げる人が決まっていて、大きさまで決まっているものもある(下の表)
工事のお知らせ
近隣・利用者向け
新築工事の「○○様邸新築工事」、マンションの改修工事のお知らせなど。工事名・期間・作業時間・施工者と連絡先を書く。法令で掲げる義務は見当たらない
工事用黒板
工事写真の撮影用
工事写真に写し込む黒板やボード。「工事看板」と呼ばれることもあるが、通る人に見せる看板とは別の道具

法令の掲示物は、どの法律で、だれが掲げるかが決まっていて、大きさまで決まっているものもあります。主なものは次の5つです。

掲示物 掲げる人・大きさ
建設業の許可票
建設業法第40条
元請が、発注者から直接請け負った工事の現場ごとに。縦25cm以上×横35cm以上
労災保険関係
成立票
徴収法施行規則第77条
建設の事業の事業主(数次の請負では元請)。縦25cm以上×横35cm以上
確認済の表示
建築基準法第89条
建築確認が要る工事の施工者。建築主・設計者・施工者・現場管理者の名前などを書く
施工体系図
建設業法第24条の8
下請契約の総額が5,000万円以上(建築一式工事は8,000万円以上)の特定建設業の元請など
石綿の事前調査
結果
大気汚染防止法第18条の15
解体・改造・補修の工事の元請。工事の規模や石綿の有無にかかわらず、A3(42.0×29.7cm)以上

※条文(e-Gov)と国・自治体の案内による。大きさの「以上」は最小で、これより大きく作るのはかまいません。

仮囲いそのものの決まりと仮囲いに掲げる看板は仮囲いとは?、産業廃棄物の保管場所の掲示板は産業廃棄物保管場所の看板の記事で取り上げています。

工事看板の種類:役割で分ける7つ

車の向き工事区間1234567誘導員予告は数十〜1,000m手前(基準で違う)
道路工事で工事看板を置く場所の例(片側の車線を使う工事を上から見た図。番号は下の表に対応。距離は縮めて描いた。実際の配置は道路管理者・警察の許可の条件と発注者の基準に従う)

道路の工事看板は、車が工事に近づく順に並べると役割がつかめます。遠くで予告し(1)、車線を寄せ(2・3)、工事区間の始まりで内容を知らせ(4)、歩く人を通路へ案内し(5・6)、終わりを示す(7)流れです。

種類 文言の例と置く場所
1 工事予告看板
工事より手前
「この先工事中」「50m先工事中」「100m先工事中」など。国の道路工事保安施設設置基準(案)は工事予告看板を500〜1,000m手前に高輝度の反射式で置くとし、建設工事公衆災害防止対策要綱は、予告の標識や標示板を前方50〜500mの間に置くとしている
2 矢印板・
電光標示板
車線を減らす手前で、車を隣の車線へ寄せる。二方向矢印板は幅900×高さ450mmが多く、夜や交通量の多い道路ではLEDで点滅する矢印板や、ソーラー式の電光標示板を使う
3 規制・誘導の看板 片側交互通行・車線減少・徐行・通行止・車両通行止・まわり道・停止位置など。道路標識と同じ形の規制標識の看板もあり、国の基準(案)は一部の規制標識を夜間は内部照明にするとしている
4 工事中の看板と
標示板
工事区間の起点と終点に置く。標示板には工事の内容・目的、終了日と時間帯、工事種別、発注者(施工主体)と施工者の連絡先を書く(下の「工事種別と書く内容」)
5 歩行者向けの看板 「歩行者通路」「段差あり」「足元注意」など。歩道を狭めたり、仮の通路へ回したりするときに、通路の入口に置く
6 工事説明看板・
工事情報看板
歩道側に、ドライバーから内容が見えない向きで置く。工事情報看板は工事の約1週間前から始めるまで、工事説明看板は始めから終わりまで。大きさは札幌市・川崎市の基準で幅550×高さ1,400mm
7 工事区間の終わり 「工事区間終り」「工事区間終了」など。工事中の標示板と組にして終点に置く

※国土交通省「道路工事現場における標示施設等の設置基準」(平成18年改正)、「工事情報看板及び工事説明看板の設置について」、「道路工事保安施設設置基準(案)」(令和6年2月)、建設工事公衆災害防止対策要綱(土木工事編 第24)による。置く場所と距離は、道路管理者・警察の許可の条件と発注者の基準で決まる。

国の道路工事保安施設設置基準(案)には、中から光る「工事中」の看板について、「○○工事中」と書き「道路工事中」とは書かないという注記があります。基準(案)に理由は書かれていませんが、「道路工事中」は道路標識の警戒標識(213)の名前でもあります。工事の看板に何の工事かを具体的に書けば、標識と見分けがつき、通る人にも工事の中身が伝わります。

工事看板の種類:形と大きさで分ける

12345170cm
工事看板の面板の大きさ(同じ縮尺。番号は下の表に対応。枠・脚・スタンドは省略し、5はフェンスに付けた例)
形 大きさと使う場所
1 SL立看板 幅550×高さ1,400mm。工事看板の基本の大きさで、工事中・通行止・まわり道・歩行者通路・立入禁止など定番の文言が既製品でそろう。25角の鉄枠に入れて脚で立てる
2 ハーフ(スリム) 幅275×高さ1,400mm。歩道・電柱の横・路地など狭い場所に。「50m先工事中」「片側交互通行」「徐行」「段差あり」など
3 工事情報板・
白板
幅1,100×高さ1,400mm前後。工事の標示板の大きさで、国の様式1の図は114×140cm、大阪市の様式は110×140cm。無地の白板に文言を貼って作ることも多い
4 二方向矢印板 幅900×高さ450mm(公団型は幅900×高さ600mm)。LED矢印板は主な機種で幅770〜840mmほど
5 マンガ標識 幅300×高さ600mm。イラストと短い文で伝える標識で、フェンスや仮囲い、バリケードに付ける
電光標示板 小型の約6kgから、大型の約460kgまで。ソーラー式なら、日が照らない日が続いても機種によって約3〜12日動く(カタログ値)

※大きさは面板の寸法。枠・脚を付けると外寸は大きくなる。工事情報板・矢印板・電光標示板の寸法と重さは、グリーンクロスの商品一覧の記載による。

SL立看板とハーフ(スリム)

工事看板と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、幅550×高さ1,400mmの面板を鉄の枠に入れて立てるSL立看板です。サインシティは「反射材を使った立て看板を業界では『SL立看板』と呼びます」と説明していて、反射材そのものが光るのではなく、車のライトなど外からの光が当たって光って見えます。文言は、全面通行止・通行止・車両通行止・工事中・まわり道・歩行者通路・立入禁止・停止位置・工事区間始り/終了などが既製品でそろっていて、サインシティでは工事中(SL-10C)などが1枚5,280円です。歩道や電柱の横で幅を取れない場所には、幅を半分にした275mmのハーフ(スリム)を使い、50m先工事中のような予告や、片側交互通行・徐行・段差ありなどの注意に向きます。

歩道の脇に、幅の広いSL立看板「工事中」と、幅が半分の細いスリムの立看板「歩行者通路」が並んで立っている様子
幅550mmのSL立看板と、幅275mmのハーフ(スリム)(イメージ)

SL立看板の意味や、KYボードなどの工事用品はSL看板とは?でも紹介しています。

工事の標示板・工事情報看板

工事区間の起点と終点に置く標示板は、何の工事を、いつまで、だれがしているかを伝える看板で、国の様式1の図は114×140cm、大阪市の様式は110×140cmです。発注者ごとに様式や文言の決まりがあるため、既製品より、無地の白板(幅1,100mmで4,400円)に文字を貼るか、別注で作るのがふつうです。書く内容と色の決まりは、この記事の「工事種別と、標示板に書く内容」で詳しく書きました。

矢印板・LED矢印板

車線を減らす区間の手前で、車を隣の車線へ寄せるのが矢印板です。二方向矢印板は幅900×高さ450mmが多く、プリズム反射や蛍光高輝度の反射シートのもの、蓄光を組み合わせたもの、点滅灯を差し込むものがあります。夜や見通しの悪い場所では、LEDで矢印を光らせるLED矢印板を使います。風の強い場所向けに、風が抜ける形の矢印板もあります。

夜の道路工事の現場で、黄色く光るLEDの矢印板が左の車線へ寄るよう示し、その奥に反射して光る工事看板とコーンが並んでいる様子
夜の車線規制では、LED矢印板と反射する看板で車を寄せる(イメージ)

電光標示板

電光標示板は、文字をLEDで光らせて、遠くのドライバーに規制や工事を知らせる機械です。昇降式の大型、縦型、フルカラー、持ち運べる小型、ネットで表示を遠くから変えられる機種があり、ソーラー式なら電源のない道路でも使えます。重さは小型の約6kgから大型の約460kgまであり、一台ごとの値段が高いので、工事の期間だけ借りるのが一般的です。グリーンクロスの電光標示板の一覧は、ソーラー式だけで35品目を載せています。

国道の路肩に、ソーラーパネルを載せた大型の電光標示板が置かれ、オレンジ色のLEDで「この先 車線規制」と表示している様子
ソーラー式の電光標示板は、電源のない道路でも使える(イメージ)

マンガ標識・イラスト看板

マンガ標識は、作業員のイラストと短い言葉で「立入禁止」「頭上注意」「足元注意」などを伝える幅300×高さ600mmの標識で、仮囲いやフェンス、バリケードに付けます。文字を読まなくても一目で伝わるので、子どもや外国人も通る場所に向きます。サインシティのマンガ標識は107種類あり、1枚385円です(2026年10月27日確認)。

建設現場の白い仮囲いのフェンスに、作業員のイラストが描かれた縦長のマンガ標識が数枚、等間隔で取り付けられている様子
仮囲いやフェンスに付けるマンガ標識(イメージ)

工事看板の種類:反射と光り方で分ける

同じ文言の看板でも、夜の見え方は面板の反射で大きく変わります。国の標示施設の設置基準は、夜間は遠くから見えるよう照明か反射装置を付けるとしていて、道路工事保安施設設置基準(案)は、予告の看板などを高輝度の反射式にするとしています。昼だけの工事か、夜も規制を続けるかで選びます。

反射・光り方 特徴と使う場面
無反射 白板やカラーの板。昼だけ使う場所や、照明で照らす場所に。いちばん安い
反射
全面反射
SL立看板の多くは面板全体が反射し、夜に車のライトを受けると光って見える
高輝度・
プリズム反射
より明るく光を返す反射シート。国の基準(案)は、工事予告看板・警戒標識・工事中の表示板・停止位置や歩行者案内の看板などを高輝度の反射式にするとしている
蛍光+プリズム 蛍光オレンジ・蛍光イエローの地にプリズムの反射を組み合わせた看板。昼も夜も目立たせたい予告や注意に
蓄光 光をためて暗い所で光る。歩行者向けの看板や、矢印板・看板枠のクリップに使われる
内部照明・LED
ソーラー
中から光る「工事中」の看板(国の基準(案)では矢印を順に点滅させる)、LED矢印板、電光標示板。照明のない看板には、人感センサー付きの看板照明を後から付けられる

夜も規制を続ける現場では、看板だけでなく保安灯も置きます。建設工事公衆災害防止対策要綱(土木工事編)は、高さ1m程度で夜間150m前方から見える保安灯を求めていて、国の基準(案)は黄色回転灯を視認距離200m以上としています。

工事看板の種類:素材・枠・立て方で分ける

分け方 中身
面板の素材 鉄板・樹脂・アルミなど。大阪市の基準は工事の標示板を原則として鉄板(厚さ0.4mm以上)に白のメラミン焼付けとしていて、鯖江市(福井県)は工事の標示板に原則として福井県内産の間伐材を使うとしている。発注者が素材まで指定することがある
枠 25角の鉄枠が定番。さびにくいガルバリウム鋼板の鉄枠、軽いアルミ枠、樹脂をブロー成型した枠(ポリエチレン)もある
板のみ・枠付き 同じ文言でも「板のみ」か「枠・脚付き」かで値段が変わる。見積もりを比べるときは、板・枠・脚・重りのどこまで入っているかをそろえる
1鉄枠+脚+重り重り重り2ブロー製の枠もたせ3ガードレールガードレール4コーン・バーバーに結束
工事看板の立て方の例(番号は下の表に対応。どの立て方でも、国の基準(案)は「転倒しないように留意して設置すること」としている)
立て方 中身
1 鉄枠+脚+重り 25角の鉄枠に脚(サインキーパー)を付けて立て、脚に重りを載せる。重りは鋳物のヘビーウエイト(8.5kg)など
2 ブロー製の枠 樹脂を成型した枠に面板をはめ、もたせ(後ろの支え)で立てる。もたせ付きで16.6kgの枠もある
3 ガードレールに
掛ける
ガードレール用のサインスタンドで、ガードレールに看板を固定する。歩道が狭く、脚を広げられない場所に
4 コーン・バーに
付ける
カラーコーンやコーンバー、バリケードに小さな看板を取り付ける。規制帯の中で文言を足すときに

幅550×高さ1,400mmの看板は、風を受ける面が0.77㎡あり、強い風では脚が浮いて倒れます。国の基準(案)は多くの看板に「転倒しないように留意して設置すること」と注記していて、脚に重りを載せる、ほかの保安施設と結ぶ、強風の前には寝かせて片付ける、といった手当てが要ります。

工事種別と、標示板に書く内容

道路工事の標示板は、旧建設省の「道路工事現場における標示施設等の設置基準」が国の基準で、平成18年の改正で、何の工事を何のためにしているか、いつ終わるかが一目でわかる形に変わりました。書く事項は、①工事の内容・目的、②工事の終了日と時間帯、③工事種別、④施工主体と連絡先、⑤施工業者と連絡先の5つです。色は、挨拶文と工事種別が青地に白抜き、工事の内容と期間が青い文字、そのほかは黒い文字で、地は白。縁の余白は2cm、縁線は1cm、区画線は0.5cmと決まっています。

ご協力をお願いします傷んだ舗装をなおしています舗装修繕工事11月30日まで時間帯 9:00〜17:00発注者 ○○市道路課 TEL 00-0000-0000施工者 ○○建設株式会社 TEL 00-0000-0000挨拶文青地に白抜き工事の内容・目的青い文字工事種別青地に白抜き工事の終了日青い文字で大きく時間帯工事をする時間発注者・施工者名前と電話。黒
道路工事の標示板のイメージ(国の基準の様式1の書く事項と配色をもとに、114×140cmで描いた。挨拶文は道路工事保安施設設置基準(案)(令和6年2月)の例、工事の内容は鯖江市の記載例を参考にした。並びと大きさは発注者・道路管理者の様式に合わせる)

「工事種別」は、舗装・水道・下水道などの工事の分類です。自治体の基準には区分の一覧を載せたものがあり、鯖江市の基準は次のように分けています。工事の内容は種別ごとに「何をしているか」を短く書き、舗装の修繕なら「傷んだ舗装をなおしています」のように表します。

分類 工事種別
道路 道路改良、歩道新設、道路防災、舗装新設・修繕、橋梁、橋梁補強、電線共同溝、道路維持、照明灯修繕、標識修繕、路面清掃、道路除草、凍結防止
河川 河川改修、河川維持、河床整理、水門修繕、砂防、砂防維持修繕、がけ崩れ対策、地すべり対策
公園 公園工事、施設修繕
水道 上水道工事
下水 下水道工事
その他 植樹工事、植栽管理

※鯖江市「工事現場における標示施設等の設置基準」(令和4年4月1日施行)の工事種別の区分。記載例は参考で、文言は担当の監督員と協議して決めるとしている。

挨拶文は、平成18年の様式の図では「ご迷惑をおかけします」でしたが、国の道路工事保安施設設置基準(案)(令和6年2月)は「ご協力をお願いします」を例に挙げ、札幌市も「ご協力をお願いします」に変えてよいと案内しています。大阪市の様式は今も「ご迷惑をおかけします」なので、発注者の様式があればそれに合わせます。

工事の種類ごとにそろえる看板

どの看板を何枚そろえるかは、工事の種類でおおよそ決まります。グリーンクロスは工事の種類ごとに、現場で起きやすいことと使う保安用品を写真で紹介していて、気になった品目を見積もりの一覧にまとめて頼めます。

片側の車線を規制している道路工事の現場で、手前から予告の看板、LEDの矢印板、オレンジのコーンの列、工事中の看板が並んでいる様子

道路・舗装工事

車線を規制する工事。予告の看板、矢印板・電光標示板、規制の看板、起点・終点の標示板、夜の保安灯を一組でそろえる。

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住宅街の道路で水道管の工事をしていて、掘削した部分がバリケードで囲まれ、歩行者通路の看板と片側交互通行の看板が立っている様子

上下水道・管工事

道路を掘って管を入れる工事。片側交互通行、「段差あり」「歩行者通路」の看板と、掘った所の仕切り、歩く人の足元づくりが要る。

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白い仮囲いで囲まれた建築現場のゲートの横に、法令の掲示物が並ぶ掲示板と工事のお知らせ看板、立入禁止のマンガ標識が掲げられている様子

建築・新築工事

建物を建てる工事。仮囲いとゲートに法令の掲示物と安全掲示板、現場の周りにマンガ標識や4か国語の安全標識を掲げる。

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マンションのエントランス付近で改修工事をしていて、床が養生され、工事のお知らせの看板と足元注意の小さな看板が置かれている様子

改修・修繕工事

人が住みながら・使いながらの工事。通路の案内、「足元注意」、工事のお知らせと工程の変更を知らせる掲示を出す。

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河川敷の工事現場の入口に立入禁止の看板とバリケードが置かれ、奥に大型土のうと重機が見える様子

河川・治水工事

水際で作業する工事。水際の作業の装備、高輝度の工事看板、街灯のない河川敷を照らす照明と保安灯を用意する。

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橋の上で片側の車線を規制して補修工事をしていて、電光標示板と矢印板、コーンが並んでいる様子

橋梁工事

橋を使いながら補修する工事。車線の規制の看板・矢印板・電光標示板と、下へ物を落とさない養生を組み合わせる。

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※画像はイメージです。リンク先はグリーンクロスの「工種別の現場安全対策」。

工事看板の値段と、買う・借りる・作るの分け方

商品 値段
SL立看板
幅550×高さ1,400mm
5,280円
工事中・通行止・まわり道・歩行者通路・立入禁止など(反射)
ハーフのSL立看板
幅275×高さ1,400mm
6,600円
50m先工事中・片側交互通行・徐行など
4か国語の
ハーフのSL立看板
8,085円
プリズム反射
マンガ標識
幅300×高さ600mm
385円
立入禁止・頭上注意など107種類
白板(無反射)
25角の鉄枠付き
幅550 3,300円・幅1,100 4,400円
反射白板 幅550 10,120円・幅1,100 10,450円
ハーフ(幅275)は白板2,860円・反射白板4,180円
カラーコーン
ホワイト
1,320円(高さ725mm)
借りる
グリーンクロス
ハーフのSL工事看板「片側交互通行」(ブロー枠、幅275×高さ1,400mm)7日間 2,140円(税別)

※買う価格はサインシティの表示価格(2026年10月27日確認、税込、送料別)。SL立看板は面板が反射型で鉄枠付き。送料は商品と届け先で別にかかり(SL立看板は多くの地域で2,420円)、代引きはできません。レンタルはグリーンクロスの記事「工事看板のレンタル料金は?」に載っている1商品の例(2026年10月25日確認)で、別のサイズや仕様・別注品には当てはまりません。電光標示板・LED矢印板・工事用信号機は見積もり。

手に入れ方 向く看板
買う
サインシティ
毎回使う定番の文言(工事中・通行止・歩行者通路)、コーンやバー、マンガ標識。持っておけば急な工事にもすぐ出せる
借りる
グリーンクロス
数日〜数か月だけ使う看板、一度に数が要る看板、電光標示板・LED矢印板・工事用信号機・保安灯。「1日だけ」「土日・休日」「1週間程度」「1か月程度」「3か月以上」から相談でき、返却品は清掃・点検済み
作る
グリーンクロス・CUVIC大阪
発注者が様式を決めた標示板・工事情報看板、社名や工事名を入れた看板、工事のお知らせ。寸法・数量・データが決まっていなくても相談できる

毎回使う「工事中」「通行止」「歩行者通路」の看板やコーンは、買って持っておくと急な工事にもすぐ出せます。年に数回しか使わない文言、一度に何十枚も要る規制、値段の高い電光標示板やLED矢印板は、借りたほうが保管の場所も手入れも要りません。発注者の様式の標示板や、社名・工事名を入れる看板は、作ります。

グループのグリーンクロス(本社 福岡市)は、工事看板・安全用品・保安用品の販売とレンタル、看板の製作を一つの窓口で受けています。全国61の営業・物流・レンタルの拠点があり、自社の物流センターに定番の商品を在庫していて、在庫と納期は問い合わせの場で答えています。商品名が決まっていなくても、現場の条件と工期を伝えれば、販売・レンタル・在庫・納期をまとめて整理してくれます。

大きな物流倉庫の棚に、工事看板やカラーコーン、バリケード、電光標示板などの安全用品が整然と並んでいる様子
工事看板や保安用品を在庫する物流倉庫(イメージ)

フェンスや仮囲いに掛ける社名入りの板や、工事のお知らせの看板は、CUVIC大阪のプレート看板(アルミ複合板に出力シートとUVカットのラミネート、600×450mm 7,480円〜、税の表記なし)でも作れます。デザインから頼む場合も、データを入稿して製作だけ頼む場合も受けています。

工事看板を置くときの決まり

道路で工事をするときは、看板を置く前に、警察署長の道路使用の許可(道路交通法第77条第1項第1号)を受けます。大阪府警の審査基準では、標準処理期間は7日(休日を除く)で、道路管理者との協議などが要る場合はその期間が加わります。足場や仮囲いのように、道路に工作物や物件を設けて続けて使う場合は、道路管理者の占用の許可(道路法第32条)も要ります。看板を置く場所・数・文言は、許可の条件と発注者の指示に従い、予告の看板の距離も、国の基準(案)の500〜1,000m、公衆災害防止対策要綱の50〜500mのように基準によって違うので、発注者の基準で確かめます。

敷地の中だけで使う注意の看板や、仮囲いに付けるマンガ標識には、こうした許可は要りません。ただし、看板が歩道にはみ出せば道路の使用・占用の許可が要るので、置き場所は敷地の中に収めます。

看板だけでは防げない危険:AIで現場の危険を洗い出す

工事看板やコーンは、通る人や車に危険を知らせる道具ですが、現場の中の転倒・はさまれ・飛来落下といった危険は、看板を立てるだけでは減りません。グリーンクロスのD.D safe Aiは、スマートフォンで現場を撮影すると、AIが災害の型ごとに起こりうる危険を洗い出し、報告書の作成や写真・音声の記録、是正の状況の一覧とリマインドまで手伝うアプリです。導入の前後を比べた参考値として、洗い出せた危険の数が5倍、報告書を作る時間が40%減ったと紹介しています(現場の条件で変わる)。相談、デモ、トライアルを経て契約する流れです。

工事現場で、ヘルメットをかぶった現場監督がスマートフォンで足場の周りを撮影していて、画面に危険の候補を示す枠が表示されている様子
スマートフォンで現場を撮影して、AIで危険を洗い出す(イメージ)

工事看板を頼む前に決めておくこと

次のことが決まっていれば、選ぶ看板も見積もりもすぐに決まります。文言ごとの枚数は、予告から終わりまで、車が近づく順に1枚の一覧にしておくと、抜けと重なりが見つかります。

  • 工事の種類と場所(道路の上か、敷地の中か)、規制のしかた(片側交互通行・車線減少・通行止)
  • 発注者・道路管理者の看板の様式と、道路使用・道路占用の許可の条件
  • 要る文言と枚数を、予告・規制・工事中・歩行者・終わりの順に並べた一覧
  • 夜も使うか(高輝度の反射・LED・保安灯)、風が強い場所か(重り・固定のしかた)
  • 使う期間と届け先(買うか借りるか、搬入と回収の日)
  • 社名・工事名を入れるなら、文言・ロゴのデータ・大きさ・素材の指定

工事看板についてよくある質問

工事看板に社名や工事名を入れて作れますか?

できます。グリーンクロスは工事案内などの看板の製作を受けていて、寸法・数量・データが決まっていなくても相談でき、料金と納期は条件を確かめてから案内しています。既製の枠を使うなら、サインシティの無地の白板(幅550mm 3,300円、幅1,100mm 4,400円、2026年10月27日確認)に文字のシートを貼る方法もあります。仮囲いやフェンスに掛ける社名入りの板は、CUVIC大阪のプレート看板(アルミ複合板、600×450mm 7,480円〜、税の表記なし)でも作れます。

土日や休みの日、工事看板はどうしておけばよいですか?

規制をしない日に看板が立ったままだと、通る人や車が迷います。看板の上に重ねて貼る「休工中」や「解除中」のマグネット、文言を隠す無地の目隠しカバーが売られています。道路に置いたままにしてよいかは、道路使用・占用の許可の条件によるので、許可を受けた内容に合わせます。

外国人の通行人や作業員に向けた工事看板はありますか?

あります。4か国語で書いたハーフのSL立看板が既製品で売られていて、サインシティではプリズム反射のものが8,085円です(2026年10月27日確認)。建築現場の中の安全標識にも、4か国語の既製品があります。

台風や強風の前には、工事看板をどうすればよいですか?

気象庁の「風の強さと吹き方」は、平均風速15〜20m/sで看板やトタン板が外れ始め、20〜25m/sで看板が落下・飛散するとしています。屋外広告物適正化推進委員会の「看板の安全管理ガイドブック」は、置き看板を台風の前に屋内へしまうか固定するよう求めています。工事看板も、強風の予報が出たら寝かせるか片付け、残すものは重りを足すか、ほかの保安施設に結んで固定します。

壊れた工事看板や使い終わった看板は、どう処分しますか?

会社の工事で使った看板やバリケードは事業活動で出た廃棄物なので、金属の枠や鉄板は金属くず、樹脂の板やシートは廃プラスチック類として、産業廃棄物の処理業者に頼みます。文言だけ替えたい看板は、無地の白板に新しいシートを貼り直して使い続ける方法もあります。

工事看板と、道路標識の「道路工事中」は違うものですか?

黄色いひし形の「道路工事中」は、道路標識の命令で決まった警戒標識(213)で、道路標識の形と色が決まっています。工事看板は、工事をする会社が発注者や道路管理者の基準に合わせて置く看板の総称です。国の道路工事保安施設設置基準(案)では、警戒標識と、工事の内容を書く標示板・工事中の看板を組み合わせて置きます。

工事看板の購入・レンタル・製作は、グループでそろいます

工事看板・保安用品の販売とレンタル、工事の種類ごとの安全対策の相談は、全国61拠点のグリーンクロスへ(通話無料 0120-418-963、平日9:00〜17:30)。定番のSL立看板・スリム・マンガ標識はサインシティですぐに買えます。社名入りの看板や工事のお知らせの看板は、CUVIC大阪が製作だけでも、取り付けまででもお受けします。

0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)

参考資料

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