看板資材の種類と選び方|看板材料・素材ごとの用途と値段、通販・カット・製作の頼み方

看板資材(看板材料)は、大きく分けて、看板の土台になる「板」、文字や絵をのせる「シート」、置くだけで使える「既製品の看板の本体」、照明や枠・金具などの「部材」の4つです。たとえば店の壁に付けるプレート看板は、厚さ3mmのアルミ複合板に、インクジェットで印刷した塩ビのシートを貼り、日差しから守るラミネートを重ねて作ります。店先のA型看板は、既製品のスタンド看板に、印刷したシートやポスターを入れて使います。

どの資材を選ぶかは、屋内か屋外か、どれくらいの期間使うか、自分で作るか頼むかで決まります。この記事では、資材ごとに、どんな看板に使われているか、屋外での持ち、大きさと値段の目安、買える場所を、看板通販サインシティの品ぞろえで具体的に紹介します。資材だけ買う、カットや印刷だけ頼む、看板として製作だけ頼む、取り付けまで頼む、のどれでも受けられるので、頼み分けの考え方も最後にまとめました。

看板の工房の作業台に、白いアルミ複合板、ロール状の塩ビシート、色とりどりのカッティングシート、スチレンボードが並んでいる様子
看板資材のイメージ(アルミ複合板・インクジェットメディア・カッティングシート・スチレンボード)
資材 使われる看板・屋外
アルミ複合板
板
屋外のプレート看板、壁面看板、不動産・駐車場の看板、野立て看板の面板
屋外:使える
スチレンボード
板
展示会や店内のパネル、POP、等身大パネル、写真パネル
屋外:使えない(屋内用)
インクジェット
メディア
シート・ラミネート
看板の表示面に貼る印刷シート、窓や壁・床のシート、幕(ターポリン)
屋外:屋外用の塩ビとラミネートで
カッティング
シート
シート
ガラスや看板の文字・ロゴ、車の文字、営業時間の表示
屋外:屋外用で
マグネット
シート
シート
車の社名、鉄の扉や棚の表示、ホワイトボードの掲示
屋外:車など短い期間で
アクリル板など
板
アクリル看板、室名札、袖看板・電飾看板の面板
屋外:アクリルは使える
既製品の看板
本体
スタンド看板・電飾スタンド看板・イーゼル・ポスターフレーム。表示面だけ作って差し替える
屋外:屋外用の商品で

※屋外で使えるかは、資材の種類と商品ごとの仕様で決まります。くわしい目安は「屋外でどれくらい持つか」の表にまとめました。

看板資材の種類と、使われている看板

123456781壁のプレート看板アルミ複合板+インクジェットシート2ガラスの文字カッティングシート3窓の内側のパネルスチレンボード(のりパネ)4ポスターポスターフレーム5電飾スタンド看板既製品+表示面のシート6ウェルカムボードイーゼル+パネル7A型のスタンド看板既製品+表示面のシート8車の社名マグネットシート
店先の看板と、使われている主な資材の例(看板の文字は省略して描いた)

店の前を見渡すと、看板ごとに使われている資材が違います。壁のプレート看板はアルミ複合板、ガラスの文字はカッティングシート、窓の内側のパネルはスチレンボード、店先のA型看板や電飾スタンド看板は既製品の本体です。同じ「看板」でも、屋外で何年も使うものと、店内で数か月だけ使うものでは、選ぶ資材がまったく変わります。

プレート看板(屋外)アルミ複合板 厚さ3mmUVカットのラミネートインクジェットで印刷した塩ビシートアルミ(表面)樹脂の芯アルミ(裏面)パネル(屋内)スチレンボード 厚さ5〜7mm印刷した紙・シートのり発泡スチレンの板車のマグネット看板マグネットシート 厚さ0.8mmなどUVカットのラミネートインクジェットで印刷したシートマグネットシート車の鋼板(ここに付く)
看板の断面と、材料の重ね方の例(厚みは見やすく誇張して描いた)

1枚の看板は、いくつかの資材を重ねて作ります。屋外のプレート看板なら、アルミ複合板にインクジェットで印刷した塩ビシートを貼り、上から紫外線を防ぐラミネートを重ねます。屋内のパネルは、のりの付いたスチレンボードに印刷した紙やシートを貼るだけです。車のマグネット看板は、マグネットシートの上に印刷したシートとラミネートを重ねます。板・シート・ラミネートのどれか1つが屋外に向かないと、看板全体が屋外では長持ちしません。

アルミ複合板:屋外の看板の板の定番

アルミ複合板は、樹脂の芯を薄いアルミで挟んだ板です。軽くて曲がりにくく、雨にも強いので、屋外のプレート看板、壁面看板、不動産や駐車場の看板、野立て看板の面板の定番です。海外メーカーの例(3A Composites「DIBOND」)では、表面のアルミは0.3mm、厚さ3mmの板の重さは1㎡あたり約3.8kgで、3×6判1枚なら6kg前後です。温度が100℃違うと1mあたり2.4mm伸び縮みするため、大きな面に何枚も並べるときは、板と板の間にすき間(目地)をとります。

大きさは、910×1,820mm(3×6判、さぶろく)と1,220×2,440mm(4×8判、しはち)が基本で、サインシティでは1,000×2,000mm、1,000×3,000mm、1,220×3,000mmなども扱います。厚みは3mmが中心で、1mm・1.5mm・2mm・5mmもあります。白の3mm・3×6判は1枚3,960円、黒・赤・青・黄・シルバーなどの色の板や、両面とも白の板、建材用・不燃の板もあります(税込)。サイズの一覧はアルミ複合板のサイズ一覧にもまとめました。

600×450mmなら6枚横3枚×縦2枚600×450mm600×450mm600×450mm600×450mm600×450mm600×450mm450×300mmなら12枚横4枚×縦3枚450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm450×300mm900×600mmなら3枚(縦にして取る)900×600mm900×600mm900×600mm板の大きさ:横1,820×縦910mm(3×6判)。刃の厚みの分は除いて計算
3×6判のアルミ複合板1枚から、何枚の看板が取れるか(同じ縮尺。刃の厚みや端の傷みの分は見込んでいない)

看板の大きさが決まっているなら、板1枚から何枚取れるかを先に計算すると、無駄が減ります。3×6判なら、600×450mmの看板が6枚、450×300mmが12枚、900×600mmは向きを縦にして3枚取れます。サインシティでは、カット済みの板も売っていて、450×600mmが6枚で7,370円、600×900mmが3枚で5,830円、600×1,200mmが1枚で4,840円です(税込)。

決まった大きさがない場合は、カットを頼めます。直線カットでは、指定した寸法へのカットに加え、角を丸くする角R、穴あけにも対応し、大量の枚数でも同じ寸法にそろえて切ります。文字の形や曲線、型抜きなら、NCルーターで切る形状カットがあり、アルミ複合板のほか、スチレンボードやマグネットシートも1枚から切れます。サインシティが受けるアルミ複合板の見積もりは、月に350件以上あります。料金は寸法と枚数、加工の内容で変わるので、見積もりで確かめます。

看板の工場で、大きな白いアルミ複合板をパネルソーでまっすぐ切っている様子(作業者の手元だけ)
アルミ複合板を指定の寸法にカットするイメージ

屋外に付けるときは、板の端をフチゴムや化粧フレームで仕上げ、両面テープやビスで留めます。マグネットを付けたい掲示板なら、表面が鋼板のスチール複合板を選びます。

防火地域で、建物の屋上に設ける看板や高さ3mを超える看板は、主要な部分を不燃材料で造るか覆う決まりがあり(建築基準法第64条)、国土交通省は、看板の枠だけでなく表面の材料も含むと解されるとしています。樹脂の芯のアルミ複合板は、告示で決められた不燃材料には入っていません。不燃の認定は、防火性の芯(fr芯材)を使った決められた板と、決められたフィルム・施工方法の組み合わせで受けていて、重ね貼りすると認定の範囲から外れます。サインシティにも不燃のアルミ複合板があるので、防火地域で使うなら、認定の条件を確かめて選び、特定行政庁や指定確認検査機関に相談します。

スチレンボード:屋内のパネル・POP

スチレンボードは、発泡させたポリスチレンの板です。軽くてカッターで切れ、のりの付いた面に印刷物を貼るだけでパネルになるので、展示会や店内のパネル、POP、等身大パネル、写真パネルに使われます。耐熱温度は約60℃(アクリサンデーの発泡スチレンボード)で、雨や強い日差しに当てる屋外には向きません。グループの等身大パネルも、屋内用はスチレンボード、屋外用はアルミ複合板で作り分けます。接着剤によってはボードが溶けるので、貼るときは「発泡スチロール(スチレン)用」と表示された接着剤を使います。

種類は、表面に紙を貼った「紙貼り」、印刷物を貼るための「片面のり付き(のりパネ・ハレパネなど)」「両面のり付き」、何も貼っていない「素板」、芯まで黒い「ブラック」があります。厚みは1〜25mmで、パネルには5mmか7mmがよく使われます。値段は、5mmの3×6判で紙貼り2,200円、片面のり付き3,619円、芯まで黒いブラック(900×1,800mm)4,730円です。B0の7mm片面のり付き(のりパネ)は3,850円です(税込)。

サインシティでは、スチレンボードも希望のサイズにカットして届けられ、文字や人の形に切り抜く形状カットにも対応します。パネルを立てる紙スタンドや、吊るす金具もそろいます。等身大パネルの作り方と費用は等身大パネルの値段と作り方、種類の選び方はスチレンボードの種類・選び方で詳しく書きました。

展示会のブースで、白い壁に写真と文字を印刷したスチレンボードのパネルが3枚並んで掛けられている様子
スチレンボードで作ったパネルを展示会のブースに掛けたイメージ

インクジェットメディア・ラミネート:看板の表示面のシート

インクジェットメディアは、大判のインクジェットプリンターで印刷するためのロール状のシートやフィルムです(「インクジェットシート」「出力シート」とも呼ばれます)。看板の表示面のほか、窓や壁、床に貼るシート、幕に使うターポリンも含まれます。印刷した面を傷と紫外線から守るのがラミネートフィルムで、サインシティは「紫外線をカットし色褪せや変色を抑制するなど耐候性を確保します」と説明します。屋外での持ちは、シートとラミネートとインクの組み合わせで決まります。たとえば3Mの塩ビシート IJ180Cv3(厚さ0.09mm、粘着剤を含む)は、推奨のラミネートを貼り、国内の標準的な環境で屋外の縦の看板に貼った場合に約6年を目安にしています(保証年数ではなく、インクにも耐候性がある場合)。

選ぶときは、まずプリンターのインク(溶剤・ラテックス、水性、UV)に合うメディアを選びます。そのうえで、白い塩ビ・透明・乳白・合成紙・ターポリン・床用・壁紙といった種類、ツヤのあるグロスかツヤを消したマットか、貼ってはがせる再剥離かどうか、屋外で使う期間(長期・中長期・中期・短期)で絞ります。ロールの幅は610mm・914mm・1,370mm・1,560mmなどがあり、プリンターの幅に合わせます。

値段は、国産の長期用の白い塩ビ(グロス)が幅1,370mm×30mで23,100円、長期用のUVカットのラミネートが幅1,350mm×50mで38,500円です。3Mの長期用の塩ビ(IJ180)は幅1,371mm×45.7mで206,800円です(税込)。インクも、ミマキ・ローランド・エプソンなどの溶剤・水性インクが410品そろいます。プリンターがない場合は、印刷したシートやパネルを頼むほうが早く、CUVIC大阪のインクジェットシート看板なら、印刷から看板への仕上げ、取り付けまで頼めます。

大判のインクジェットプリンターから、色鮮やかに印刷された塩ビシートが出てきている様子
大判プリンターでインクジェットメディアに印刷するイメージ

カッティングシート:文字・ロゴを切り抜いて貼る

カッティングシートは、色の付いた塩ビのシートを、カッティングプロッターで文字やロゴの形に切り抜いて貼る資材です。ガラスの店名や営業時間、看板の文字、車の社名に使われます。印刷ではなく、色の付いたシートをそのまま使うので、色むらがなく、くっきり見えます。屋外での持ちは、シートの等級と色で大きく変わります。屋外での持ちは、3Mスコッチカルの XL シリーズが約8年、J シリーズが約5年(3Mのカタログ)、中川ケミカルのレギュラーシリーズは約3か月〜3年で色によって違います(サインシティの商品説明)。屋外に面したガラスに貼るときは、日差しでガラスが熱で割れるおそれがあり、3Mのカタログにも注意書きがあります。

サインシティは、中川ケミカル(レギュラーは215色)、3Mスコッチカル、ダイナカル、タックペイントなどを扱い、多くを1m単位の切売りで買えます。屋外用の白なら、中川ケミカルのストロングが幅1,010mmで1m 3,630円、3Mスコッチカル XL(JS1000XL ホワイト)が幅1,000mmで1m 4,070円です(税込)。屋外用・屋内用のほか、電飾看板用、反射、蓄光、テント用もあります。窓に貼る目隠しやすりガラス調のフィルムはガラスフィルムにあります。

プロッターがなければ、文字を切った状態で届けてもらえます。サインシティの店舗用のカッティングシートは、窓の内側・外側、車、壁に貼る文字を、データづくりやデザインから受けます。窓の内側から貼るなら、文字を左右反転させたデータで作ります。

飲食店の入口のガラス扉に、白いカッティングシートで切り抜いた店名と営業時間の文字が貼られている様子
ガラス扉にカッティングシートの文字を貼ったイメージ

マグネットシート:車・扉・ホワイトボードの表示

マグネットシートは、ゴムに磁石の粉(主にフェライト)を混ぜてシートにしたもので、鉄の面に付けたりはがしたりできます。営業車の社名や電話番号、鉄の扉や棚の表示、ホワイトボードの掲示、店の黒板の部品に使われます。付くのは鉄の面で、アルミや樹脂の面には付きません。熱にも弱く、70℃以上で保管・使用すると変形・伸縮や劣化のおそれがあるとするメーカーもあるので、仕様を確かめます。

サインシティでは、磁石の色の強力タイプが厚さ0.8mm・幅520mmで1m 3,960円、白い車両用が厚さ0.8mm・幅620mm×5mで16,390円です。黒・赤・青などのカラー、ホワイトボードとして書けるもの、のり付き、インクジェットで印刷できるメディアもあります(税込)。磁石が付かない壁には、貼るとマグネットが付くようになるスチールペーパーなどの下地材を使います。社名などを印刷した車のマグネットは、マグネットシート印刷で1枚から作れます。

車に貼るときは、平らな面にすき間なく密着させます。海外のメーカー(Drytac)は、浮いたままだと速い速度で走ったときに飛ばされるおそれがあるとして、毎日はがし、マグネットと車の面の両方を水と中性洗剤で掃除するよう案内しています。掃除を怠ると車の塗装を傷めるおそれがあり、新しく塗装した車には90日以上(クリア塗装は60日以上)空けてから貼るよう勧めます。車に貼るときの注意は車にマグネット看板を貼るデメリットでも書きました。

白い営業用のバンの側面のドアに、社名「みどり設備」と電話番号を印刷したマグネットシートが貼られている様子
営業車にマグネットシートの社名を貼ったイメージ

アクリル板・照明・枠:看板を仕上げる資材と部材

アクリル板は透明で光をよく通し(乳白や色付きもあります)、紫外線で劣化しにくいので、屋外も含めて、アクリル看板や室名札、袖看板や電飾看板の面板に使われます。アクリルも告示の不燃材料ではないので、防火地域で高さ3mを超える看板の面板に使うなら、アルミ複合板と同じく事前に相談します。サインシティの板材には、アクリル板(240件)のほか、カルプボード、低発泡の塩ビ板、プラダン、PPシートなどがあり、透明アクリル3mm・600×900mmは3,630円です(税込)。アクリル板は1枚からオーダーサイズで注文でき、面取り・穴あけ・形状カット・曲げ加工も相談できます。アクリル看板の種類と値段はアクリル看板の価格と種類で詳しく書きました。

夜も看板を見せるなら看板照明(LEDのアームスポットや投光器)、看板の枠や布の看板を張る金具はフレーム・看板枠・展張金具、電飾看板の面に張るFFシートやターポリンはその他看板材料にあります。自分で組み立てるA型看板のフレームキット(アルミ製A型看板フレームキット A9115、18,810円)のように、資材と既製品の中間の商品もあります。

既製品の看板:スタンド看板・電飾スタンド看板・イーゼル・ポスターフレーム

店先や受付に置く看板は、本体を一から作るより、既製品を買って表示面だけ作るほうが早く安く済みます。表示面は、ポスターを差し替える型と、印刷したシートを面板に貼る型があり、前者はこまめに内容を替える店に、後者は同じ内容を長く出す店に向きます。

スタンド看板(A型看板・立て看板)

店先の定番が、前後から見えるA型のスタンド看板です。サインシティでは、ポスターを差し替えるタイプ、シートを貼り込むタイプ、黒板に手書きするタイプがあり、屋外用、樹脂製、R型・T型、倒れにくいもの、狭い歩道の店に向く省スペースのものもそろいます。値段は、黒板の看板(こくばん WA450シリーズ)が7,480円、屋外用で面板を差し替えるバリウスの300×600mm片面が11,770円からです(税込)。表示面のデザインまでセットにした「デザインセット品」もあります。風で倒れないよう、ウエイト(おもり)や水タンク(スタックウエイトSは1,210円、スタンドウエイトは1,375円)も合わせて選びます。店の前に置くときは、自分の敷地の中に置きます。歩道に看板を出して通行をふさぐのは、道路法第43条や道路交通法第76条第3項に違反する行為で、大阪市は、道路上に出して通行のさまたげになっている店頭看板などを、道路上から撤去するよう個々の設置者に指導している、としています。

電飾スタンド看板

LEDで表示面を内側から光らせるスタンド看板で、夕方から夜に営業する店でよく見えます。サインシティでは、A型、タワー型、矢印や点滅の付いたもの、和風、コンセントのいらないバッテリー式があり、タテヤマアドバンスなどのメーカー品を扱います。値段は、屋外用のLEDで51,150円からです(税込)。電源はACアダプター(コンセント)かバッテリーで、表示面はポスターや面板を差し替えます。屋外に置くなら、屋外用の商品を選びます。

夕方の飲食店の店先で、光る電飾スタンド看板とA型のスタンド看板が並んで置かれている様子
店先に置いた電飾スタンド看板とA型のスタンド看板のイメージ

イーゼル

イーゼルは、パネルやボードを立てて見せる台で、ホテルや式場のウェルカムボード、店の入口の案内、セミナーの案内に使われます。サインシティでは116件を扱い、木製・アルミ製・スチール製、載せるパネルの大きさ(B0〜A2、卓上)から選べます。値段はパネル用で2,530円から(卓上用の小さなものは700円から)で、B2のパネル用の木製が3,960円、A0〜B3に使えるアルミ製が12,100円です(税込)。確認できた商品はどれも屋内用です。重い看板や大きなパネルには、より安定したパネルスタンドもあります。

ポスターフレーム

ポスターフレームは、ポスターを入れて壁に掛ける枠です。前の4辺を手で開けて中身を替えられる型が多く、店のメニューやキャンペーン、ビルの案内に使われます。B0〜A6の大きさがあり、A1の屋内用は3,575円から、雨に強い屋外用はA1で10,890円から、B1で13,860円からです(税込)。LEDで光らせるライトパネルもあります。

ホテルの入口で、木製のイーゼルにウェルカムボードが立てられ、奥の壁にポスターフレームが掛かっている様子
イーゼルとポスターフレームを使った入口の案内のイメージ

屋外でどれくらい持つか:資材ごとの目安

屋外での持ちは、メーカーが「保証年数ではない目安」として出している年数で比べます。同じ資材でも、日当たり、看板の向き(縦か横か)、色、ラミネートの有無で大きく変わります。メーカーごとに試験の条件がそろっていないので、横並びの比較ではなく目安として見ます。

資材 屋外での目安
アクリル板 紫外線による劣化はほとんどない。色物は使い方によって色あせる場合がある(アクリサンデー)
カッティング
シート
3Mスコッチカル XL:約8年、J:約5年
中川ケミカル タフカル:屋外5〜7年、レギュラー:約3か月〜3年(色による)
インクジェットの
塩ビシート
ラミネートあり
3M IJ180Cv3+推奨のラミネート:約6年(国内の標準的な環境・屋外の縦の看板)
ターポリン サインシティで使うターポリンで3年が目安(サインシティの解説)
塩ビ板・
発泡塩ビ板
3〜5年くらいで多少の劣化や色あせ(アクリサンデー)
PET板 2〜3年くらいで多少の劣化や色あせ(アクリサンデー)
合成紙のポスター
耐水
屋外は最長6か月相当(キヤノンの耐水ポスター合成紙、顔料インクで印刷した場合)
スチレンボード 屋外には向かない。耐熱温度は約60℃
マグネットシート 年数の目安は見当たらない。車に貼るなら毎日はがして掃除する(海外メーカーの案内)

※各メーカーの資料・カタログと、サインシティの説明から作成(2026年10月20日に確認)。どれも保証年数ではありません。タフカルは販売店(アスクル)の掲載、ターポリンはサインシティ マガジンの解説の数字です。アルミ複合板は板そのものは屋外向きで、持ちは貼るシートとラミネートで決まります。

看板全体の持ちは、板・シート・ラミネート・取り付けのうち、先に傷むところで決まりがちです。板が丈夫でも、貼ったシートが色あせれば、その時点で貼り替えになります。何年も出す看板ほど、長期用のシートとラミネート、色あせしにくい色を選び、貼り替えの時期を見込んでおきます。海岸部など、アルミを侵す環境では、板の端(こぐち)に注意して使うよう、アルポリックのカタログに書かれています。

主な看板資材の値段の目安

資材 大きさと値段
アルミ複合板
3mm・白
910×1,820mm(3×6判)1枚 3,960円
カット済み 450×600mm 6枚 7,370円
スチレンボード
5mm・3×6判
紙貼り 2,200円
片面のり付き(ハレパネ) 3,619円
インクジェット
メディア
白い塩ビ・長期
幅1,370mm×30m 23,100円
ラミネート
長期・UVカット
幅1,350mm×50m 38,500円
カッティング
シート
屋外用・1m切売
中川ケミカル ストロング 幅1,010mm 3,630円
3M スコッチカル XL 幅1,000mm 4,070円
マグネット
シート
厚さ0.8mm
幅520mm・1m切売 3,960円
車両用 幅620mm×5m 16,390円
アクリル板
透明・3mm
600×900mm 3,630円
スタンド看板 黒板の看板 7,480円
屋外用のA型・面板差し替え 11,770円〜
電飾スタンド看板 屋外用のLED 51,150円〜
イーゼル パネル用 2,530円〜
木製(B2のパネル用)3,960円
ポスターフレーム A1・屋内用 3,575円
A1・屋外用 10,890円〜

※サインシティの表示価格(2026年10月20日時点、税込)。送料は商品と届け先で変わり、別にかかります。「〜」は大きさや仕様で上がる価格です。

板やシートは、1枚・1mの切売りで買うと割高になり、まとめて買うほど1枚あたりは安くなります。たとえばスチレンボードの片面のり付き(3×6判・5mm)は、1枚3,619円、10枚では34,980円で、1枚あたり3,498円です。同じ看板をたくさん作るなら、大量注文の窓口でロット割引を相談します。

看板を自作するか、製作を頼むか:4通りの手に入れ方

デザイン印刷カット組み立て取り付け資材を買って自作板やシートから自分で作る自分自分自分自分自分加工済み・既製品を買うカット板・印刷シート・既製品選べる頼む頼む自分自分製作だけ頼む仕上がった看板が届く選べる頼む頼む頼む自分取り付けまで頼む現地の調査から取り付けまで選べる頼む頼む頼む頼む頼むどちらでも選べる自分でやる
看板の手に入れ方と、自分でやる工程・頼む工程(デザインは、どの頼み方でも自分で作るか頼むかを選べる)

看板の手に入れ方は、資材を買って自作する、カットや印刷など加工した資材や既製品を買う、看板として製作だけ頼む、取り付けまで頼む、の4通りです。自分の手元にある道具(カッティングプロッター、大判プリンター、パネルソー)と、作りたい枚数で選びます。

  1. 板を用意する屋外ならアルミ複合板3mm、屋内ならスチレンボード。大きさが決まっていれば、カット済みの板か指定寸法のカットを頼むと、切り口がまっすぐそろいます。
  2. 文字や絵を用意する文字だけならカッティングシートを切り抜き、写真やフルカラーならインクジェットで印刷したシートを用意します。道具がなければ、切った文字や印刷したシートだけを頼めます。
  3. 貼るスキージー(へら)で空気を押し出しながら貼ります。カッティングシートは、アプリケーションシートで文字の並びを保ったまま移します。
  4. 仕上げて取り付ける屋外なら、ラミネートで表面を守り、板の端をフチゴムやフレームで仕上げ、両面テープやビスで留めます。高い場所や道路に面した場所の取り付けは、看板の業者に任せます。

フルカラーの看板を1枚だけ作るなら、大判プリンターを持っていない限り、印刷済みの看板を頼むほうが早く、仕上がりもそろいます。CUVIC大阪のプレート看板は、アルミ複合板にフルカラーで印刷したシートとUVカットのラミネートを貼った看板で、600×450mmが7,480円から、910×600mmが8,690円、1,820×910mmが14,080円です(税の表記なし)。穴あけ・角R・板の端の巻き込みは各800円の追加です。

看板の製作だけを頼み、取り付けは自分の会社でする、という依頼も大歓迎です。CUVIC大阪は「看板製作のみでの販売も、看板設置工事までトータルなご依頼もどちらも大歓迎です!」として、データの入稿からでも、デザインからでも受けます。取り付けまで頼む場合は、看板設置として全国で受け、サインシティも看板工事として取り付け・撤去・点検を全国で受けます。グループのCUVICの料金の目安では、施工費は33,000円から、高所作業車は33,000〜66,000円で、デザイン費・諸経費・電気工事費などは別です(看板工事の料金の目安、税の表記なし)。

資材を買う前に確かめること

次のことを確かめておけば、届いてから「屋外で使えなかった」「大きすぎて運べない」といった失敗を防げます。

  • 屋内で使うか屋外で使うか。屋外なら何年出すか(シートとラミネートの長期・短期)
  • 看板の大きさと、板1枚から何枚取れるか(3×6判・4×8判、カット済みか指定寸法のカットか)
  • 板の厚み・重さと、取り付ける場所・方法(両面テープ・ビス・フレーム)
  • 印刷するなら、プリンターのインク(溶剤・ラテックス・水性・UV)とロールの幅に合うか
  • 防火地域の屋上や、高さ3mを超える看板なら、不燃の認定品か(建築基準法第64条)
  • 展示会で使うなら、会場の規定(防炎の材料、発泡材の扱い)
  • 送料と届け方、必要な日に間に合うか

3×6判の板やロールのような大きな資材は、送料が商品と届け先で変わり、離島は別の見積もりになります。サインシティは、午前11時までに入金が確認でき、在庫がある商品なら、その日に発送します(発送日は商品ごとに表示)。

看板資材についてよくある質問

看板資材は個人でも買えますか?

サインシティでは、多くの資材を板1枚やシート1mの切売りから注文でき、アルミ複合板のページでもDIYでの使い方を紹介しています。会員登録は入会金・年会費とも無料です。3×6判の板のような大きな資材は、送料や届け方が商品と届け先で変わるので、注文の前に商品ページの送料の欄を確かめます。

会社で継続して仕入れたいのですが、請求書払い(掛け払い)はできますか?

サインシティでは、法人の掛け売りは月間50万円以上の取引が年間6か月以上あることが前提で、審査に約1週間かかります。NP掛け払いも使えます。官公庁と学校は、公費・校費の後払いができます。まとまった数量は、大量注文の窓口で見積もりとロット割引を相談できます。

資材を買う前にサンプルを見られますか?

インクジェットメディアやマグネットシートなどは、サインシティに問い合わせるとサンプルを用意してもらえます。印刷の色の乗り方や、のりの強さ、マグネットの厚みは、実物で確かめてから大きなロールを買うと失敗がありません。

使い終わった看板や資材の切れ端は、どう処分しますか?

会社の事業で出た看板や資材の切れ端は、事業活動で出た廃棄物です。看板の枠や金具は金属くず、樹脂の板やシート、スチレンボードは廃プラスチック類として、産業廃棄物の処理業者に頼みます。アルミ複合板の板はアルミと樹脂が一体になっているので、どの品目で受けられるかを処理業者に確かめます。家庭の自作で出た切れ端は、住んでいる市町村の分け方に従います。

看板資材を買ったときの勘定科目は、どう考えればよいですか?

自社の看板を作るために買った資材は、できあがった看板の取得価額に含めて考えます。法人なら、看板1つの取得価額が10万円未満であれば、事業に使った年度に全額を損金にできます(法人税法施行令第133条、損金経理が条件)。青色申告をしている中小企業者等(従業員400人超の法人などは除く)は、2026年4月1日以後に取得したものから、40万円未満まで年300万円を上限に同じ扱いができる特例があります(租税特別措置法第67条の5)。それ以上の看板は、店の壁に付けるプレート看板などなら、器具及び備品の「看板、ネオンサイン、気球」として耐用年数3年で減価償却します。野立て看板や広告塔のように、広告のために建てた工作物は「構築物」の「広告用のもの」になり、耐用年数が変わります(耐用年数通達2-3-5)。仕入れて売る資材など、くわしい扱いは顧問の税理士に確かめます。

展示会のパネルやブースに使う資材で、気をつけることはありますか?

会場ごとの規定を先に確かめます。東京ビッグサイトの防災ガイドラインは、発泡ポリスチレンやアクリルなどの燃えやすい石油化学製品を工作物として使わないよう努めることとし、展示用パネルは防炎物品か難燃以上の性能の材料、バナーは防炎物品とするよう定めます。インテックス大阪の施設利用の注意事項にも、装飾の資材はすべて防炎加工のものを使うよう書かれています。消防法で防炎性能が求められる物品(防炎対象物品)には、展示用の合板も含まれます(消防法施行令第4条の3第3項)。

看板資材の購入から、製作・取り付けまでグループでそろいます

板・シート・既製品の看板はサインシティで1枚から注文でき、アルミ複合板やスチレンボードのカット・形状カットも頼めます。看板として製作だけ頼みたい方、取り付けまで任せたい方は、CUVIC大阪にご相談ください。製作のみも、取り付けまでも大歓迎です。

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参考資料

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