電飾看板とは?内照式・LED看板の種類と価格、中身の仕組み、寿命・電気代と取り付けの工事

電飾看板は、看板の中にLEDなどの光源を入れて、表示の面そのものを光らせる看板です。内照式看板とも呼ばれ、店先に置く電飾スタンド、壁に付ける内照式、通りに突き出す光る袖看板、柱の上の自立看板、文字や線そのものが光るLED文字・LEDネオンがあります。グループの看板通販サインシティでは、屋外用の電飾スタンド看板が41,030円から、光る突き出し看板の本体が37,290円からです(税込、取り付けは別)。

いまの電飾看板の光源はLEDが中心で、看板に多い直管形の蛍光ランプは2028年1月1日から製造と輸出入が禁止されます。LEDの「4万時間」は明るさが約7割に落ちるまでの目安で、1日12時間点けると約9年です(パナソニック)。照明器具の交換の目安は8〜10年で、耐用の限度は15年とされています(日本照明工業会)。電気代は小さく、丸φ600の光る突き出し看板(LED 18W)を毎日12時間点けて、1か月約200円(1kWhあたり31円で計算)。コンセントに差すだけの電飾スタンドは工事が要らず、壁の配線から電気を引く看板は電気工事士の工事です。最初の表は、置く場所ごとの電飾看板と値段の目安です。

やりたいこと 合う電飾看板と値段の目安
店先に置く
工事なし
電飾スタンド看板。屋外用のFS-115 41,030円〜、タワー型 70,400円〜(本体・税込)。コンセントにつなぐ物なら工事は要らず、閉店後はしまえる
通りに突き出す
2階以上の店
光る突き出し看板。本体 37,290円〜(角W450)、丸φ900 85,690円〜(税込)。φ900を取り付けまで頼む例で181,500円〜
店の正面
壁に付ける
壁面の内照式看板。大きさに合わせて作るオーダー品。CUVICの開業プランのプレミアム(LED内照式2400×900を含む一式)が25万円(税別・取り付けは別)
道路沿い
遠くから見せる
電飾の自立看板。規格品の内照式タワーサインは本体1,020,000円〜(税別)。基礎・電気工事・申請は別
文字を光らせる LED文字(チャンネル文字)。文字の数・大きさで変わるので見積もり
窓・店の中 LEDネオン。既製の「OPEN」13,860円(税込、アダプターは別売の場合あり)

※2026年10月25日時点。サインシティの表示価格(税込、本体だけ。取り付け・送料は別)、CUVIC「看板工事の料金の目安」(税の表記なし)・「選べる3つのプラン」(税別)、CUVIC大阪「内照式タワーサイン」(メーカー設計価格・外税)から。

電飾看板の種類:置く・壁に付ける・突き出す・立てる・文字が光る

電飾看板の主な種類(夜に正面から見たイメージ)OPEN1. 電飾スタンド看板店先に置く。コンセント式が多い看板2. 壁面の内照式看板店の正面の壁に付ける看板3. 光る突き出し看板袖看板。通りの左右から見える看板4. 電飾の自立看板ポール・タワー型。道路沿い看板看板5. LED文字(チャンネル文字)文字そのものが光るBarBar6. LEDネオンネオン管風の線で光る
電飾看板は、置く・壁に付ける・突き出す・立てる看板の中が光るものと、文字や線そのものが光るものに分かれる(イメージ)
種類 向く場所と電源・工事
電飾スタンド看板 店先の敷地に置く。A型・タワー型・L型など。面板やポスターを差し替えられるものが多い
電源・工事:コンセント・ACアダプター(差すだけ)。バッテリー式もある
壁面の内照式看板 店の正面・ファサード。横長の箱を壁に付け、店名を遠くから読ませる
電源・工事:壁の配線につなぐ(電気工事士)
光る突き出し看板 袖看板。通りに直角に出し、両面で左右から見せる。丸・角・縦長
電源・工事:配線(電気工事士)。道路の上に出るなら道路占用許可
電飾の自立看板 ポール・タワー型。道路沿いの敷地や駐車場の入口
電源・工事:配線・基礎工事。高さ4mを超えるものは工作物の確認が要る場合がある
LED文字 1文字ずつの箱の中にLEDを入れる。表面が光る・裏の壁を照らす(裏面発光)など
電源・工事:配線(電気工事士)
LEDネオン 細い光の線で文字や絵を描く。窓の内側や店内に多い
電源・工事:ACアダプター(12Vなど)

※画面に文字や動画を映すデジタルサイネージ・電光掲示板は、映像を表示する機器で、この記事の電飾看板とは別のものとして扱っています。

「電飾看板」「内照式看板」「LED看板」は、どれも中から光る看板を指して使われることが多い呼び方です。内照式は「中から照らす」という意味で、看板の外にライトを付けて照らす外照式と対になります。「LED看板」は、光源にLEDを使った電飾看板のほか、薄い板が光るLEDパネルや、文字や映像を映すLEDの電光掲示板まで含めて呼ばれることがあるので、通販で探すときは写真と仕様で中身を確かめます。

電飾看板の中身と、光る仕組み

内照式看板(電飾看板)の中身(横から見た断面)壁11箱(フレーム)アルミ・スチールの枠22LEDモジュール背板に並べた光源(直管LEDのものも)33電源(安定化電源)100Vを12V・24Vなどに変える44面板乳白のアクリル板・FFシート55表示電飾用の印刷シート・光を通すシート66配線壁の中の電気の配線へつなぐ
内照式看板は、箱の中のLEDの光を乳白の面板で広げ、表示を中から明るく見せる

内照式看板の中身は、箱(フレーム)、光源のLED、電源、光を広げる面板、表示の5つです。LEDの光は粒のように強いので、乳白のアクリル板やFFシートを通して面全体に広げ、表示のシートを中から照らします。LEDを動かすための電源は、熱がこもると早く傷む部品を使っているので、箱の中の熱の逃がし方も長持ちに関わります。

表示には、裏から光を通す電飾用の印刷シートやフィルムを使います。同じ色でも、昼は表からの光、夜は中からの光で見えるので、色が違って見えることがあります。看板の色をそろえたいときは、点灯した状態の見本で確かめると安心です。ポスターを光らせる薄いライトパネルは、板の縁から光を入れて面を光らせる作りで、箱型の看板より薄く、主に屋内で使います。

電飾看板の使い方の例

どの種類を、どんな店で、どう使うか。使い方の例をイメージにしました。

夕方のカフェの入口の横に、中から白く光るA型の電飾スタンド看板が置かれ、店名とコーヒーカップの絵が明るく浮かんでいる様子

1. カフェの店先

電飾スタンド看板(コンセント式)

入口の横に置き、閉店後は店の中へしまう使い方。工事が要らず、メニューや営業時間の面は差し替えられます。

夜の2階建ての建物の正面に、横長の内照式看板が白く光り、緑の文字で医院名と診療科目が読める様子

2. クリニックの正面

壁面の内照式看板

建物の正面に横長の箱を付け、夜も医院名と診療科目が読めるようにした例。遠くからでも目印になります。

夜の飲食店街で、雑居ビルの壁から縦長の突き出し看板が通りに出ていて、中から光る面に赤い文字の店名が浮かんでいる様子

3. 居酒屋の袖看板

光る突き出し看板(両面)

通りに向けて突き出し、左右どちらから歩いてくる人にも見せる例。2階より上の店や、間口の狭い店の目印になります。

夜の郊外の道路沿いに、高い柱の上の四角い看板が中から光り、駐車場の入口の位置を示している様子

4. ロードサイドの店

電飾の自立看板(ポール型)

道路沿いの敷地に柱を立て、上に光る看板を載せた例。車からの距離でも読める大きさにします。

夜のガラス張りの建物の上の壁に、1文字ずつの白く光るローマ字の箱文字が並び、ジムの名前がくっきり読める様子

5. ジムの正面

LED文字(表面が光る箱文字)

1文字ずつの箱の中にLEDを入れ、文字の面を光らせる例。板の看板より、建物の壁がすっきり見えます。

夜のバーのガラス窓の内側に、ピンクの細い光の線で筆記体の英字が光るLEDネオンが吊るされている様子

6. バーの窓

LEDネオン

ネオン管のような細い線で文字や形を光らせる例。窓の内側に吊るす使い方なら、屋外の看板より手軽です。

※画像はイメージです(店名はすべて架空)。

同じ店でも、置き場所の組み合わせで見え方はずいぶん違ってきます。1階の店なら正面の内照式と店先の電飾スタンド、2階より上の店なら光る突き出し看板、道路から離れた店なら自立看板、というように、歩く人や車からの見え方で選びます。店の看板全体の値段の目安は、看板の値段・費用の相場の記事にまとめています。

電飾看板の値段:箱型の既製品は4万円前後から

電飾看板の値段は、箱型の既製品の本体なら4万円前後から(LEDネオンは1万円台から)、道路沿いの大きな自立看板は本体だけで100万円を超えます。下の図は、種類ごとにいちばん安い例を並べたものです。

電飾看板の値段(いちばん安い例)目盛りは右へ1つ進むごとに約3倍1万3万10万30万100万(円)本体だけ(サインシティ・税込)LEDネオン(既製「OPEN」)LEDネオン(既製「OPEN」):13,860円〜13,860円光る突き出し看板(角W450)光る突き出し看板(角W450):37,290円〜37,290円〜電飾スタンド看板(FS-115)電飾スタンド看板(FS-115):41,030円〜41,030円〜A型の電飾スタンド(コンセント)A型の電飾スタンド(コンセント):49,500円〜49,500円〜壁付けの丸い電飾看板(φ440)壁付けの丸い電飾看板(φ440):56,100円〜56,100円〜タワー型の電飾スタンドタワー型の電飾スタンド:70,400円〜70,400円〜光る突き出し看板(丸φ900)光る突き出し看板(丸φ900):85,690円〜85,690円〜電飾スタンド(バッテリー式)電飾スタンド(バッテリー式):173,580円〜173,580円〜取り付けまで(CUVICの料金の例・税の表記なし)光る袖看板(丸φ900)光る袖看板(丸φ900):181,500円〜181,500円〜大型の規格品(本体・税別)内照式のタワーサイン内照式のタワーサイン:1,020,000円〜1,020,000円〜※取り付け・電気工事・送料は、本体の値段に含まない
箱型の既製品は本体4万円前後から。道路沿いの大きな自立看板は本体だけで100万円を超える
種類 値段の例
電飾スタンド看板 FS-115(W380×H1100) 41,030円〜、A型LEDスタンド(コンセント)A1片面 49,500円〜、A1両面 79,090円〜(屋外で使えるかは商品ページで確認)、ADO-701T-LED 70,400円〜、バッテリー式 A2片面 173,580円〜
光る突き出し看板 角W450(AD-1508T-LED) 37,290円〜、丸φ450 44,550円〜、丸φ600 53,130円〜、丸φ900 85,690円〜。CUVICの料金の例:丸φ900に電飾用シートを貼り、取り付けまで 181,500円〜(製作115,500円〜+施工66,000円〜)
壁付けの電飾看板 丸φ440の壁付け(片面LED)56,100円〜。CUVICの事例:LED内照式 W1200×H320 は制作料金の目安〜20万円(施工費は別)
電飾の自立看板 内照式タワーサイン BF-6026K(表示584×1,795)1,020,000円、BF-9040K 1,260,000円(本体・税別)
LEDネオン・ライトパネル LEDネオン「OPEN」13,860円、ポスター用の屋内ライトパネルA1 25,080円
面板だけの交換 突き出し看板の面板 5,390円〜、電飾スタンドの面板 5,940円〜

※2026年10月25日時点。サインシティの表示価格(税込、本体だけ。取り付け・電気工事・送料は別)。CUVIC「看板工事の料金の目安」(税の表記なし。デザイン費・諸経費・作業車・電気工事は含まない)、CUVICの施工事例、CUVIC大阪「内照式タワーサイン」(メーカー設計価格・外税、デザイン・基礎工事・電気工事・申請は別)から。

同じ種類でも、面の大きさ、片面か両面か、電源の種類で値段が変わります。電飾スタンドは、コンセント式のA型A1の片面が49,500円〜、両面が79,090円〜(屋外で使えるかは商品ページで確認)、配線の要らない屋外用のバッテリー式は173,580円〜です。壁に付ける内照式や光る袖看板は、本体に取り付けの施工費(CUVICの料金の目安で33,000円〜)と電気工事費がかかり、取り付ける高さによっては高所作業車も加わります。工事費の内訳は看板の設置費用の記事で詳しく書いています。

屋外で選ぶときに見るところ:電源・雨・面板・明るさ

屋外に出す電飾看板は、雨・電源・明るさの3つを先に確かめます。通販で買う前、頼む前の確認には、次の表が目安になります。

見るところ 選び方
電源 コンセント式は差すだけで使える。屋外のコンセントは雨のかからない防雨型を使い、延長コードを人の通る所に這わせない。配線の要らないバッテリー式は、そのぶん高い
屋外で使えるか 商品の「屋外用」「防雨型」の表示を見る。屋内用のライトパネルやLEDネオンを外に出すと、雨で故障や漏電のおそれがある
面板 小さな看板は乳白のアクリル板。大きな面は布のようなFFシートを枠に張ると、割れにくく張り替えもしやすい
表示のシート 裏から光を通す電飾用の印刷シート・フィルムを使う。ふつうのシートでは夜に暗く、色も変わって見える
明るさ 明るすぎる看板はまぶしく、近所の迷惑にもなる。環境省のガイドラインの目安は、繁華街(E4)で1,000cd/㎡まで、それより暗い地域では800・400・50cd/㎡と低くなる
片面か両面か 壁に付ける看板は片面、通りに直角に出す突き出し看板は両面
大きさと許可 大阪市では、自分の店の看板で1つ7㎡以下なら屋外広告物の許可は要らない(両面は表と裏の合計)

※環境省「光害対策ガイドライン」(令和3年3月)の看板の発光面の平均輝度の目安(E1 50・E2 400・E3 800・E4 1,000cd/㎡)、大阪市「屋外広告物申請 Q&A」「屋外広告物のしおり」(令和4年9月)から。ガイドラインは法律の規制ではありません。

電飾看板の寿命:LEDの4万時間と、器具の交換の目安

「電飾看板の寿命は何年か」と聞かれたとき、答えは3つあります。LEDの光源の寿命、器具の交換の目安、税金の計算の耐用年数で、それぞれ意味が違います。

電飾看板の「寿命」は3つある0年2年4年6年8年10年12年14年16年LEDの光源明るさが約70%に落ちるまで4万時間:1日12時間で約9年器具(電源・部品)日本照明工業会の目安交換の目安 8〜10年限度15年税金の耐用年数器具及び備品の「看板」3年※LEDの年数は1日12時間・毎日点けた場合の計算。温度が高いと短くなる パナソニック「LEDの寿命」、日本照明工業会、国税庁の耐用年数表から作成
LEDの4万時間・器具の交換の目安・税金の耐用年数は、それぞれ別のものです

LEDの4万時間は、明るさが初めの約70%に落ちるまでの目安で、壊れずに点く保証ではありません(パナソニック)。日本照明工業会は、器具の適正な交換時期を8〜10年、耐用の限度を15年としていて、条件は周りの温度や湿度、ほこりで大きく変わります。同工業会は、電源などの回路の部品の寿命は光源ほど延びていないことが多いとしていて、ちらつきや一部が点かない症状は、交換を考える合図です。税金の計算では、看板は器具及び備品として3年で経費にしますが、これは看板が3年で使えなくなるという意味ではありません。

蛍光灯の電飾看板は、LEDに替える時期

中に蛍光灯が入った古い電飾看板は、ランプの製造と輸出入が順に禁止されます。

蛍光ランプの形 製造・輸出入の禁止
直管形・環形 2028年1月1日から(ハロりん酸塩を主にした蛍光体のものは2027年1月1日から)
コンパクト形 2027年1月1日から

※環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」から。製造と輸出入の禁止で、今ある蛍光灯を使い続けること、売り買いすることは禁止されていません。

開けた内照式看板の箱の中で、古い蛍光灯と安定器を外し、板状のLEDモジュールに取り替えている様子
蛍光灯の看板は、箱を生かしたまま中だけLEDに替える方法もあります(画像はイメージ)

今ある蛍光灯の看板がすぐに使えなくなるわけではありませんが、替えのランプは手に入りにくくなります。箱が傷んでいなければ、中だけLEDに替える方法があります。製品安全の機関のNITEは、安定器を残したままの器具に直管形のLEDランプを付けて起きた事故を紹介していて、器具とランプの組み合わせによっては資格を持つ人の工事が要るとしています。替え方と費用は看板の蛍光灯LED化の記事にまとめています。

電気代:LEDの突き出し看板なら1か月100〜300円ほど

光る突き出し看板の1か月の電気代1日12時間・30日、1kWhあたり31円で計算丸φ450ADS-4508T・9W約100円丸φ600ADS-6008T・18W約201円丸φ600LXS13-31S・22W約246円丸φ900ADS-9015T・24W約268円丸φ890LLT13-41・28W約312円※消費電力は CUVIC大阪「突き出し看板」の商品の表示から
LEDの光る突き出し看板なら、毎日12時間点けても1か月の電気代は100〜300円ほど

電気代は「消費電力(kW)×点ける時間×1kWhあたりの単価」で出せます。単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会の目安の31円(税込)で計算しました。LEDの光る突き出し看板なら、毎日12時間点けても1か月100〜300円ほどです。閉店後に消すタイマーを付けると、電気代も寿命も延ばせます。電飾スタンドや外から照らすライトとの比べ方は、看板の照明の電気代の記事でも比べています。

取り付けの工事と手続き

電飾看板には「電気」と「看板」の両方の決まりがあります。置く・付ける場所ごとに、要る工事と手続きをまとめました。

場合 要る工事・手続き
コンセントに差す
電飾スタンドなど
工事は要らず、資格も要らない。屋外用の器具と防雨型のコンセントを使う
壁の配線につなぐ
内照式・突き出し・LED文字
電気工事士の工事。屋外に付ける金属の外箱の100Vの看板の回路には、原則として漏電遮断器を付ける
ネオン管
高い電圧
資格を持つ業者が工事する。2kVA以上のネオン管灯設備は、所轄の消防署への届出も要る(大阪市の屋外広告物の許可の資料)
道路の上に突き出す 道路占用許可(大阪市は申請手数料1,100円と毎年の占用料)
7㎡を超える
自分の店以外の広告
屋外広告物の許可(大阪市は5㎡までごとに950円)。照明の概要も申請書に書き、点滅・回転しないのが基準
高さ4mを超える
自立看板・広告塔
建築基準法の工作物の確認が要る場合がある

※電気工事士法、日本電機工業会の資料(電気設備の技術基準の解釈 第36条の要旨)、大阪市「屋外広告物許可の基準」「屋外広告物のしおり」(令和4年9月)、大阪市「屋外広告物申請 Q&A」「突出看板道路占用 Q&A」、大阪市「屋外広告物のルール、守っていますか?」(令和8年7月)から。大阪市以外の市町村は、それぞれの条例で基準と手数料が違います。

作業着の電気工事士が、店の正面の壁に付けた横長の内照式看板の下で、配線をつないで点灯を確かめている様子
壁の配線から電気を引く看板は、電気工事士が工事します(画像はイメージ)

CUVICの料金の例では、丸φ900の光る袖看板に電飾用の印刷シートを貼って、製作115,500円〜と施工66,000円〜で、合計181,500円〜です。ここに電気工事費や作業車の費用が、現場の条件に応じて加わります。電源のない場所に付けるなら、建物の分電盤から配線を引く工事も必要になるので、現地調査で電源の位置を確かめてから見積もりを取ります。

電飾看板は自作できる?面だけ替える方法

電飾看板を丸ごと自作するのは、おすすめしません。100Vの配線を壁や器具につなぐ作業は電気工事士の仕事です。法令で電気工事に当たらない軽い作業(差込みプラグなどの接続器にコードをつなぐ作業など)もありますが、屋外で雨にあたる看板は漏電のおそれがあるので、器具は屋外用の製品を使うのが安全です。

手軽なのは、表示の面だけを替える方法です。サインシティでは、電飾スタンドの面板が5,940円〜、光る突き出し看板の面板が5,390円〜で買えます(税込)。表示のデザインや電飾用シートへの印刷も含めて頼みたいときは、看板デザイン制作からご相談いただけます。

店の前で、電飾スタンド看板の前の面板を外し、新しく印刷した面板に差し替えている手元の様子
面板や表示だけを替えれば、本体を買い直さずに表示を変えられます(画像はイメージ)

電飾看板を頼む前に決めておくこと

電飾看板を頼む前に、次のことを決めておくと、見積もりが早く正確になります。

  • 置く・壁に付ける・突き出す・立てる、のどれにするか
  • 付けたい場所の写真と寸法(幅・高さと、地面からの高さ)
  • 近くのコンセント・配線の場所と、点ける時間(タイマーを付けるか)
  • 入れたい店名・ロゴのデータ(あれば)と、昼と夜のどちらでよく見られるか
  • 今ある看板を使うか(面だけ替える・中をLEDに替える・新しく作る)
  • 賃貸なら、看板を付けてよい場所と、電気の配線をしてよいか(貸主・管理会社に確認)
  1. 写真と寸法を送る付けたい場所の写真と寸法、作りたい看板のイメージを伝えて、おおよその金額をつかみます。
  2. 現地調査壁の下地、電源の位置と容量、取り付ける高さ、許可の要否を確かめます。
  3. デザインと見積もり昼と夜の見え方を考えた表示のデザインと、本体・取り付け・電気工事を分けた見積書を出してもらいます。
  4. 製作と許可の申請工場で箱と面を作り、許可の要る看板は申請をします。道路占用の許可は約1か月かかります。
  5. 取り付けと点灯の確認電気工事士が配線をつなぎ、夜の明るさとタイマーの時刻を確かめて引き渡しです。

電飾看板についてよくある質問

電飾看板の読み方は?英語では何と言いますか?

「でんしょくかんばん」と読みます。内照式看板は「ないしょうしきかんばん」です。英語では illuminated sign、中から光る箱型のものは light box sign などと呼ばれます。

電飾看板の勘定科目と耐用年数は?

税金の計算の耐用年数は、器具及び備品の「看板」として3年です。1つの値段が10万円未満ならその年の経費にでき、20万円未満なら3年で均等に経費にする方法もあります。青色申告の中小企業者等は、2026年4月1日以後に取得した40万円未満のものを、1年の合計300万円まで、その年の経費にできる特例があります。どれに当たるかは税理士に確かめてください。

電飾看板を夜通し点けっぱなしにしても大丈夫ですか?

点けっぱなしにしても、すぐに壊れるわけではありませんが、点ける時間が長いほどLEDも電源も早く寿命に近づきます。LEDの4万時間は、1日12時間なら約9年、24時間なら約4年半です。閉店後に消すタイマーを付けると、電気代と寿命の両方に効きます。

中古の電飾看板を買っても大丈夫ですか?

箱が傷んでいなければ、面板や表示だけを替えて使えます。ただ、蛍光灯の看板は替えのランプが手に入りにくくなるので、LEDに替える費用も見込んでおきます。電源は中の部品が古くなっていることがあり、点かない・ちらつく場合は交換が必要です。

内照式と外照式は、どちらがいいですか?

看板の面全体を光らせて遠くから読ませたいなら内照式、木や金属など素材の質感を見せたい看板や、今ある看板に後から光を足したいなら、ライトで外から照らす外照式が向きます。照らし方の選び方は、看板照明の記事にまとめています。

電飾看板が点かない・ちらつくときは、どうすればいいですか?

まず、コンセントやブレーカー、タイマーの時刻を確かめます。それでも直らず、ちらつく・一部だけ点かないときは、電源やLEDの故障が考えられます。箱を開けて配線にさわる修理は電気工事士の作業なので、看板会社に相談してください。

電飾看板・内照式のLED看板は、CUVIC大阪にご相談ください

壁面の内照式看板、光る突き出し看板、電飾の自立看板、蛍光灯の看板のLED化まで、デザイン・製作・電気工事・取り付け・許可の申請をまとめてご相談いただけます。お見積もりは無料です。付けたい場所の写真と寸法を添えて、お気軽にご相談ください。

0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)

参考資料

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