店舗看板は、付ける場所で大きく10種類に分かれます。店の正面の壁面看板、道に突き出す突き出し看板、入口の前に置くスタンド看板、のぼり、窓に貼るウィンドウサインなどです。どれを選ぶかは、まず店の場所で決まります。路面の店は正面の店名と入口の前のスタンド看板、ビルの2階より上の店は突き出し看板と窓、ロードサイドの店は車から見える自立看板が先です。
置く・下げるだけの看板(スタンド看板・のぼり・店頭幕)は、既製品を買えば届いた日から使え、3つそろえても約2万円からです(サインシティ、税込)。壁や高い所に付ける看板、光る看板、道路の上に出す看板は、店に合わせて作って取り付けます。店名の看板まで付けると約11万円から、2階の店で光る突き出し看板まで付けると約22万円からが目安です。なお、大阪市では歩道に置き看板やのぼりを出すことは条例や道路法に違反するとされています。置く看板は店の敷地の中に置きます。
| 店の場所 | まずそろえる看板 |
|---|---|
| 路面・1階の店 | 正面の壁面看板で店名、入口の前にスタンド看板、軒先にのれん・店頭幕かテント。まずは既製品のスタンド看板とのぼりだけでも始められる |
| ビル2階以上の店 | 通りから見えるのは突き出し看板と窓(ウィンドウサイン)。1階の入口にスタンド看板を置いて、階段やエレベーターへ案内する |
| 地下の店 | 地上に見えるのは入口だけ。1階の入口の電飾スタンドか突き出し看板で知らせ、階段の入口に店名とメニューを出す |
| ロードサイドの店 | 車から見えるのは数秒。自立看板(ポール看板)を敷地の入口に立て、建物には遠くから読める大きな店名を付ける |
| 商業施設・駅ビル | 看板の位置・大きさ・光り方を館の決まりで指定されることが多い。出店の手引きを先にもらい、それに合わせて作る |
| 事務所・クリニック 住宅街・ビルの中 |
派手さより見つけやすさ。切り文字やプレートで名前を出し、入口に診療時間・営業時間を出す |
※店の場所ごとの組み合わせの例です。費用の目安は「店の場所ごとの看板一式の目安」の図、くわしい値段は看板の値段の記事で取り上げています。
店舗看板の種類10:店の正面図で見る
1つの建物に付く看板を並べると、10種類ほどになります。全部をそろえる必要はなく、店の場所と、お客さんがどこから歩いて(走って)くるかで、要るものを選びます。種類ごとの役割と、既製品を買えるか、作る看板かは次のとおりです。
| 種類 | 役割と、買えるか作るか |
|---|---|
| 壁面看板・ ファサード看板 |
建物の正面で店名を見せる。作る(取り付けまでCUVICで36,300円〜。正面いっぱいの看板+照明3灯で154,000円〜) |
| 突き出し看板 袖看板 |
通りを歩く人の正面に出る。2階より上の店の主役。買える(本体13,200円〜)・作る(光るφ900を取り付けまで181,500円〜) |
| テント看板 オーニング |
日よけと看板をかねる。作る(店の間口に合わせる) |
| ウィンドウ サイン |
窓ガラスに文字やシートを貼る。2階の店は窓が看板になる。作る(ガラスの内側2か所で115,500円〜) |
| のれん・ 店頭幕 |
入口や軒先に下げる布。買える(規格品の店頭幕10,560円)・作る(店の幅に合わせる) |
| スタンド看板 | 入口の前に置く。A型・電飾・黒板。買える(A型7,920円〜、電飾49,500円〜) |
| のぼり | 「営業中」「ランチ」など今の情報を出す。買える(既製990円、オリジナル1,562円〜) |
| 切り文字・ チャンネル文字 |
文字だけを立体で壁に付ける。作る(カルプ69,300円〜、ステンレス107,800円〜) |
| 自立看板 ポール看板 |
敷地に柱を立て、車から見せる。作る(両面の野立て看板で451,000円〜) |
| 屋上看板 | ビルの屋上に立て、遠くの人や電車から見せる。作る(構造の計算と申請も) |
※2026年10月時点。「買える」の金額はサインシティの本体の表示価格(税込、2026年10月24日に確認)、「作る」の金額はCUVIC「看板工事の料金の目安」の例で製作費+施工費(税の表記なし。デザイン費・諸経費・作業車・電気工事は含まない)。
店舗以外も含めた看板の種類の一覧は看板の種類のページ、種類ごとの値段のくわしい内訳は看板の値段・費用の相場の記事で見られます。
3つの役割で選ぶ:気づかせる・何の店か伝える・入ってもらう
お客さんは、店に入るまでに3つの場面を通ります。遠くで店に気づく、近づいて何の店かわかる、入口の前で入るかを決める、の3つです。看板はこの場面ごとに役割が違うので、1枚にすべてを書き込むより、場面ごとに分けて置くほうが伝わります。抜けている場面があれば、そこを埋める看板から足します。
遠くから気づかせる看板:突き出し看板・自立看板・屋上看板
壁に平らに付けた看板は、店の正面に来ないと読めません。通りを歩いてくる人の正面に向くのが突き出し看板(袖看板)で、2階より上の店や間口の狭い店の主役になります。両面に店名を入れれば、どちらから来る人にも見えます。道路の上に出す場合は道路占用の許可が要り、大阪市の基本の基準では出幅1.0m以内、下端は歩道上で2.5m以上です(袖看板の費用と許可)。
車で来るお客さんが多い店は、敷地の入口に自立看板(ポール看板)を立てます。ビルの屋上看板は、遠くの人や電車の窓から見せるもので、構造の計算や申請も関わる大きな工事になります。
何の店か伝える看板:壁面看板・ファサード看板・テント・切り文字
店の前まで来た人に、店名と「何の店か」を伝えるのが正面の看板です。壁に板の看板を付ける壁面看板、正面の上部いっぱいを使うファサード看板、日よけをかねるテント看板、文字だけを立体で付ける切り文字があります。店名だけでなく「カフェ」「美容室」「整骨院」のように業種がわかる言葉を入れると、初めての人にも伝わります。壁面看板の費用と取り付けの注意は壁面看板の費用相場の記事で取り上げました。
正面の看板は建物の幅と壁の材料に合わせて作るので、既製品より、作って取り付ける看板が中心です。夜も営業するなら、看板の中を光らせるか、上からライトで照らすかも、ここで決めます。
入ってもらう看板:スタンド看板・のぼり・のれん・窓
入口の前で入るかを決めるとき、お客さんが見ているのはメニュー・値段・営業時間です。スタンド看板には店名より「今日のランチ 980円」「カット 4,400円」のような中身を出します。毎日書き替えるなら黒板、ポスターを季節で替えるならポスターを差し替える型、夜に見せるなら電飾スタンドが合います。
のぼりは「営業中」「テイクアウト」など、今伝えたいことを1つだけ出すものです。のれんや店頭幕は、入口の目印と日よけをかねます。2階より上の店は、窓に店名と「2F」を大きく貼ると、窓がそのまま看板になります。のぼりのサイズと立て方はのぼり旗のサイズとポールの選び方、幕は日除け幕・布の看板の選び方で取り上げています。
店の場所ごとの組み合わせ:路面・2階・地下・ロードサイド・商業施設
同じ業種でも、店の場所で要る看板は変わります。よくある6つの場所で、組み合わせの例をイメージにしました。
※画像はイメージです(店名はすべて架空)。
ビル2階以上・地下の店:入口までの道を看板でつなぐ
2階より上の店や地下の店は、通りを歩く人から店の入口が見えません。看板の役目は、通りから「ここに店がある」と気づかせ、建物の入口から店の扉まで迷わせないことです。2階の店なら、突き出し看板と窓の文字で通りに知らせ、1階の階段の入口にスタンド看板を置いて「この上 2F」と案内します。地下の店は、1階の入口が看板を出せるほぼ唯一の場所なので、夜にも目立つ電飾スタンドや突き出し看板を使います。
スタンド看板を置くのは、店やビルの敷地の中です。階段や通路は避難に使う場所なので、看板を置いて狭くしてはいけません。消防法でも、建物の管理について権原を持つ人(所有者や管理者など)は、廊下・階段・避難口に避難の支障になる物が置かれないよう管理することになっています(第8条の2の4)。ビルの入口に置けるかは、建物の管理者に確かめます。
ロードサイドの店:車から読める大きさと文字数に絞る
車で走る人が看板を見ていられる時間は、長くありません。時速40kmで走る車は1秒に約11m進むので、50m手前で看板に気づいても、店の前まで約4.5秒です(こちらの計算)。その間に読めるのは、店名・何の店か・駐車場があるか、の3つほどです。敷地の入口に自立看板を立て、建物にも遠くから読める大きさの店名を付けます。50m先から読ませるなら、文字の高さは200mmほどが目安になります(下の文字の高さの表の比率からの計算)。
商業施設・駅ビルのテナント:館の決まりを先に確かめる
ショッピングモールや駅ビルでは、看板の位置・大きさ・光り方・点ける時間が、施設の出店の手引きや館の決まりで指定されていることが多くあります。工事の業者を施設が指定する場合もあります。デザインを考える前に手引きをもらい、決まりの範囲で店名を見せます。施設の指定の業者が取り付ける場合でも、看板の製作だけを看板会社に頼むことはできます。
買う看板と作る看板の分け方
既製品で足りるか、作って取り付けるかの分かれ目は、4つです。壁や高い所に固定するか、電気の配線が要るか、道路の上に出すか、建物の大きさに合わせる必要があるか。どれにも当たらない看板は、既製品を買えば届いたその日から使えます。
| 分け方 | 看板と値段の例 |
|---|---|
| 買って置くだけ サインシティ |
スタンド看板(A型・両面W450×H600 7,920円、ポスターを替えるグリップA A1片面 15,070円〜)、黒板(5,060円〜)、電飾スタンド(コンセントに差すA型 49,500円〜)、のぼり(990円〜)、店頭幕(規格品10,560円) |
| 買って付ける 小さな看板 |
アルミ複合板のプレート(7,480円〜)、光らない突き出し看板(帆布 13,200円〜)。低い所の壁のプレートなら自分でも付けられる。道路の上に出す突き出し看板は道路占用の許可が要る |
| 作って付ける CUVIC大阪 |
壁面・ファサード看板、光る突き出し看板、テント、ウィンドウサイン、切り文字、自立看板、屋上看板。壁の大きさに合わせて作り、高い所や電気の工事が入る |
※サインシティの価格は2026年10月24日に確認した本体の表示価格(税込、送料は商品ページで確認)。グリップAは2026年10月21日時点のサインシティの記事の価格。光る突き出し看板は本体37,290円〜ですが、電気の配線は電気工事士の工事です。

既製品のスタンド看板でも、表示の面は自分の店のデザインにできます。ポスターを差し替える型なら印刷したポスターを入れるだけで(屋外に出すなら、ポスターは防水のものに)、サインシティではデザインからの依頼も受けています(店名・ロゴの配置のみなら5,000円、税抜。デザイン料だけで、表示面の製作と送料は別)。反対に、作る看板も「製作だけ」を頼めます。プレートやのれんのように付けるのが簡単なものは、作って届けてもらい、自分で付ける方法もあります。
置くだけの看板は、グループの通販サインシティで買えます
費用の目安:店の場所ごとの看板一式
図は、店の場所ごとによくある組み合わせを、公開されている価格で足したものです。中身は次のとおりです。
| 組み合わせ | 中身と金額 |
|---|---|
| 置く・下げるだけ 路面・1階 |
A型スタンド看板 7,920円+のぼり「営業中」990円+規格品の店頭幕 10,560円=19,470円(サインシティ、税込・送料別) |
| 店名の看板も付ける 路面・1階 |
CUVICの開業プラン「ライト」8万円(税別):プレート看板1820×910・カッティング文字・電飾スタンド・デザイン。これに取り付け33,000円〜 |
| 光る突き出し看板まで ビル2階以上 |
「スタンダード」15万円(税別):アルミ枠付き看板・カッティング文字・電飾スタンド・光る突き出し看板(450角)・アームライト2灯・デザイン。取り付けと、高い所なら高所作業車33,000〜66,000円、電気工事 |
| 1階の入口で知らせる 地下の店 |
コンセント式の電飾スタンド 49,500円〜+階段の入口のアルミ複合板プレート 7,480円〜=56,980円〜(本体、税込) |
| 車から見せる ロードサイド |
野立て看板 両面 W2700×H2800・支柱3本 451,000円〜(CUVICの料金の目安、製作+取り付け)。基礎・申請は見積もりで |
※2026年10月時点。開業プランはCUVIC「選べる3つのプラン」(税別。取り付け工事費・副資材・諸経費は別、デザインは2万円程度を含む)。「プレミアム」25万円(税別)は、LED内照式の看板2400×900・光る突き出し看板(φ600)などの組み合わせです。
実際の費用は、看板の大きさ、取り付ける高さ、照明の有無、壁の材料で変わります。CUVICの施工事例の価格帯や見積もりの費目は、看板の値段・費用の相場の記事でくわしく取り上げました。
費用を抑える順番
- 置くだけの看板から始める:A型のスタンド看板とのぼりなら8,910円(7,920円+990円、税込・送料別)。店名の看板は、開店後に客層が見えてから作る方法もあります。
- 居抜きなら表示の面だけ替える:前の店の看板の枠や突き出し看板の本体が使えれば、面の張り替えで済み、新しく作るより安くなります。
- 高い所の工事は同じ日に済ませる:正面の看板と突き出し看板を同じ日に付ければ、高所作業車や申請の手間が1回で済みます。
- 光らせる看板を絞る:夜に見せたい看板だけを光らせ、ほかはライトで照らすか光らない看板にします。
- 補助金の締切を見て頼む:小規模事業者持続化補助金は、交付が決まる前に発注したものは対象外です(下のよくある質問)。
デザインの決め方:文字の大きさと色をそろえる
看板の文字は、読ませたい距離から大きさを決めます。国土交通省のガイドラインの目安では、10m先から読ませるなら和文の文字の高さは40mm以上、30m先なら120mm以上です。店の看板は、これを最低限として、遠くから見せる看板ほど大きくします。
| 見る距離 | 文字の高さの目安 |
|---|---|
| 30m | 120mm以上 |
| 20m | 80mm以上 |
| 10m | 40mm以上 |
| 4〜5m | 20mm以上 |
※国土交通省「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン(旅客施設編)」(令和7年9月)の和文の目安。駅などの案内サインの最低限の目安で、店の看板の決まりではありません。遠くから見せる看板や車から見せる看板は、これより大きくします。
色は、文字と地の明るさの差をはっきりつけると、遠くからでも読めます。そして、店の看板すべてで色と書体をそろえます。正面の看板、のれん、のぼり、スタンド看板の色がばらばらだと、同じ店の看板に見えません。レイアウトと配色の決め方は看板デザインの作り方、書体は看板のフォントの記事で取り上げています。
デザインは、看板会社にまかせることもできます。CUVICのデザイン料は、ロゴや写真を支給した場合で5,500円から(簡単なレイアウトの場合。スタンド看板・壁面看板向けは8,800円から)。AIで作ったイメージ画像も、高解像度にしたり文字をフォントで打ち直したりして、できる限り看板に使えるデータに起こします(作り直す内容で見積もり)。使えるか迷ったら、まず一度送ってください。
店舗看板の決まり:許可・歩道・窓・テナント
| 決まり | 内容 |
|---|---|
| 屋外広告物の許可 大阪市 |
自分の店の看板は、1つあたり7㎡以下なら許可は要らない(看板の数は足さない。両面に表示する看板は表と裏を足す)。7㎡を超えると許可が要り、手数料は5㎡ごとに950円。窓ガラスの内側に貼るものは許可の対象外。禁止地域では7㎡以下でも許可が要る |
| 重点届出区域 御堂筋など7地区 |
御堂筋・堺筋・四つ橋筋・なにわ筋・土佐堀通・国道2号・中之島の通りに面した敷地(中之島は地区全体)で通りから見える看板は、7㎡以下の看板や窓の内側に貼るものも景観の届出が要る |
| 置き看板・のぼり 歩道に出さない |
大阪市は、歩道を含む道路に置き看板やのぼり旗を置くことは条例や道路法などに違反するとしている。店の敷地の中に置く |
| 突き出し看板 道路占用 |
道路の上に出すなら道路占用の許可。大阪市の基本の基準は出幅1.0m以内、下端は歩道上2.5m以上・車道上4.5m以上。申請手数料1,100円と毎年の占用料 |
| 窓に貼るとき 消防・建築 |
3階以上の消防隊が入るための窓(赤い逆三角の印など)はふさがない。窓をシートで覆うと、無窓階と判定されて消防の設備が増えることがある |
| のれん・幕 防炎 |
飲食店・物販店は防炎の対象の建物。下げ丈がおおむね1m以上ののれんや装飾幕をカーテン類として扱う消防局もある(店の外ののれんは対象外とする例も)。所轄の消防署で確かめる |
| 防火地域・ 高い看板 |
防火地域では、屋上の看板と高さ3mを超える看板は主な部分を不燃材料で造るか覆う。高さ4mを超える看板は工作物の確認申請が要ることがある |
| テナントの店 | 看板の位置・大きさ・工事の業者・退去のときの撤去を、契約や館の決まりで確かめる。付ける前に貸主の承諾を書面でもらう |
※大阪市「屋外広告物の許可について」「屋外広告物のしおり」「屋外広告物申請 Q&A」「突出看板道路占用 Q&A」「大阪市景観計画」、道路法第32条・第102条、建築基準法第64条・第88条、建築基準法施行令第126条の6・第126条の7、消防法第8条の2の4・第8条の3、消防法施行令第4条の3などから。大阪市以外は、店のある市区町村の窓口で確かめてください。
いちばん多い思い違いは、置き看板です。大阪市は「道路(歩道を含む)上に、置き看板やパンフレットラック・のぼり旗等の屋外広告物を設置することは、大阪市屋外広告物条例や道路法等の関係法令に違反することとなります」としています。道路法では、許可なく道路を使う(占用する)と、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象です。少しだけ、営業中だけ、という出し方も同じです。
自分の店の看板は、大阪市では1つあたり7㎡以下なら許可は要りません。数えるのは看板1つごとで、両面に表示する看板は表と裏の面積を足します。また、御堂筋など重点届出区域の通りに面した敷地(中之島は地区全体)で通りから見える看板は、7㎡以下の看板や窓の内側に貼るものでも景観の届出が要ります。大阪市以外の市では、許可の要らない大きさや数え方が違うので、店のある市で確かめます。
テナント・居抜きで付けるとき
借りている店に看板を付けるときは、貸主の承諾を書面でもらい、看板の位置・大きさ・工事の業者・退去のときに撤去するかを契約で確かめます。居抜きで前の店の突き出し看板を引き継ぐ場合、大阪市では看板を取り替えるだけでも道路占用の変更の申請が要り、撤去するときは変更の申請をしてから工事をして、撤去後に返還の届けを出します。納めた占用料は返ってきません。看板の持ち主が変わるときは、承継の許可の申請も出します。
頼み方:製作だけ・取り付けまで・デザインから
| 頼み方 | 向く看板と中身 |
|---|---|
| 製作だけ 自分で付ける・ 地元の業者で付ける |
データか写真を送って、看板を作って届ける。プレート・のれん・ウィンドウシートなど、付けるのが簡単なものに向く。デザインもまかせられる |
| 取り付けまで 全国 |
現地を見て、製作から取り付け・電気工事まで。高い所・壁の下地・道路の上・配線が関わる看板はこちら。CUVIC大阪は全国で取り付けに対応 |
| デザインから | 店名とロゴ、雰囲気の写真を送れば、看板のデザインから作る。のれん・のぼり・スタンド看板まで色と書体をそろえて作れる |
※デザイン料の目安は、CUVIC 5,500円〜(ロゴや写真を支給した簡単なレイアウト。スタンド看板・壁面看板向けは8,800円〜)、サインシティ 5,000円(店名・ロゴの配置のみ)〜(税抜)。CUVICの目安では、取り付けまでの日数は、イラストレーターの完全データがあれば実働7〜10日ほど、デザインからなら実働14日〜です(看板の種類による)。
- 建物と場所の写真を送る建物の正面全体、入口、少し離れた所から見た写真と、付けたい場所のおおよその寸法を送ります。テナントなら看板の決まりもいっしょに。
- 組み合わせと見積もり店の場所と予算から、どの看板を作り、どれを既製品にするかを決めます。高い所や照明の工事は、現地を見てから正式な見積もりになります。
- デザインの確認建物の写真にデザインを合成して、大きさと色を確かめます。のれんやのぼりも、同じ色と書体でそろえます。
- 許可・届出7㎡を超える看板、道路の上に出す突き出し看板、重点届出区域の看板は、申請や届出をしてから取り付けます。
- 製作と取り付け看板を作り、取り付けて完成です。既製品のスタンド看板やのぼりは、届いたその日から使えます。

相談のときに次のものがあると、組み合わせと見積もりが早く決まります。
- 建物の写真(正面全体・入口・道の向かいから少し離れて)
- 付けたい場所のおおよその寸法(壁の幅と高さ、窓の大きさ)
- 店名とロゴのデータ(なければ画像や名刺の写真、AIで作った画像でも)
- 開店日と予算、夜も営業するか(照明が要るか)
- テナントなら、貸主の承諾と看板の決まり(位置・大きさ・業者)
- 居抜きなら、今ある看板の写真(表示だけ替えられるか見るため)
店舗看板についてよくある質問
開店の何日前までに看板を頼めばいいですか?
取り付けまで頼む看板は、開店の1か月前には相談を始めると、許可の申請やデザインの直しにも間に合います。CUVICの目安では、イラストレーターの完全データがあれば実働7〜10日ほど、デザインからなら実働14日〜で取り付けまで進みます(看板の種類による)。7㎡を超える看板や道路の上に出す突き出し看板は、許可の申請の期間も加わります。既製品のスタンド看板やのぼりは、サインシティでは最短当日発送の商品もあります。
スタンド看板を歩道に出してもいいですか?
出せません。大阪市は、歩道を含む道路に置き看板やのぼり旗を置くことは、屋外広告物条例や道路法などに違反するとしています。店の敷地の中に置き、敷地の境がわからないときは道路の管理者(大阪市なら各区の工営所など)に確かめます。
看板を自分で取り付けてもいいですか?
スタンド看板やのぼりは置くだけ、低い所のプレートやのれんなら自分でも付けられます。2階より上の看板、壁に穴をあけて重い看板を付けるもの、照明の配線が要るもの、道路の上に出す突き出し看板は、落ちたときに人にけがをさせるおそれがあり、許可や電気工事も関わるので、看板会社に頼みます。
居抜きの店で、前の店の看板を使えますか?
枠や照明、突き出し看板の本体がまだ使えるなら、表示の面だけを替える方法があります。新しく作るより費用を抑えられます。大阪市の屋外広告物の許可では、構造・位置・大きさを変えずに表示の内容だけを替えるなら手続きは要らず、継続の申請のときに内容を直せば足ります。ただし、道路の上に出ている突き出し看板を新しい看板に取り替えるなら道路占用の変更の申請が要り、御堂筋など重点届出区域では表示を替えるだけでも景観の届出の対象です。取り付け部分のさびや照明の傷みは、替える前に確かめます。
店舗看板は経費にできますか?補助金は使えますか?
看板は一般に「器具及び備品」の「看板、ネオンサイン、気球」で耐用年数3年です(柱を立てる自立看板などは、構築物として別の年数になることがあります)。青色申告をしている中小企業や個人事業主(従業員数などの要件あり)は、2026年4月1日から2029年3月31日までに取得した10万円以上40万円未満のものを、年300万円まで一度に経費にできる特例があります(2026年3月31日までの取得は30万円未満)。小規模事業者持続化補助金では、販促のための看板の作成・設置が広報費の例に入っていて、第20回の申請の締切は2026年12月15日17時(予定)、その前に商工会議所・商工会で受ける事業支援計画書(様式4)の発行の受付は12月4日までです。交付が決まる前に発注したものは対象外なので、使うなら先に申請します。くわしくは税理士や商工会議所に確かめてください。
どの看板からそろえればいいですか?
店の場所で決まります。路面の店は入口の前のスタンド看板と正面の店名、2階以上の店は突き出し看板と窓、地下の店は1階の入口、ロードサイドの店は敷地の入口の自立看板が先です。予算が限られるなら、置くだけのスタンド看板とのぼりから始め、店名の看板をあとで作る順でもかまいません。
店舗看板は、製作だけでも、取り付けまででも、デザインからでも
CUVIC大阪は、店舗のすべての看板を、製作だけのご依頼から全国での取り付けまでお受けしています。デザインからのご相談も大歓迎です。建物の写真と店名・ロゴ(AIで作った画像でもかまいません)を送っていただければ、店の場所と予算に合わせた看板の組み合わせと見積もりをお出しします。お見積もりは無料です。置くだけのスタンド看板やのぼりは、グループの通販サインシティでそのまま買えます。
0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)
- CUVIC「看板工事の料金の目安について」
- CUVIC「選べる3つのプラン」(開業プラン)
- CUVIC「店舗やオフィスの看板デザイン」
- CUVIC大阪「突き出し看板の販売・製作・施工お任せください!」
- CUVIC大阪「店頭幕 製作・オーダー|デザインから施工まで一貫対応」
- CUVIC大阪「看板の外注は全てお任せ!」
- CUVIC大阪「看板の種類をまとめて解説!」
- サインシティ「スタンド看板・立て看板・A型看板の通販」
- サインシティ「電飾スタンド看板」
- サインシティ「袖看板・突出し看板の商品一覧」
- サインシティ「既製デザインのぼり旗」
- サインシティ「デザインから依頼をされたい方」
- サインシティ「A型看板・スタンド看板の通販|置くだけの看板の選び方」(2026年10月21日)
- 大阪市「屋外広告物の許可について」
- 大阪市「屋外広告物申請 Q&A」(PDF)
- 大阪市「突出看板道路占用 Q&A」(PDF)
- 大阪市「大阪市景観計画」概要版(PDF)
- e-Gov法令検索「道路法」(第32条・第102条)
- e-Gov法令検索「建築基準法」(第64条・第88条)
- e-Gov法令検索「建築基準法施行令」(第126条の6・第126条の7)
- e-Gov法令検索「消防法」(第8条の2の4・第8条の3)
- e-Gov法令検索「消防法施行令」(第4条の3)
- 東京消防庁「防炎対象物品」
- 尼崎市消防局「建物関係者の皆様、知らない間に、消防法令違反になっていませんか?」(窓にフィルムなどを貼り付ける場合、PDF)
- 国土交通省「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン(旅客施設編)」2.誘導案内設備に関するガイドライン(令和7年9月、p.99、PDF)
- 国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」(PDF)
- 国税庁「令和8年度 法人税関係法令の改正の概要」(PDF)
- 商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金<一般型>
- 小規模事業者持続化補助金(一般型)商工会地区 公式サイト
- 国税庁 タックスアンサー No.2100「減価償却のあらまし」
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